【バンコク観光】治安が結構ヤバイぞ!旅行の際の12の注意点まとめ
こんにちは。
年に5回は必ず「海外旅行」に行くアキラです。
バンコクに限らず、海外旅行へ出かける前には、必ず
- 現地の治安
- 注意すべき点(日本人の常識と違う点・日本との違い)
をチェックしておきましょう。
このページでは、タイ(プーケットやバンコク)に長期滞在していた筆者が、治安や危険性を分かりやすくまとめてみました。
ぜひ最後までお読み頂ければ幸いです。
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バンコクの現在の治安と過去の事件
タイの首都バンコクは東南アジア有数の大都市で、世界的な観光地でもあります。
2020年現在、外務省の発表する危険度レベルは「1」であり、「十分に注意してください」という勧告が出ています。
バンコクは有名な観光都市であり、日本人観光客も多く油断しがちですが、観光の際は十分に注意する必要があります。
なお一言で「治安」と言っても、
- テロや政治闘争が起こり得る環境なのか?
- 潜在的な治安の良し悪し
で話は変わってくると思います。ここではまずは「テロ・政治闘争に関するお話」から説明します。
バンコクで近年、多発する爆弾テロ事件!
実はバンコクでは近年、爆弾テロが多発しています。
日本でも大きくとりあげられたニュースが、大型ショッピングモール「セントラルワールド」の近くのラチャプソン交差点近くで起きた爆弾テロ事件。
死者20人、負傷者120人以上をこえる悲惨な事件でした。
また、2017年にも
- 王宮周辺
- 日本人の多く住む街「トンロー」
- MRTタイカルチャーセンター駅の裏にあるナイトマーケット
- ヴィクトリーモニュメント付近の病院
など様々なエリアで、未遂も含め爆弾テロ事件が起きています。
バンコクの政治的な混乱もある!
過去を遡ると、政治的な争いで
- 地方出身者を支持基盤とするタクシン派
- 首都出身者を支持基盤とする反タクシン派
の政治闘争がありました。
BTS(スカイトレイン)の駅が封鎖され、軍隊が政治闘争を沈静化させる事態にまで発展したこともあります。
その経緯もあり、現在のタイは軍隊が実質的な政権を握る軍事政権です。
2016年前国王のプミポン国王(ラーマ9世)の崩御以降、ワチラロンコーン国王(ラーマ10世)が王座につきましたが、大きな混乱は起きていません。
バンコク観光は十分に注意は必要ですが、観光に問題のない治安
「爆弾テロ」や「政治的な混乱」が度々バンコクでは起きています。
そのため、外務省の発表通り「十分に注意する必要」があります。
しかし、バンコクでは正式な届け出のある邦人だけで約30,000人が暮らしており、一時的な滞在者も含めると邦人数は50,000人以上。
多くの日本人がバンコクで爆破テロなどがありながらも、普通に暮らしを営んでいるのです。
実際に現地に行ってみると、そこまで危ない印象を持たない人も多いのではないでしょうか。
十分に注意すさえすれば、観光には問題のない治安とも言えます。
※渡航前には、現地のニュースで「治安の状況」を確認しておきましょう。
バンコク観光における12の注意点!
ここからは、「バンコク観光を初めてする際に注意すべきポイント」をまとめました。
日本人観光客の多い定番の都市とはいえ、やはり外国ですので事前に注意すべきところがあります。
12の注意点としてまとめましたので、一つずつ目を通して見て下さい。
@:バンコクでのお金に関する注意!
バンコクに限らず、タイ全土では「タイバーツ」が流通しています。
フィリピンやミャンマー、カンボジアのように米ドルが流通しているわけではありません。
ホテルや大手ショッピングモールでは、
- クレジットカード
- デビットカード
による決済を受け付けているところがたくさんありますので、クレカを使うと楽です。
「無料で海外旅行保険が付帯するクレジットカード」は、必ず1枚持参しておきましょう。
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一方、屋台・タクシー・個人商店・チップを払うときなどは、現金のタイバーツが必要です。
ATMで現地通貨を下ろす場合!
バンコクは国際的な観光地であり、空港や街中にATMが多く設置されています。
お持ちのクレジットカードやデビットカードが
- シーラス
- プラス
- 銀聯
のいずれかのネットワークに対応していれば、ATMからタイバーツを引き出すことができます。
両替商・銀行で両替してタイバーツを手に入れる場合!
バンコクには多くの両替商や銀行があり、両替する場所には困らないでしょう。
両替商や銀行ごとに両替レートの差はありますが、日本で両替するよりもタイ現地で両替する方が得なレートで両替が可能です。
また両替する際はパスポートの提示が求められるため、注意しましょう。
おすすめの両替商は?
