新玉ねぎとは?!保存方法や栄養・効果効能、水にさらすのは必要?収穫時期は春か秋?

新玉ねぎとは?!保存方法や栄養・効果効能、水にさらすのは必要?
収穫時期は春か秋?

春先に店頭で見かける「新たまねぎ」。

 

でもこの玉ねぎについて、

 

普通の玉ねぎと何が違うの?栄養価も違うのかな?

水にさらしても良いの?

 

などなど、疑問に思っている方もいるでしょう。

 

このページでは、そんな新玉ねぎについてどこよりもわかりやすく説明しています。

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  • 新玉ねぎとは?普通の玉ねぎとの違い
  • 新玉ねぎの保存方法は?
  • 新玉ねぎの栄養効能について!
  • 新玉ねぎは水にさらしても大丈夫?!
  • 新玉ねぎの収穫の時期と店頭にならぶタイミング!

 

 

新玉ねぎとは?普通の玉ねぎとの違い!

春先になるとスーパーの青果コーナーに賑々しく登場するのが「新玉ねぎ」です。

 

今や季節の風物詩となった感がありますが、そもそも新玉ねぎと普通の玉ねぎとは何が違うのでしょうか?

 

普通の玉ねぎは通年で売られています。

 

しかし「新玉ねぎ」はといえば春先が最盛期であり、あとは秋口に出回るぐらいですね。

 

ちなみに一応この「春」か「秋」かでも違いがあり、

 

春収穫の新玉ねぎ

「早生(わせ)」あるいは「極早生(ごくわせ)」と呼ばれる、特に甘味の強い品種が多く栽培されています。

 

秋収穫の新玉ねぎ

辛味が強いタイプが栽培される傾向にあります。

 

ということになります。

 

そして、新玉ねぎと普通の玉ねぎの最も大きな違いはといえば

 

  • 皮の厚さ
  • 身の柔らかさ
  • 生食の時の味の違い

 

でしょう。

 

実際、新玉ねぎは普通の玉ねぎに比べると

 

  • 皮が薄い
  • 身が柔らかい
  • 水にさらさなくても甘くてジューシー

 

というイメージを持つ方が多いでしょう。

 

これは、その名前の違いがそのまま両者の違いになっていると考えて良いのです。

 

つまり、「新玉ねぎ」というのは収穫して2〜3日以内に出荷される玉ねぎのこと。

 

一方の普通の玉ねぎは、収穫後しばらくコンテナなどに入れて熟成させて、皮が硬くなってから出荷されるのです。

 

このことからもわかる通り「新玉ねぎ」とはその名の通り「若くて新しい玉ねぎ」なのです。

 

 

では次に「保存方法」について説明します。

 

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新玉ねぎの保存方法とは?!

まず大前提として、新玉ねぎは通常の玉ねぎと比べて傷みやすいです。

 

その理由は、新玉ねぎの特徴でもある

 

  • 皮が薄い
  • 身が柔らかい

 

という点と紐づいています。

 

皮が薄いため実の部分が傷つきやすく、水分も多いためその分傷みが早くすぐに食べる必要性があります。

 

通常の玉ねぎは約1ヶ月ほどもつのに対して、新玉ねぎはなるべく購入後2〜3日以内に消費した方が良いでしょう。

 

保存方法としては玉ねぎと同様に「常温保存」が原則です。

 

冷蔵庫に入れると傷みやすくなります。

 

なお、保存方法は通常の玉ねぎと同様に考えて大丈夫です。

 

少しでも長く保存させる秘訣などは「玉ねぎの保存方法と賞味期限・消費期限、腐るとどうなるのか?」で詳しくまとめているので、こちらも参考にしてみて下さい。

 

 

新玉ねぎの栄養素と、効果・効能!

通常の玉ねぎには「嬉しい効果」がたくさんありますが、新玉ねぎにも良い効果があります。

 

ではここから、新玉ねぎとして最も流通量の多い

 

「早生」(白玉ねぎ)

 

の栄養素について説明していきましょう。

 

まず、新玉ねぎの特徴として「辛くない」というのがあります。

 

もともと熟成された玉ねぎの辛味成分は「硫化アリル」と呼ばれるもので、若い玉ねぎにはまだこの成分が十分に合成されていません。

 

そのため辛味を感じにくいのです。

 

また、ポリフェノールの一種であるケルセチンも「新玉ねぎ」には少なくなります。

 

それ以外の成分は、通常の玉ねぎとほぼ同じと言われています。
(品種や産地によるばらつきはあります)

 

玉ねぎの成分として注目されているのは

 

  1. カリウム
  2. ケルセチン
  3. 硫化アリル
  4. オリゴ糖
  5. ビタミンB1

 

ですが、硫化アリルとケルセチンの少ない新玉ねぎの場合は、カリウム、ビタミンB1が注目の成分ということになります。

 

また、強い甘味をもたらす「オリゴ糖」も注目したい成分と言えるでしょう。

 

それでは、それぞれの成分について簡単に説明していきましょう。

 

 

