住民票の「本籍地」の記載方法と、「省略」の意味!【記載時の注意点】

住民票の「本籍地」の記載方法と、「省略」の意味!【記載時の注意点】

こんにちは。
元市民課職員のアキラです。

 

住民票には「本籍」を載せることが出来ます。

 

このページでは、そんな本籍について

 

  • 記載して発行する方法
  • 記載する時の注意点
  • 「省略」と書かれた場合の意味

 

の3つを説明します。

 

 

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住民票に本籍を記載する方法!

住民票に本籍を記載するのは、実はとてもカンタンです。

 

なぜなら、住民票を取得する時の「交付請求書」において、【本籍地の記載】にチェックを入れるだけだからです。

 

交付請求書のフォーマットは、各自治体によって異なりますが、必ずチェック欄が設けられています。

 

 

 

「本籍」が必要であれば、本籍にチェックを入れればOKです。

 

コンビニで取得する場合でも「本籍の記載有無」を選べますので、『有』にすればOK。

 


引用:https://www.lg-waps.go.jp/01-01.html

 

 

すると…

 

下の画像では塗りつぶしていますが、Kのところに本籍が記載されます。

 

 

 

同じように、「世帯主との続柄」や「マイナンバー」についても、記載の有無を選べます。

 

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なお「本籍」については、以下も参考にしてみて下さい。

 

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本籍を記載する時の3つの注意点!

続いては、本籍を載せるときに気をつけたい3つの注意点を説明します。

 

 

本籍には必ず「筆頭者」がセットで記載される!

問題となることは少ないと思いますが、一応説明しておきます。

 

住民票に「本籍」を載せると、必ず「筆頭者」がセットで記載されることになります。

 

筆頭者とは、「その人が入っている戸籍」の主のようなもの。

 

一般的に、筆頭者は

 

  • 結婚していない方

    ⇒父親

  • 結婚している方

    ⇒夫

 

であるケースがほとんどです。

 

『筆頭者が記載されるのはマズイ』というケースはあまり無いと思いますが、認識は持っておきましょう。

 

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>>戸籍謄本の筆頭者が5秒で分かる超カンタンな調べ方を紹介!

 

 

 

全員分の本籍が載ってしまう!

何も考えずにパパッと住民票を取ると、住民登録を一緒にしている同居人全員の情報が載ることになります。

 

すると必然的に、全員の本籍が載ってしまうことに。

 

通常は問題ないと思いますが、たとえば「同棲」などの場合、住民票は同じでも戸籍は違うため、それぞれ違う本籍地となっています。

 

もしも『全員分の本籍が表示されるのはイヤ』という場合は、住民票取得時に「世帯一部」にして、必要な人の分だけ請求しましょう。

 

もしくは「出力様式」を【個人票】にすれば、一枚ずつバラバラに出力してもらえます。

 

大阪市のフォーマットを例に出すと、

 

  • @で「世帯一部」を選ぶ
  • Bで「個人票」を選ぶ

 

のどちらかで請求しましょう。

 

 

 

ちなみに、個人票で出力すると以下の様に出力されます。

 

 

 

 

郵送で請求する場合は忘れずに!

住民票は「郵送」でも請求することが出来ます。

 

その際は、各自治体のホームページで請求書をダウンロードすれば良いのですが、プリンターが家に無い家庭もありますので、手書きで請求内容を書いても良いことになっています。

 

ただしその際に、『本籍の記載が必要である』ということは、必ず明記しておきましょう。

 

※明記しなかった場合は、『省略』表示になります

 

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住民票の4つの取り方と必要なもの!どこで取ると得か?【土日も可能】

 

 

 

本籍が「省略」と書かれた場合の意味!

住民票を取得した際に、本籍欄に『省略』や『謄写省略』と書かれていることがあると思います。

 

本籍の省略された画像

画像引用:Yahoo知恵袋

 

 

これは「住民票の請求書」において、『本籍の記載』にチェックを入れなかった場合に「省略」表示となります。

 

 

 

たまに『住所と本籍が一緒だから、省略されているのかな?』と勘違いされている方がいらっしゃいますが、そうではありませんのでご注意下さい。

 

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まとめ!

住民票の「本籍地」記載と、「省略」の意味について説明しました。

 

最後にカンタンにまとめておきます。

 

  • 住民票の請求書の「本籍地」にチェックを入れれば、本籍が載る
  • 「本籍」を載せると、必ず「筆頭者」も一緒に載ることになる
  • 諸事情で全員の本籍を載せたくない場合は、「世帯一部」での出力、もしくは「個人票」での出力にする
  • 請求時に「本籍地」にチェックを入れなかった場合は、「省略」という表示になる

 

 

住民票の取り方は4種類ありますが、発行手数料が若干変わります。

>>住民票の4つの取り方と必要なもの!どこで取ると得か?【土日も可能】

 

 

もしも「マイナンバーカード」をお持ちであれば、コンビニでパパッと取得することが出来ます。

 

 

また「取りに行く時間がない!」という場合は、カンタンに「代理人に頼む」ことも出来ますよ。

>>住民票は本人以外でも取れる!【家族・知人による代理取得と委任状】

 

 

なお住所が変わった際の「住民票の移動」は住民基本台帳法によって定められているため、移動していない場合は最悪なケースとして罰金を課される可能性もありますので注意しましょう。

 

 

 

あとは余談ですが、「原本」や「写し」という概念が分からない方もいらっしゃると思いますので、そのあたりもまとめています。

>>住民票の「原本・写し・コピー」の3つの違いを分かりやすく解説します

 

 

 

 

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