空港にある各銀行の出張両替所でも良いのですが、余裕があれば「両替レートがお得なところ」で両替するのもオススメ。
- スーパーリッチ・タイランド
- スーパーリッチ
- タニヤ・スピリット
「スーパーリッチ・タイランド」と「スーパーリッチ」は元々、兄弟で経営していた一つの両替商でしたが、喧嘩別れしてしまい2つに分裂しました。
緑の看板が「スーパーリッチ・タイランド」、オレンジ色の看板が「スーパーリッチ」です。
共にバンコクの伊勢丹デパートの近くに本店がありますが、最近では駅の中や繁華街に出張所もあります。
旅慣れた人やバンコク在住者の多くが利用する両替商です。
3つ目の「タニヤ・スピリット」はシーロムエリアにある日本人向けの繁華街「タニヤ」の一画にある両替商。
近くに立ち寄る機会があれば、両替レートの良い両替所を利用してみても良いでしょう。
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A:バンコクでの通信環境を知っておこう!
バンコクはカフェではWifiが利用できる所も多く、旅行者向けのSIMカードも売られています。
そのため通信環境にはそれほど困らないでしょう。
バンコクでは旅行者向けSIMが簡単に手に入る
バンコクの空港では簡単に旅行者向けのSIMが手に入ります。
SIMフリー端末のスマートフォンをもっていけばバンコク現地でもネットに気軽につなぐことができます。
タイの大手通信会社はAIS、Dtac、TrueMoveが大手3社。
どの通信会社でも旅行で使う分には、それほど差がないため現地で調達しやすいSIMを選べば問題ありません。
B:空港から市街地へのアクセスには色々ある!
バンコクには2つの空港があります。
どちらの空港からでも、バンコクの中心部に行くには最低45分〜1時間はみておくべきです。
バンコクは世界有数の渋滞する都市として有名。
早朝や深夜なら良いのですが、時間帯によっては車だと目的地に行くまでに想定以上に時間がかかります。
ここでは2つの空港から、中心部へアクセスする手段について説明します。
バンコクには
- スワンナプーム空港
- ドンムアン空港
の2つの空港があります。
「スワンナプーム空港」は、バンコクの東側にあるタイの玄関とも言うべき大きな空港。
一方「ドンムアン空港」は、バンコクの北側にある古い空港で、現在はLCC路線が多く飛ぶ空港です。
最近ではドンムアン空港も改築され綺麗になっています。
バンコク行きの航空券を利用する際は、スワンナプーム空港利用かドンムアン空港利用かよく確認しておきましょう。
「スワンナプーム空港」から市街地へのアクセス
「スワンナプーム空港」から市街地へアクセスする、代表的な交通手段は4つです。
手荷物の多い観光客におすすめなのがメータータクシー。
スワンナプーム空港の1階にタクシー乗り場があります。
機械で整理券を受け取り、指定されたタクシーに乗車します。
注意点は、メーターに表示された運賃以外に空港使用料の50バーツが加算されることと、高速道路の利用料を負担しなければならないこと。
言葉が通じないことも多いため、出来れば目的地の「英語」または「タイ語」が表記された地図を見せてあげると、トラブル防止になります。
料金は距離と渋滞にもよりますが、300バーツ〜500バーツ程度になることが多いようです。
少し割高になりますが、スワンナプーム空港には「リムジンタクシー」もあります。
車種によって値段は様々ですが、メータータクシーの倍以上の値段がかかることも。
ただし乗り心地も良くサービスも手厚いため、移動にお金を惜しまない人にはオススメ。
市街地に出るのにお手頃の車種で1000バーツ、高級車だと2000バーツ以上します。
あまりオススメの方法ではありませんが、渋滞に巻き込まれ難いというメリットがある方法。
エアポートレールリンクとは、スワンナプーム空港からバンコク市街に行ける電車です。
しかし日本人観光客がよく行く観光エリアの「王宮周辺」や「スクンビットエリア」に乗車駅がありません。
バンコク中心の市街地で止まる駅は
- マッカサン駅
- ラーチャプラーロップ駅
- パヤータイ駅
の3つ。
MRT(地下鉄)に乗り換えるならマッカサン駅、BTS(スカイトレイン)に乗り換えるならパヤータイ駅で乗り換えることができます。
しかし観光で重い荷物を持ちながら乗り換えをしたり、目的地のホテルまで行くのは大変です。
「エアポートレールリンクの駅」から「乗り換え駅」までの距離が遠く、バンコクの道はあまり整備されておらず、段差も多く歩きにくいのです。
その代わり、渋滞に巻き込まれず時間通りに動く点ではメリットがあります。
観光客にはあまりおすすめできません。
何故ならローカルバスは「英語表記」すらなく「タイ語表記」だからです。