1.カリウム

「カリウム」は必須ミネラルの一種で、食塩に含まれるナトリウムイオンの排泄を促す作用があります。

 

したがって血圧が高めの人で塩分制限をしている場合には、積極的に摂取したい成分です。

 

 

2.ケルセチン

そして「ケルセチン」ですが、これは玉ねぎに含まれているポリフェノールの一種です。

 

しかし、新玉ねぎは “若い果実” なのでケルセチンの含有量はあまり多いとは言えません。

 

もともと、日照時間の短い冬を越している「春先に出回る新玉ねぎ」は、普通の玉ねぎに比べると紫外線の影響をあまり受けていません。

 

そのため、ポリフェノールの含有量が少なくなるのです。

 

この成分には

 

  • 抗酸化力
  • 血液中の悪玉コレステロールを抑制する作用
  • 血管を丈夫にする作用

 

などが確認されているのですが、熟成された玉ねぎよりはその割合は低いということを理解しておきましょう。

 

 

3.硫化アリル

一方、同じく新玉ねぎには少ないとされている「硫化アリル」ですが、これが今最も玉ねぎで注目されている「血液サラサラ」の成分です。

 

しかし、残念ながらこれも普通の玉ねぎほど多くはないので、あくまで季節感を楽しむ野菜だと思って食べるのが良いでしょう。

 

 

4.オリゴ糖

ただし、オリゴ糖には期待が十分に持てます。

 

これは体内に吸収されにくい糖質の一種で、大腸まで届いて善玉菌のエサとなる成分です。

 

したがって腸内環境を整え

 

  • 便秘症
  • 肌荒れ

    ⇒腸内環境が悪くなると抵抗力が落ち、新陳代謝が低下する影響で肌荒れが顕著になります

  • イライラ

    ⇒こちらも腸内環境が悪化することで便秘がちになり、腹部の不快感が続いてイライラするようになります)

 

などの解消に効果があります。

 

新玉ねぎは甘味が強いので、オリゴ糖の含有量は通常の玉ねぎよりも多いとされています。

 

また、通常の玉ねぎ同様に食物繊維が豊富なため、腸内環境を整えるのには良い食材と言えるでしょう。

 

 

5.ビタミンB1

最後に紹介するのは「ビタミンB1」です。

 

これは若返りのビタミンと呼ばれている成分で

 

  • 疲労回復
  • 食欲増進
  • 不定愁訴(イライラしたり怒りっぽくなること)の緩和

 

などの作用が知られています。

 

 

 

通常の玉ねぎと比べて「血液サラサラ効果」は低いとされていますが、腸内環境の改善効果を求めるなら新玉ねぎの方が良いかもしれません。

 

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新玉ねぎは水にさらしても大丈夫か?!

結論から言うと、長時間水にさらす必要は無いと言われています。

 

玉ねぎを生で食べるときに水にさらすのは、水溶性の辛味成分である「硫化アリル」を抜くためです。

 

そうすることで食べやすい味になるからなのですが、もともと硫化アリルの含有量が少ない新玉ねぎの場合は、水に長時間さらす必要性がないと言われています。

 

また少ないとは言え含まれている「硫化アリル」、そして「ビタミンB1は水溶性の物質ですので、できれば

 

  • 水洗いだけ
  • あるいは、さっと水にさらすだけ

 

の処理にとどめ、シャキシャキの食感とみずみずしさ、そして自然な甘さを楽しむ食材と認識した方が良いでしょう。

 

 

新玉ねぎの収穫の時期と店頭にならぶタイミング!

前のパートでも少し触れていますが、新玉ねぎが出荷される(販売される)のは

 

春先が最盛期であり、秋口にも店頭に並ぶ

 

ということになります。

 

これは「秋まき」と「春まき」の違いです。

 

つまり、秋に種が撒かれた玉ねぎは越冬して春先に収穫され、そのまま出荷されるのです。

 

一方の「春まき」の分は、秋口に出荷されるということになります。

 

普通の玉ねぎの場合は時間をかけて熟成させ、長期保存可能なので時間差で通年出荷されていますが、柔らかい新玉ねぎは時期を見て一斉に出荷されるのです。

 

では、春と秋に収穫される新玉ねぎにはどのような違いがあるのでしょうか?

 

先の方でも述べましたが、まずいくつかある品種のうち「早生」と呼ばれるタイプが春の新玉ねぎには多くなります。

 

それ以外にもっとも顕著な違いは「味」にあると思われます。

 

玉ねぎのような根菜類は、越冬すると寒さに耐えるために糖質がたくさん作られるので甘味が増します

 

一方で秋口の新玉ねぎは、さっぱりとした味になります。

 

そのため、水分と甘味が多い春先の新玉ねぎが最も消費者には好まれるため、最盛期(旬)となるのです。

 

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さいごに!

いかがでしたでしょうか。

 

季節限定ともいえる「新玉ねぎ」は長期保存できませんが、ぜひ食べてみて下さい。

 

春の新玉ねぎは特に甘くて美味いですよ!

 

玉ねぎについては以下の記事もあわせて読まれています。

 

 


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