レッサーパンダを飼うには?性格の3つの特徴や寿命、食べ物【まとめ】

レッサーパンダを飼うには?性格の3つの特徴や寿命、食べ物【まとめ】

動物園で見かける、とっても愛らしい姿をした「レッサーパンダ」。

 

威嚇するときの「可愛いポーズ」でも一躍有名になりましたね。

 

そんなレッサーパンダについて、「ペットとして飼いたい!」という人も増えています。

 

そこでこのページでは、

 

飼うことはできるのか?
性格は荒くないのか?
食べ物は何を食べるのか?

 

など「レッサーパンダの飼育・生態」について、わかりやすく説明していきます。

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目次

  • レッサーパンダは、本来は「パンダ」!
  • 飼うことはできる?
  • 性格の特徴3つ?
  • 種類と体・泣き声の特徴!
  • 食べ物は?
  • 寿命はどれくらい?

 

 

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レッサーパンダとは?<本来はパンダ>

 

 

レッサーパンダは、アライグマによく似た

 

ネコ目 レッサーパンダ科

 

の動物です。

 

レッサーパンダの別名は「アカパンダ」で、「レッサー」とは英語で「小さい方の」という意味です。

 

発見当初は「パンダ」と呼ばれていたレッサーパンダですが、ジャイアントパンダの登場によって名前が変更されました。

 

 

生息地は?

レッサーパンダは、主に

 

  • インド北東部
  • 中国
  • ネパール
  • ブータン

 

などに生息しています。

 

しかし中国に生息するレッサーパンダの数は減少傾向にあり、現在では既に「絶滅している地域」も存在します。

 

「毛皮の乱獲」や「森林の減少」によって、レッサーパンダが生息できる場所は徐々に減っているのです。

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レッサーパンダをペットとして飼う事は出来るの?

結論から言うと、飼育することは出来ません

 

パンダとレッサーパンダは学術的に異なる動物ですが、どちらも野生動物保護法「ワシントン条約」の対象とされています。

 

レッサーパンダは「商業目的での国際取引」が一切禁止であるため、ペットとして飼うことはできません。

 

もしレッサーパンダに会いたい場合は、動物園など野生動物の飼育が許可されている施設に行く必要があります。

 

飼えない詳しい理由は、当ページの最後「レッサーパンダはなぜペットとして飼えないの?」で説明しております!

 

 

 

レッサーパンダの性格の特徴3つ!

レッサーパンダの性格には大きく3つの特徴があります!

 

 

気が強い

可愛らしい外見とは裏腹に、レッサーパンダはとても気が強い動物です。

 

特にオスのレッサーパンダは縄張り意識が強く、気が合わない同士では喧嘩が絶えないことも。

 

レッサーパンダはもともと「単独で生活する動物」のため、協調性もあまり高くありません。

 

「二本足で直立する動物園のレッサーパンダ」が以前に話題になりましたが、実はあれは威嚇のポーズです。

 

できるだけ自分を大きく見せることで、相手を近寄らせないようにしているのですね。

 

 

 

 

警戒心が強い

レッサーパンダは音にとても敏感で、聞き慣れない音がするとすぐに警戒態勢に入ります。

 

野生動物らしく「見慣れないもの」への警戒心も強いため、新しい環境になれるまでは時間がかかります。

 

ただし、動物園などで「小さい頃から人の手で育てられた個体」は比較的警戒心が薄いため、のんびりと寝てばかりいることもあります。

 

 

 

やんちゃで活動的

レッサーパンダは活動量が多く、動物園のケージ内では常にうろうろと歩き回っています。

 

時には長いしっぽでバランスをとりつつ、金網をどんどん登っていくことも。

 

野生のレッサーパンダは主に樹上で生活しているため、高い場所に登るのも得意です。

 

動物園のような多頭飼育下では、仲間同士のじゃれ合いや毛づくろいをする姿を見ることもできます。

 

 

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種類と体・泣き声の特徴!

