ゴキブリへの「アルコール」が効果絶大だったので報告する!【驚愕のパワー】
「ゴキブリがキモイ!」とご指摘があったため、「ゴキブリの画像」はすべてモザイク処理しております。
苦手な方もご安心してお読み下さい。
こんにちは。
山奥の実家で20年、都心に引越してきてからも10年近くゴキブリと戦ってきたアキラです。
皆さん、「ゴキブリにアルコールスプレーを掛けると駆除できる」という噂を聞いたことはありますでしょうか?
ネットには「効きます」という声はあるものの、「本当にいざという時に効くのか?」と疑問が。
そのため、実際に試してみたところ想像以上にスゴイ効き目があったため、ご報告します!
- ゴキブリにアルコールを吹きかけた結果…!
- 使って分かった「メリット4つ」と「デメリット4つ」!
- ゴキブリにアルコールが効く理由と、即死しない理由!
- アルコールも使えるが、毒餌を置くことをオススメする!
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ゴキブリにアルコールを掛けてみた…!
「あーだこーだ」前置きをせずに、まずは結論からお伝えしていきましょう。
今回使ったアルコールは、アマゾンでも売られている「無水エタノール」。
エタノールは「アルコールの一種」ですが、細かい違いを説明すると難しくなるので省略します。
結論から言うと、これでも普通に効いたので大丈夫です。
なお「無水エタノール」「消毒エタノール」の違いもありますが、無水の方がよりエタノールが濃いです。
この濃さまでいくと、無水でも消毒でもどちらでもOKです。
これをどうするのかと言うと、薄めずにそのままスプレーボトルに入れるだけ。
少しでも濃度が濃いほうが、「殺菌・消毒効果」も強くなるためオススメです。
ちなみにその分「気化」が早いため、「掃除にも使う」など別用途がある場合は、やや濃度が下がる「消毒エタノール」の方が良いかもしれません。
実際にアルコールスプレーを掛けた時の反応!
ふぅ。今日も疲れたぜ。
パソコンでのんびりとyoutubeを見ていた時のことです…
!!!!!!
じぇじぇ!出たなこのクソやろう!!
今回は、我が作業部屋において突如そいつは現れました。
きめぇぇぇぇぇぇ!!!
何年経っても、やっぱり気持ち悪いこの色味とシルエット。
早速、使ってみようと準備していたアルコールスプレーを片手に「発射準備完了」!!
プシュップシュップシュップシュップシュッ!!
逃げられても出来るだけ付着するよう、広範囲に届く「霧状」にしてぶっかけてやりました。
その結果…
カサカサカサカサッ!!
想定しておりましたが、案の定「カラーボックスの裏」に逃げ込まれました。
どれどれ・・・
あっ普通にいた・・・
ただあまり動きまわらないため、恐る恐るカラーボックスを前に動かしてみます…
すると!!
やっぱり、なぜか全然動かない!!
これはチャンスだぜ!!!
さらに至近距離から連射!!
プシュップシュップシュップシュップシュッ!!
するとすると…。
ポトン…。
仰向けに落ちた状態で、ジンワリと動いています。
復活する可能性を考え、その後も適当に吹きかけます。
プシュップシュップシュップシュップシュッ!!
何度もかけ続けた結果…
死んでる!
結論:効いたが即死ではない!
「動きが遅くなる」という意味では、思っていたよりも効き目が強くて驚きました。
最初にかけた段階で結構弱り、動きが鈍ります。
そこに追い討ちを掛けるように掛け続けると、思っていたよりカンタンに駆除することが出来ました。
「即死」をイメージしているとちょっとガッカリすると思いますが、掛け続けると死にます。
さらに、吹きかけまくるともちろん辺りがビチャビチャになるわけですが、アルコール度数が高ければ高いほど揮発性が高いため、あとはそこに残ったアルコールでサッサッサッと拭き掃除しちゃうと、すぐに乾きます。
ゴキブリを駆除できて、さらに殺菌効果もある。ベリーグッド。
このように「結構良い方法じゃん!」と言いたいところですが、もちろんデメリットもあるので説明しましょう。
余談!
「アルコールによる殺虫」は、昆虫の体表に傷がつかないため、「昆虫の仕事」や「標本を作る人」の間では常識となっています。
使って分かった「4つのメリット」と「4つのデメリット」!
実際にアルコールスプレーを使ってみて思った、「メリット・デメリット」を説明しましょう!
アルコールスプレーの4つのメリット!
まずは「長所」を4つ挙げてみましょう。
今回使ったエタノールは、アマゾンで購入した以下のもの。
1000円ちょっとですが、霧吹きにして使うとめちゃくちゃ長く使えます。
ゴキブリ用殺虫スプレーとして有名な「ゴキジェット」は、アマゾンで700円くらいです。
ゴキジェットにも「効果の強さ」「噴射力」など長所があるわけですが、やはり消耗は激しい印象。
今回は何度もプシュプシュしましたが、それでも殺虫剤と比べると滅茶苦茶コスパが高いです。
「ちょっとでも節約したい」という方にはオススメ。
個人的には「ゴキジェット」はあまりオススメしていないです。
>>ゴキジェットプロの「効果検証」で判明!オススメできない5つの理由!