主要観光地だけでなく、現地のタイ人の住む様々な所に行くため、よほど慣れた人でなければ避けたほうが無難です。
「ドンムアン空港」から市街地へのアクセス
一方の「ドンムアン空港」からバンコク市街地に行く交通手段も、4つあります。
カオサンエリアにいく人以外はタクシーがおすすめ。
注意点はメーターに表示された運賃以外に空港使用料の50バーツが加算されることと、高速道路の利用料を負担しなければならないことです。
言葉が通じないことも多いため、出来れば目的地の「英語」または「タイ語」が表記された地図を見せてあげると、トラブル防止になります。
スクンビットエリアなどの中心地まで、トータルで300バーツ前後かかることが多いようです。
ドンムアン空港からは、市街地行きのバスが出ています。
30バーツ程度で市街地に出れるため、市街地へエクスプレスバスで一度出て、そこから地下鉄やタクシーなどを使って目的地に行くとお得です。
しかしバンコクに土地勘のない人が利用すると、バンコク市街地とは言ってもよく分からないところに降りることになることもあるため、注意が必要です。
ドンムアン空港の近くには国鉄の駅があります。
MRT(地下鉄)駅に隣接している「バンスー駅」や、中華街に近い「フアランポーン駅」まで伸びています。
料金は格安なのですが、
- 電車は営業時間が限られている
- 観光客が利用するにはハードルが高い
ため、あまりおすすめできません。
また待ち時間も含めて市街地に出るのに時間がかかります。
「バンコクに慣れている人」や「タイ語が読める人」であれば、安く市街地まで行くことができます。
しかし一般的な観光客の方にはおすすめできません。
なぜなら、
- ドンムアン空港から市街地まで停留所が多く時間も掛かる
- 英語表記もなくタイ語ができないとトラブルに巻き込まれる恐れが高い
という理由からです。
C:バンコク内の交通手段に注意!
バンコクは暑く観光地もいくつかのエリアに点在しています。
効率よく観光するために、バンコク市街の交通手段を使いこなしましょう。
MRTはバンコクの地下鉄。
現在はブルーラインとパープルラインの2路線が開通しています。
将来的に路線も延長され路線も増えていく予定です。
英語表記の券売機もあるため、日本人観光客にも分かりやすいのが特徴。
チケットは黒いコインのような形をしたトークン。
改札機を出るまで失くさないようにしましょう。
長期滞在する方には、「プリペードカード」や「30日使い放題の定期(1400バーツ)」もオススメ。
BTSとは、バンコクの「スカイトレイン(高架になっているだけの普通の電車)」です。
スクンヴィット線とシーロム線が通っています。
チケットを買う時はお札が使えない販売機も多いため、小銭がないときは窓口の係員の人にお金を両替してもらいましょう。
「ラビットカード」というプリペードカードを窓口で購入すると、切符を毎回買う手間が省けるのでオススメ。
「ラビットカード、×××バーツ」と窓口で英語で言えば、プリペードカードを買うことができます。
バンコクの観光地の代名詞にもなっている「三輪タクシー」。
メータータクシーと違い料金は交渉制です。
主に、
- 旧市街
- 王宮周辺
- サイアムエリア
で乗ることができます。
ちなみにメータータクシーよりも料金が高くなることが普通です。
メーターで料金が決まっているタクシーです。
しかし中にはメーターを使わないで、交渉をもちかけてくる運転手もいます。
また日本のタクシーと違い、目的地と離れたところで降ろされてしまうことも少なくありません。
バンコクは渋滞がひどく巻き込まれないように、目的地から少し離れたところで降りるように言われることもあります。
また渋滞がひどく進まない時は、降りるように言われることも。
日本のタクシーのようなサービスを期待せずに、「うまくタクシーを乗り継ぐ」ような使い方をしましょう。
バンコクの路地を中心に活躍する移動手段です。
バイクの後ろに乗って近距離を移動します。
使い慣れると便利なのですが、ヘルメットもつけずにバイクの後ろに乗るのは一般的には危ない行為です。
一般の観光客の人にはあまりオススメ出来ません。
バンコクは「東洋のヴェニス」とも呼ばれる運河の多い街です。
実は東西にセンテープ運河が通っており、船で移動することもできます。
「MRTのペップリー駅」から「伊勢丹(日系デパート)の近く」まで行くのに便利です。
渋滞にも巻き込まれないため、バンコクに慣れている人なら利用してみても良いでしょう。
なおBTSよりも料金は割安です。
女性はタクシーやトゥクトゥク、バイクタクシーなど、運転手と2人きりになる交通手段の場合は十分に警戒してください。
特に夜間に女性1人で運転手と2人きりになる交通手段を利用すると、連れ回されたり、危険な目に遭う可能性があります。
D:電圧とプラグ型に注意!
