アスパラガスの保存方法(冷凍OK?)・賞味期限・栄養!尿が臭くなる理由は?

アスパラガスの保存方法(冷凍OK?)・賞味期限・栄養!
尿が臭くなる理由とは?

寒冷地で育つ代表的な野菜として大人気なのが「アスパラガス」。

 

日本では北海道が「一大産地」として有名ですが、アスパラガスには

 

  • 日光に当てて育てる「グリーンアスパラガス」
  • 日光には当てずに軟化させて水煮にして缶詰にする「ホワイトアスパラガス」

 

があります。

 

※ヨーロッパ(特にフランス)では、グリーンアスパラガスとは別に「軟化させないホワイトアスパラガス」もあります

 

日本では「 “ウドとよく似た食感と味” が楽しめる季節の野菜」として愛されています。

 

今回はそんなアスパラガス(アスパラ)について、分かりやすくまとめていきます。

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〜目次〜

  • アスパラガス(アスパラ)の保存方法賞味期限
  • アスパラは冷凍保存できるの?
  • アスパラの栄養と、期待される効果
  • アスパラで尿が臭くなるって本当?!

 

 

アスパラガス(アスパラ)の保存方法と賞味期限!

 

「ホワイトアスパラガス」の保存方法・賞味期限

ホワイトアスパラガスは、缶詰や瓶詰の場合「消費期限」が記載されていますので、その期限内に食べ切るようにしてください。

 

瓶詰の場合は、直射日光のあたらない冷暗所で保存しましょう。

 

 

「グリーンアスパラガス」の保存方法・賞味期限

ではグリーンアスパラガス(生のアスパラガス)はどのようにして保存すると良いのでしょうか?

 

冷蔵庫に寝かせた状態で保存すると、2〜3日でしなびてしまい食感が損なわれ食べても美味しくないと感じてしまいます。

 

やはりグリーンアスパラガスは「シャキシャキ」とした食感が命です。

 

そこでオススメなのが

 

コップに水を入れ、アスパラガスを立てて室温で保存する方法

 

です。

 

アスパラが旬を迎えるのは春先なので、室温でも1週間は日持ちします

 

夏場でもエアコンの効いた室内なら同じくらいは日持ちします。

 

時々窓辺に置いて日光を当てることで、さらに緑色が濃くなって栄養価が高まります

 

ただし「茎の部分」は硬くなるため、食べる時はピーラーなどで皮を剥いてから食べるようにしてください。

 

なお、コップに立てて保存する時は水は毎日取り替えるようにしましょう。

 

これは買ってきてすぐに使える方法なので是非試してください。

 

ということで、買ってきた状態のアスパラガスを上記の方法で保存すると1週間ほど日持ちします。

 

食感も損なわれないので美味しくいただけますが、毎日水を取り替えることは必ず守ってください。

 

 

では、アスパラガスは冷凍保存できるのでしょうか

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アスパラガスは冷凍保存できるの?

アスパラは冷凍保存も可能です。

 

 

冷凍するとどれくらい日持ちする?

冷凍保存では1ヶ月〜3ヶ月は保存可能です。

 

 

冷凍での保存方法!

生の状態でいきなり冷凍するのではなく、食べやすい大きさにカットして、軽く塩茹でしてから水気をよく切って冷凍するようにしてください。

 

冷凍する時は金属製のバットを受け皿にして、冷凍保存が可能なパウチがついているビニール袋に入れて、平らに並べると家庭の冷凍室でも均一かつ急速に冷凍することが可能です。

 

長期保存する時は、出来れば「冷凍庫の温度」を一番低い温度設定にしておきましょう。

 

 

調理するときは?

冷凍アスパラガスを調理する時は、冷凍のまま調理してください。

 

下ゆでしているので解凍してサラダにも利用できますが、生のアスパラガスのような食感は損なわれていますのでその点は注意してください。

 

どちらかといえば加熱調理用の具材と考えた方が良いでしょう。

 

なお食感は悪くなりますが、下茹でしていることで自然解凍しても食べられます。

 

そのため「お弁当の彩り」にはもってこいの保存方法だと思います。

 

さらに冷凍アスパラを入れておくことで、保冷剤の役割も果たし他のおかずも傷みにくくなります。

 

工夫次第で色々と便利に使える食材でしょう。

 

 

 

保存期間はあくまでも目安です。

 

アスパラガスが腐ると

 

  • 異臭がする
  • 硬さがなくなりふにゃふにゃになる
  • 穂先が溶ける
  • 全体的に茶色くなる
  • 水のようなものが出てきて全体的にベトベトしている

 

といった具合になりますので、こうなると食べることはできません。

 

 

では続いて
「アスパラの栄養と効果」について説明しましょう。

 

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アスパラの栄養と、期待される効果!

「アスパラガスは健康に良い野菜」と聞いたことのある方も多いかもしれません。

 

中でも特に注目したいのが「アスパラガス」の名前の由来にもなっていると言われる「アスパラギン酸」の存在です。

 

では、まずアスパラギン酸のもつ健康効果から説明していくこととしましょう。

 

 

「アスパラギン酸」に期待される健康効果

アスパラギン酸はアミノ酸の一種で、アスパラガスの穂先の部分に多く含まれています。

 

この成分には

 

  • 利尿作用
  • 有害物質 “アンモニア” の排出を促す作用
  • 自律神経を整える作用
  • カリウムやマグネシウムを細胞内にとりこむ手助けをする作用
  • 乳酸をエネルギーに変換する作用
  • 旨み成分になる

 

などの作用があります。

 

これらのことからアスパラギン酸には

 