その理由の一つが、「ジェット噴射の勢いが強すぎてゴキブリが吹っ飛ぶ」という点が挙げられます。
「近づかなくとも駆除できる」というメリットである反面、上手く使わなければ逃すことになります。
一方のアルコールスプレーは、スプレーボトルにもよりますが「ジェット噴射」ほどの勢いは決してありませんので、丁寧に攻撃することが出来ます。
これもゴキジェットなど「殺虫剤のデメリット」ですが、スプレーしたあとに殺虫成分によってヌルつくという点があります。
一方のアルコールスプレーは、ヌル付くどころか放置していれば勝手に蒸発してくれますし、床や壁に残ったアルコールでそのまま拭き掃除できちゃいます。
一石二鳥で便利です。
アルコールは気化(蒸発)が早いですし毒性がありませんので、殺虫剤と比べると「子どもやペットがいる家庭でも安心」と言えるでしょう。
食材のあるキッチンでも使いやすいので、容赦なく吹きかけられるのが良いところ。
アルコールスプレーの4つのデメリット!
続いてはアルコールスプレーのデメリットについて挙げてみましょう。
「ゴキジェットは噴射力がデメリット」と言いましたが、「ゴキブリを生理的に受け付けない人」にとっては、噴射力が必要です。
アルコールスプレーでの退治は接近戦となるため、嫌いな人には難しいと思います。
特に床にいるゴキブリにスプレーした場合、自分のほうへ向かってくる可能性もありますので、ある意味リスキーな方法とも言えるのです。
ちなみにアルコールスプレーか否かは関わらず、ゴキブリは攻撃されるとこちらに飛んでくる場合もあります…
そのため、「絶対にゴキブリ無理!」という方には使えない方法です。
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>>ゴキブリが飛ぶ5つの条件!考え得る「飛ぶ理由」3つと対策!【実体験】
上で説明のとおり、吹きかけると動きが大きく鈍りますが「即死」ということはありませんでした。
もちろんゴキジェットも「即死」というほど一瞬ではありませんが、「致死力」という意味ではやはり「殺虫剤」に軍配があがりますね。
ただ「動きを鈍らせる」というパワーがあるため、そのあとに殺虫剤を使えば一瞬です。
「闇雲にスプレーを撒き散らかす前にアルコールを使う」というのも一つの使い方だと思います。
エタノールのボトルを見ると、
染み・変色の原因となりますので、「家具」「床」などに使用しないで下さい。
と書かれています。
今回実際に使ってみて特に問題はありませんでしたが、フローリングは白く変色する可能性があるため、本来はフローリング上に吹きかけるのはNGです。
吹きかけるものには十分注意しましょう。
アルコールは気化しやすいため、火のそばで使うと発火する危険性あり。
室内においてゴキブリへアルコールを使う場合には、近くに火の気がないことをよく確かめましょう。
また、使用前後の換気も十分行いましょう。
ゴキブリにアルコールが効く理由と、即死しない理由!
「ゴキブリにはアルコールが効くが即効性はない」ということは分かったかと思います。
ではなぜ効くのか?なぜ即効性はないのか?説明していきましょう。
ゴキブリにアルコールが効くのはなぜ?!
ゴキブリの身体には「気門」と呼ばれる無数の穴が存在します。
これはゴキブリ以外の昆虫にもありますが、この穴を使って呼吸をしています。
ゴキブリの場合は、この気門が塞がれないように体中を脂で覆っているのですが、アルコールはその脂洗い流し気門の中にも侵入するため、結果的に気門をふさぎ、窒息させる効果があるのです。
ちなみに、「アルコール度数50%以上であれば効果がある」と言われています。
100円ショップで売っているような「アルコール殺菌スプレー」だとアルコール度数が足りないこともありますので、事前にしっかり確認しましょう。
動きが鈍るのに、すぐに死なないのはなぜ?
アルコールは「気化するのが早い」という特徴がありますが、気化する時には「熱」を奪います。
アルコールが含まれたシートで身体を拭くと「ヒヤッ」としますが、まさにあれです。
アルコールを掛けられたゴキブリは急速に体温を奪われてしまうので、一気に動きが鈍くなります。
ただ上で説明のとおり、気門に流し込むことで窒息死させる必要があるため、それまでは必死に抵抗するのです。
そのため、少しアルコールを掛けただけでは体温が戻り次第逃げ出す可能性がありますので、一度動きが鈍ったら死ぬまで掛け続ける必要があります。
もし「なかなか死なない」という場合は、アルコール度数が足りていない可能性があります。
その場合、洗剤でも「気門をふさぐ」という効果が見込めるので、洗剤も使いましょう。
なお万が一洗剤に「アルコールと混ぜるな」と書かれている場合は、危険なので止めておきましょう。
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>>ゴキブリに洗剤使ったらヤバすぎた!たった1つのコツで「即死」できる!
洗剤が無いのであれば・・・
「アルコールをかけてるのに死なない!洗剤もない!」と言う場合は、「熱湯をかける」という方法もあります。
熱湯をかければゴキブリはイチコロです。
または新聞を固めたもので「バチンッ」とトドメを刺しましょう。
アルコールも使えるが、毒餌を置くことをオススメする!