日本の電化製品のプラグを差し込むことは可能ですが、電圧が異なります。
タイの電圧が220ボルトで日本の電圧は100ボルトです。
スマートフォンやノートパソコンなどはアダプターが「100ボルトから240ボルト」といった表記が書かれていることも多く、そのまま使用可能なことが多いです。
しかし対応していない電圧のものを使うと、差し込むことは出来ても壊れてしまう可能性があるため、変圧器があると便利。
筆者が実際に使っているオススメ商品は、以下のものです。
この商品が優れている点は、
- 5個のプラグが付いており、世界240ヶ国で使える。
- 入力電圧は260Vまで耐えれるため、電圧の高いオーストラリア(240V)であっても耐えられる。
- USBポートも付いており、わざわざスマホの充電器が必要ない。
という3点であり、これを購入してから海外で困ったことはありません。最強です。
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E:バンコクのトイレ事情
タイのトイレは日本のような「ウォシュレット機能」はついていません。
その代わり水がでるホースがあり、それでお尻を洗うのがタイでは一般的。
バンコクでもトイレットペーパーもあまり流れないため、紙の流しすぎには注意してください。
また公共のトイレの中には「3バーツ前後の使用料」を払わなければ入れないトイレもあるため、普段から小銭のタイバーツを持ち歩いておくと良いでしょう。
※バンコクの大手ショッピングモールやホテルのトイレでは、使用料をとられる所はあまりありません。
MRT(地下鉄)やBTS(スカイトレイン)の駅の中にはトイレがあまりないので、改札に入る前にトイレは済ませると良いでしょう。
なお、私はPanasonicのハンディウォシュレットを使っていますが、これで不便したことは一度もありません。
紙が硬い場合もありますので、出来ればコチラを使うことをオススメします。
F服装に注意せよ!
バンコクは国際都市で服装も自由です。
しかし注意するポイントもあります。
赤いシャツは、あまり良い印象ではないかも
赤色のシャツは「タクシン派」と呼ばれる、タイの市民運動グループのシンボルカラー。
バンコクの首都圏は反タクシン派も多く、人によっては赤色はあまり良い印象ではない場合もあります。
黄いシャツも、場合によっては印象が悪いかも…
黄色のシャツは反タクシン派のシンボルカラーです。
タイの地方出身者はタクシンを支持する人が多く、バンコクにもタクシン派は大勢います。
そのため、人によってはあまり黄色に良い印象を持たない人もタイにはいます。
あまり神経質になる必要もないのですが、あえて黄色いシャツを着る必要も無いでしょう。
肌の露出
寺院や高級なルーフトップバーには「ドレスコード」があります。
例えば寺院なら「肌が露出しすぎている服」で行くと、入場拒否になることも。
また高級なバーであれば、サンダルや短パンだと入店を拒否されることもあります。
バンコクのドレスコードはそこまで厳密ではないのですが、場所によっては肌の露出は控えめにした方が良いでしょう。
バンコクの商業施設は冷房が効きすぎていることも
バンコクは暑いイメージがありますが、その分ホテルやショッピングモールの中は冷房がよくきいています。
屋内と屋外の温度差が激しいため、体調を崩しやすいです。
そのため、一枚羽織るものがあると便利です。
G:お釣りの誤魔化しに注意せよ!
故意かどうかは別にして、お釣りがあっていないことがあります。
慣れていない通貨を扱う場合、ついつい確認が適当になってしまうことが多いでしょう。
しかし中には「お釣りを騙し盗ろうとする人」もいない訳ではないので、お釣りをもらうときは念のため確認しておくのが望ましいです。
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H:スリ・置き引きに注意せよ!
バンコクでは手荷物を肌身離さず持っていましょう。
置きっぱなしにしてトイレなどに行くと、戻ってきた頃にはなくなっていることもしばしばあります。
また人の多い観光地にはスリもいるため、貴重品の管理には十分気を使いましょう。
I:怪しい日本人に注意せよ!