レッサーパンダは「分布地域」と「形態」によって、2つの亜種に分けられています。

 

 

ネパールレッサーパンダ(ニシレッサーパンダ)

インド北東部、ネパール、ブータンに生息しており、日本では熱川バナナワニ園でのみ飼育されています。

 

ネパールレッサーパンダは「顔の毛が白っぽく、淡い毛色をしている」のが特徴です。

 

 

鼻が前に突き出ているので、どちらかというとパンダよりもキツネに似た雰囲気を持っています。

 

また、次に紹介する「シセンレッサーパンダ」よりも高地に生息しているため、暑さと病気には弱い傾向があります。

 

日本ではあまり見られない種類なので、この種類に関する細かい説明は省略します。

 

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シセンレッサーパンダ

中国、ミャンマーに生息するレッサーパンダで、日本の動物園ではとてもポピュラーな種類です。

 

シセンレッサーパンダはネパールレッサーパンダよりも大型な個体が多く、しっぽの模様がはっきりしています。

 

黒や赤茶など全身の毛色も濃いため、毛色のコントラストがよりキレイに現れるのが特徴です。

 

 

大きさは?

シセンレッサーパンダの平均的な大きさは

 

  • 体長:50〜64cm

    (+しっぽの長さ28〜49p)

  • 体重:3〜6kg

 

で、雑種の猫と同じくらいの体格をしています。

 

ネパールレッサーパンダは、シセンレッサーパンダよりも一回り小柄です。

 

どちらの種類のレッサーパンダも、オスのほうがやや大きくなることが多いようです。

 

 

 

体の特徴は?

 

 

■豊かな体毛
レッサーパンダの体毛はとても保温性が高く、寒い時期でも快適に過ごすことが出来ます。

 

足の裏にもしっかりと毛が生えているため、つもった雪の上や滑りやすい木の上でも問題ありません。

 

季節に合わせて毛が抜け替わる「換毛期」もありますが、日本の夏のように高温多湿は苦手です。

 

 

■鮮やかな毛色
レッサーパンダの毛の色は白、黒、淡褐色に分かれており、部位によって色が異なります。

 

腹部としっぽの先が真っ黒なのは、周囲と自分を同化させることによって外敵から身を守っているからです。

 

人間から見ると、レッサーパンダの柄はとても目立つように感じますが、実は濃淡をうまく利用した保護色なのです。

 

 

■ふさふさのしっぽ
ぬいぐるみのようにふさふさしたしっぽは、木の上で上手にバランスを取るために必要です。

 

また、しっぽを振ったり下げたりすることで感情を表したり、威嚇に使ったりすることもあります。

 

 

■器用な手
レッサーパンダの前足には、手首の骨が発達してできたこぶ状の突起があります。

 

これは「第6の指」とも呼ばれており、笹などの細いものをしっかりと掴むために必要な機能です。

 

人間でいうと、親指と同じような役割ですね。

 

また、レッサーパンダの爪は少しだけ引っ込めることができ、音を立てずに獲物へ忍び寄ることができます。

 

猫のように完全にしまい込めるわけではありませんが、狩りの時には十分役に立ちます。

 

 

■小鳥のような鳴き声
レッサーパンダは「キュルルルル」や「ピーピー」という、まるで小鳥のような鳴き声をしています。

 

嬉しい時や遊んでいる時によく鳴き、起こっている時や威嚇中にはあまり声を出さないようです。

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レッサーパンダの食べ物は?

レッサーパンダは雑食性の動物で、野生では様々なものを食べて暮らしています。

 

手に入る食べ物は季節によって異なりますが、基本的には以下のような食事をしています。

 

  • 竹・笹
  • タケノコ
  • ねずみなどの小型ほ乳類
  • 昆虫
  • 鳥の卵
  • 果物、木の実
  • 野菜
  • ドッグフードやキャットフード

 

なかでも果物はレッサーパンダの好物で、リンゴをおやつとして与えている動物園は多くあります。

 

果物は笹や竹よりも消化しやすいため、こどものレッサーパンダにも安心して与えられるのです。

 

生のにんじんやサツマイモなども食べることができますが、消化吸収は果物に比べてやや落ちます。

 

そのため動物園などの飼育施設では、野菜類は茹でたものを与えることが多くあります。

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レッサーパンダの寿命はどれくらい?