アルコールスプレーは、あくまでも「目の前に現れたゴキブリを退治する手段」でしかありません。
もしゴキブリが頻繁に出ているのであれば、外からの侵入経路があるはずですし、場合によっては巣を作られている可能性があります。
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このようにまずは「根本的に原因を断つ」ことが大切ですが、絶対に行っておいて欲しいのが「毒餌の設置」です。
「ゴキブリは1匹いたら30匹いる」という言葉が昔からありますが、これはあながち間違ってない数字です。
住宅に多く出没するゴキブリは「クロゴキブリ」という種類ですが、この種は一生で500匹ほどの赤ちゃんを産みます。
「気づいたら家の中で繁殖していた」ということはよくある話なので、「それらを連鎖的に駆除できる毒餌を設置すること」は必要不可欠です。
なお、我が家でも毒餌は色々使ってきましたが、
- ブラックキャップ
- ゴキちゃんストップ
のどちらかがオススメです。
「アース製薬」から販売されている「連鎖駆除型の毒餌」です。
「連鎖駆除薬」とは、毒餌を食べたゴキブリだけでなく、
- 「そのゴキブリのふん」を食べたゴキブリ
- 「そのゴキブリの死骸」を食べたゴキブリ
- 「そのゴキブリが抱えていた卵」
までを全て連鎖的に駆除できるお薬です。
「最強」と言われるだけあり、ゴキブリの食いつきも良く、家中のゴキブリを「ほぼほぼ壊滅」出来た優れもの。
丸っこいシルエットであり、目に見えるところに置いていても違和感がなく、効果も半年続くのでコスパが良いです。
半年間設置して検証していますので、以下の記事もあわせてご確認下さい。
>>ブラックキャップの効果検証6ヶ月!置き場所や有効期限【逆効果or最強?】
よりオススメなのが、ブラックキャップの「強力版」とも言えるこのアイテム。
「プロのゴキブリ駆除業者」が実際に使っている、最強の駆除薬です。
ブラックキャップでは駆除しきれなかった「ベランダ周りのゴキブリ」もゴッソリと一掃してくれた、まさに「我が家の救世主」です。
筆者の家では、「隣人のベランダ」にゴキブリがウジャウジャいることから、毎年3月あたりから部屋へ侵入されます。
そのため、上で紹介した「ブラックキャップ」を、過去にベランダを中心に色々とセッティングしています。
※とにかく隣人との境目には大量に設置していました
設置した後の詳しい結果などは『 ブラックキャップの効果検証6ヶ月! 』で説明しておりますが、結論を言うと「家の中のゴキブリ」には効果があったが、「隣人のベランダのゴキブリ」までは駆除出来なかったのです。
そのため、夏を通して何度も横の家から侵入されました。
そこで翌年に、このゴキちゃんストップを使ってみました。
以前は、真ん中の物ははほとんど食べられなかったため…
「触覚を壁に触れさせながら端を歩く習性」を逆手にとり、端に固めました。
その結果、ゴキブリの活動期である4月〜10月の間、一度もゴキブリを目にしませんでした。
薬剤が露出していることから、全体的に齧られており、「食いつきの良さ」が分かります。
「ゴキちゃんストップ」もブラックキャップと同様に “連鎖駆除タイプ” の駆除薬であり、卵も赤ちゃんも「根こそぎ絶滅させる」ことを目的としています。
しかし、ゴキちゃんストップは一般市販品では有り得ない「ホウ酸濃度40%」のプロ業者用なので、効果が圧倒的に高いです。
夏を通して「一度もゴキブリを目にしない」というのは過去に無いため、この効果には驚きました。
ちなみに山奥の実家でも設置してもらったところ、これまた効果抜群で一切目の前に現れることがなくなりました。
一軒家・マンション関わらず、しっかりと成果を挙げてくれています。
もし「ゴキジェットでちまちま退治している」という方や、「ゴキブリホイホイを置いてみようかな?」と思っている方、「ゴキブリが減らない」とお悩みの方には、ぜひ一度お使い頂きたい駆除薬です。
ちなみに、以前は楽天で購入可能だったようですが、今は以下の通り「楽天・アマゾン」のようなサイトでは買えません。
そのため、ご購入の際は公式HPよりお買い求め下さい。
クリックすると公式サイトへ移動します
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>>ゴキちゃんストップの効果を7ヶ月検証!置き方のコツ伝授!【口コミ】
さいごに!
「アルコールスプレーによるゴキブリへの効果」についてご報告しました!
なお、上で説明した毒餌(連鎖駆除薬)は半年効果が持続するため、3月に設置すれば9月まで「ゴキブリを目にしない生活」を送れます。
「殺虫剤」や「ゴキブリホイホイ」などでちまちまと駆除をしている方には、ゴキブリが増えてしまう前に積極的な連鎖駆除をオススメします。
■参考リンク
公式HP:ゴキちゃんストップ
ゴキブリ退治・対策の流れを把握する!
駆除・忌避(寄せ付けない)する!
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