残念なことに、バンコクには「日本人を狙う詐欺を生業としている日本人」も多くいます。
2017年には、マルチ商法で国際指名手配されていた日本人詐欺師女性が、ニュースにもなりました。
バンコクには様々な日本人が住んでおり、中には距離を置いた方が良いこともあります。
不慣れな地で日本人を見つけると、ついつい心を許してしまう人も多いハズ。
しかし、観光してる際に妙に馴れなれしく話しかけてくる日本人には、少し警戒した方がトラブルに巻き込まれづらくなります。
J:怪しいアラブ人に注意せよ!
「日本円を見せて欲しい」と言葉巧みに近づいてくる、アラブ系の詐欺師がいます。
もしもお札を見せると、手品のようにお札を抜きとられてしまいます。
万が一お金を見せて欲しいという外国人がいたら、物理的に距離をとり離れてください。
K:ナイトスポットでの注意点!
バンコクには、ビアガーデンやゴーゴーバーといった「ナイトスポット」が多数あります。
基本的に危ない訳ではないのですが、「お酒を飲んで酔っている間に貴重品がなくなる」等のトラブルに巻き込まれることもあります。
また夜のお仕事をしている女性に嵌ってしまい、後で泣きを見る日本人男性も多くいます。
ほとんどの場合、騙されていることが多いので深入りしないことをおすすめします。
万が一遊びに行く場合は、経験者の知人と共に行きましょう。
L:代表的な観光エリアごとの注意点
バンコクと一口に言っても、観光エリアは色々とあります。
そして各観光エリアにおいて、注意すべきポイントは異なります。
各エリアの注意ポイントは、この後「観光エリアごとの治安・注意ポイント」で説明します。
観光エリアごとの治安・注意ポイント!
バンコクの観光エリアごとに治安や注意すべきポイントが異なります。
ここでは、以下の5つの主要エリアについてそれぞれ説明していきます。
- 王宮周辺(ラタナコシンエリア)
- スクンビットエリア周辺
- サイアムエリア周辺
- シーロムエリア
- ラチャダーエリア
ワット・ポー(涅槃仏)やワット・プラケオ(王宮)、中華街などがあるエリアが「王宮周辺エリア」です。
地下鉄が通っておらず交通の便が悪いことから、タクシーやトゥクトゥクは相場以上の値段を提示してきます。
もしもタクシーを捕まえるなら、観光エリアから少し離れたところがおすすめ。
また王宮周辺は観光客を狙う詐欺師が多数います。
「ワット・ポーは今、閉まっているから別のところに案内する」などと言って、言葉巧みに何か店に誘導して「偽の宝石」などを売りつけるといった事例もあります。
王宮周辺で馴れ馴れしく話しかけてくるタイ人は詐欺師であることが多いため、十分な警戒が必要です。
日本人街もあるバンコクの中心地の1つ。
特筆すべきこともなく治安は比較的良いのですが、それでも十分に注意しましょう。
サイアムは若者の街。
高級ショッピングセンターやタイの最高学府「チュラロンゴーン大学」があります。
治安は悪くないのですが、サイアム周辺のショッピングモールのあるエリアは「爆弾テロ」の標的になったこともあります。
もしもテロのニュースが出たら、サイアムエリアへの外出は特に控えることをオススメします。
バンコクのビジネス街です。
日本人向けの歓楽街「タニヤ」も、ここシーロムにあります。
治安は悪くないのですが、「タニヤ」には偽物のブランド品などを取り扱う店など、いかがわしい店も多数。
節度をもって楽しめば問題はありませんが十分な注意が必要です。
ラチャダーで今、観光客に人気なのが「MRTのタイカルチャーセンター裏」にあるナイトマーケット。
夜になると、たくさんの屋台で賑わいます。
しかし人混みのなかでスリ・置き引きの被害もあるため注意が必要。
またラチャダーエリアの中には、路地の奥の方に行くと治安の悪いエリアもあるため、観光客はあまり近づかない方が良いです。
まとめ!
バンコク各エリアの治安や、旅行する際の注意点について説明しました。
「治安が良い」とは言えませんが、普通に注意を払っていれば大きな問題には巻き込まれないです。
また過去にテロが起きているのは間違いないので、そういった意味でも絶対に安心というわけではありません。
特に「観光客はお金を持っている」というイメージから、スリなどの被害に遭いやすいです。
しっかりと対策しておきましょう。
もしも「ラオス・ミャンマー・カンボジア・マレーシア」といった近隣国にも渡る予定のある方は、それらの治安情報も把握しておきましょう!
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