  • 疲労回復効果
  • 体調を整える効果
  • アンモニアを尿として排泄させる効果
  • スキンケア効果

 

などがあることが確認されています。

 

 

「アスパラギン酸」の特徴

アスパラギン酸はアスパラガス以外に、

 

  • 豆類
  • さとうきび
  • 牛肉

 

などにも含まれています。

 

また、近年話題の「熟成肉」にもアスパラギン酸が豊富に含まれていることがわかっています。

 

またこの物質はスポーツドリンクなどにも配合されており、スポーツ選手の疲労回復にも役立っています

 

実は体内でも合成可能な物質なのですが、年齢とともに分泌量が減るため、食事などから補給する必要性があります。

 

アスパラギン酸が欠乏するとエネルギーの消費効率が悪くなるため、疲れやすい体になります。

 

またアンモニアの排出が鈍ることで血液中のアンモニア濃度が高まり、肝性脳症などのリスクが高まるとされています。

 

さらにこの物質はタンパク質の代謝に欠かせない成分なので、摂取するとすぐに代謝活動で消費され、細胞の活性化に役立つ成分として知られています。

 

ただし、熱に弱い性質があるため調理する時は加熱しすぎないようにしましょう。

 

茹でる時は、穂先はお湯から出して蒸気で蒸すようにすると、アスパラギン酸の喪失を最小限で抑えることができます。

 

 

アスパラガスに含まれているその他の栄養素

アスパラガスには「アスパラギン酸」以外にも豊富な栄養素が含まれていますので、代表的な栄養素を紹介しておきましょう。

 

  • ビタミンA

    ⇒免疫力の向上

  • ビタミンB1、ビタミンB2

    ⇒細胞の再生、代謝の向上

  • ビタミンC

    ⇒抗酸化作用、免疫力の向上、美肌効果、アンチエイジング、ストレス緩和

  • ビタミンE

    ⇒抗酸化作用、アインチエイジング、免疫力の向上

  • カリウム

    ⇒ナトリウムの代謝促進、高血圧症や動脈硬化症の予防

  • カルシウム

    ⇒骨粗鬆症の予防、血流改善など

  • 鉄分

    ⇒鉄欠乏性貧血の予防、代謝の向上

  • 食物繊維

    ⇒便秘予防、腸内環境の改善、免疫力の向上、ストレス緩和

 

このように、ビタミン類や鉄分、カルシウムなど女性に嬉しい成分が多いのが特徴的です。

 

 

どんなアスパラを選べば良い?

現在市場では

 

  • グリーンアスパラガス
  • ホワイトアスパラガス(主に缶詰や瓶詰)
  • 紫アスパラガス

 

などが出回っています。

 

栄養素の多い量で言うと、

 

  1. 紫アスパラガス(ポリフェノールやビタミンB群が豊富)
  2. グリーンアスパラガス
  3. ホワイトアスパラガス

 

の順と言われていますが、紫アスパラガスはまだまだ流通量が少なく高額なので、日常的に食べるにはグリーンアスパラガスがオススメです。

 

 

 

では最後に、アスパラを食べた後に尿が臭くなるのはなぜか?という点について説明しましょう。

 

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アスパラを食べた後に尿が臭くなるのはなぜか?

よく「アスパラガスを食べた後は尿が臭くなる」という話を聞きます。

 

これはどうしてなのでしょうか?

 

実はこれは、先ほど紹介した「アスパラギン酸」の働きによるものなのです。

 

アスパラギン酸には

 

アンモニアの排泄を促す

 

という作用があります。

 

アンモニアは水溶性の物質で、タンパク質が分解される時に合成される物質です。

 

食べ物が腐る時に出る匂いの原因物質なので、体内に残留すると毒素になります。

 

その物質を尿として排泄させる役割がアスパラギン酸にはあるのです。

 

つまり、アスパラガスを食べると体内でアスパラギン酸が働いて、体内のアンモニアを尿として排泄させるため、尿が臭くなるのです。

 

尿のツンとした匂いがアンモニア臭になります。

 

 

ちなみに!アンモニアがもたらす健康被害

「アスパラがアンモニアを排出してくれているからこそ、臭いがする」ということがお分かり頂けたかと思います。

 

では、アンモニアが排出されず、血液中の「アンモニア濃度」が上がるとどうなるのか?

 

これは、

 

  • 肝機能の低下
  • 呼吸困難
  • 脳浮腫
  • 肝性脳症
  • 神経障害(しびれ、運動障害など)
  • 悪心嘔吐

 

などに繋がるとされています。

 

アンモニアには強い毒性があることがわかっていますので、十分な注意が必要です。

 

 

アンモニアで尿が臭くなった時の注意!

アンモニアには強い臭気があります。

 

最近では洋式トイレが普及してかつてほどアンモニア臭が強いトイレはなくなりましたが、それでも男性トイレでは「周囲に飛び散った尿」からアンモニア臭が漂うことがあります。

 

アンモニアが空気中に漂うと神経毒となり、悪心(気分が悪くなること)や嘔吐をもよおす場合があります。

 

このような場合はクエン酸水かトイレ用の洗剤で綺麗に掃除をしましょう。

 

クエン酸水は、「薬局で売られているクエン酸1に対し、水20の割合で薄めたもの」をスプレーして匂う場所を掃除すると、匂いは綺麗に無くなります。

 

 

さいごに!

いかがでしたでしょうか?

 

アスパラガスは保存もききますし、疲労回復にも良いとされる野菜です。

 

ぜひ意識的に取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

アスパラについては以下も合わせてご確認ください!

 

あわせて読まれています!
>>アスパラガスの茹で方・茹で時間、切り方!下処理(下ごしらえ)と食べ方

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