野生のレッサーパンダの寿命は8〜10年、動物園での寿命は15年程度です。

 

レッサーパンダの寿命は、飼育環境によって大きく変わります。

 

動物園では20年以上生きる例も少なくなく、過去には23歳まで生きたという記録が残っています。

 

 

 

レッサーパンダの出産!

普段は単独行動のレッサーパンダですが、

 

  • 繁殖期
  • 子育て期

 

の間は家族単位で生活します。

 

妊娠期間は90〜150日と幅があり、一度に生まれるのは1〜2頭です。

 

生まれたばかりのレッサーパンダは体長が15p程度で、体重は100gほどしかありません。

 

赤ちゃんレッサーパンダは全身グレーの毛で覆われており、模様がほとんど見えないのが特徴です。

 

 

生後18〜25日が経つと目が開くようになり、とても小さかった耳も、徐々に大きく三角形になっていきます。

 

未熟な状態で生まれてくるレッサーパンダですが、生後5ヶ月ほどで乳離れは完了。

 

生後半年を過ぎる頃には親離れを始め、大人と同じように単独で行動するようになっていきます。

 

ちなみに、レッサーパンダのオスが子育てに興味を示すことはほぼありません。

 

出産準備や子育てを夫婦で協力する動物は珍しくないのですが、レッサーパンダはメスのみで子育てをします。

 

出産後のメスは普段より神経質になっているため、オスはメスよりも離れた場所にいることが多いようです。

 

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レッサーパンダはなぜペットとして飼えないの?

現在、野生のレッサーパンダは約5000〜7000頭しか存在せず、絶滅危惧種として指定されています。

 

レッサーパンダの生息数が減少している理由は、

 

  • 森林伐採
  • 土地の開拓

 

によって住処(すみか)が奪われてしまったからです。

 

 

 

ワシントン条約で保護されている

パンダとレッサーパンダは学術的に異なる動物ですが、どちらも野生動物保護法「ワシントン条約」の対象とされています。

 

ワシントン条約は野生動物の輸入や輸出を制限することで、野生動物の保護絶滅の防止を行っています。

 

海外との取引が禁止されている以上、新たにレッサーパンダを日本国内へ入れることはできません。

 

 

 

種の保存法により、国内繁殖されたものでも飼うことはできない

ワシントン条約では「レッサーパンダの商業目的による国際取引はいっさい禁止」とあります。

 

そのため、「国内繁殖された個体」や「無償での取引」であれば飼育はできると思ってしまいがちですが、それは違います。

 

日本には野生動物の絶滅を防ぐために、動物の取り扱いを規制する「種の保存法」という法律が存在します。

 

レッサーパンダは種の保存法の対象動物であるため、飼育するためには環境省の許可が必要なのです。

 

つまり、動物園のように学術的な目的がない限りは、日本国内でレッサーパンダを飼うことはできないということですね。

 

もしレッサーパンダに会いたい場合は、動物園など野生動物の飼育が許可されている施設に行く必要があります。

 

 

 

飼育が許可されている施設は?

現在、日本国内でレッサーパンダの飼育が許可されているのは

 

  • 動物園
  • 野生動物の研究機関

 

のみです。

 

絶滅の危機にあるレッサーパンダですが、世界各国の動物園での飼育数は約800頭ほど。

 

このうち、日本の動物園で飼育されているレッサーパンダの数は約250頭で、これは全体の7割を占めます。

 

日本の動物園の間ではレッサーパンダの移動・交換が定期的に行われており、国内繁殖も盛んに行われています。

 

レッサーパンダの発情期は6〜8月と12〜2月の間の限られた期間しかなく、頭数がなかなか増えないという問題があります。

 

日本の動物園での繁殖は、レッサーパンダの絶滅を防ぐためにとても大切なことなのです。

 

 

 

さいごに!

説明のとおり、とっても可愛いレッサーパンダですが、家でペットとして飼うことは出来ません。

 

ただ、可愛くてペットとして飼うことの出来る動物は他にもたくさんいますので、そちらも検討してみて下さいね!

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