引っ越しが劇的スムーズに!必要なもの18種と、道具の正しい選び方を解説します!
こんにちは。
公務員を辞めたあと、10回ほど引っ越しを繰り返してきたアキラです。
引っ越しをする際には、
- 引っ越しに必須なアイテム
- あると便利なアイテム
があります。
ここでは、引っ越しの効率をグッと高めるためのアイテムと、道具を選ぶ際の注意点などを分かりやすくまとめました。
ぜひ最後までお読みになり、スムーズに引っ越しを終わらせちゃいましょう!
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これは必要!揃えておくべき13アイテムと選び方!
引越しには、「荷物の梱包・搬出・掃除・搬入」と、さまざまなシチュエーションでたくさんの道具が必要。
まずは、引っ越し作業に「必要なもの」と言える、13の道具を紹介します。
また、それぞれ「選ぶ時のポイント」も記載しましたので、あわせてご確認下さい。
- 段ボール
- ガムテープ類
- マジック
- カッターナイフ・はさみ
- ゴミ袋
- 緩衝材
- 新聞紙、いらない布類
- ラップ、輪ゴム
- ビニール紐
- 工具
- 掃除道具
- 軍手
- 圧縮袋
1.段ボール
荷物を梱包するために、絶対に必要なアイテム。
入手方法は?
引越し業者に依頼する場合は、必要な最低限の箱数を無料でもらえます。
ただし箱数には上限があり、それを超えると自分で用意しなくてはいけません。
また引越し業者に依頼しない場合は、ホームセンターで購入するなど、自分で用意する必要があります。
自分で用意する際の選び方
大切な家財を運ぶものですので、八百屋で使用していたものなど、ボロボロの中古は破れる可能性があるため避けましょう。
中古でも、なるべく新しくて頑丈なものを選んで下さい。
必要個数は?
必要な箱数は、一般的に
- 単身者世帯⇒10〜20箱
- 四人家族世帯⇒40〜80箱
と言われています。
2.ガムテープ・養生テープ・セロハンテープ
「ガムテープ」は、ダンボールの底が抜けてしまわないように、上の画像のとおり段ボールを「十字」に包むように貼りましょう。
「養生テープ」は “キレイに剥がせるテープ” であり、運送中にものが移動したり、扉が開かないように「一時的な固定」をするために使います。
▼養生テープ▼
そして「セロテープ」は、調味料の蓋が開かないように固定したり、小さなものを固定するのに便利。
入手方法
これらのテープ類は、100円ショップやホームセンター、文房具店でたくさん売られています。
選ぶ時のポイント!
「ガムテープ」だけは、選ぶ時に注意が必要。
100均の商品では粘着力が弱く、運送中に固定が外れることもあり得ます。
運ぶ時に段ボールの底が抜けることが無いように、極力ホームセンターなどで売られている「しっかりした商品」を購入しましょう。
また、ガムテープには「クラフトテープ」と「布テープ」がありますが、布テープは重ね付けもしやすく、粘着力もクラフトテープより強い物が多いです。
左「クラフト」、右「布」
そのため、クラフトテープよりはやや割高になりますが、できれば「布テープ」のチョイスをオススメします。
必要個数
ガムテープは、作業の効率を考えると、「作業する人数分」用意しておいた方が良いです。
たとえ余ったとしても、今後の日常生活でも使用できますので、必ず多めに用意しておきましょう。
3.マジック
「段ボールの中身」「荷降ろしする部屋」「取り扱い」などを、段ボールの上部や側面に記入するために使用。
選ぶ時のポイント
作業員がしっかりと確認できるように、太くてはっきりした油性のマジックを選びましょう。
「取り扱い」では、「天地無用」や「割れ物」など、赤色で大きく書くことが重要です。
そのため、黒と赤の二色を用意しておきましょう。
必要個数は?
黒と赤一本ずつあれば足りますが、記入漏れを防ぐには、作業人数分用意して梱包次第記入していくのが良いでしょう。
引っ越し作業中はあちこちに置いてしまい、“道具を見つけるのに時間を費やす” というのが悪い意味での「引っ越しあるある」です。
4.カッター・はさみ
段ボールの封を開いたり、荷造り紐を切ったりするのに用います。
選び方
100均でも購入することはできますが、ハサミについては切れ味が悪いものも多いため、ホームセンターなどで購入する方が無難。
また段ボールの開封に使う際に、「中の品物を傷つけてしまう」「子どもが指を切らないよう」という観点から、ボックスカッターという「開封専用のカッター」も販売されています。
5.ゴミ袋
引越し作業では大量にゴミが出てきますので、処理するために用意しておきましょう。
入手方法
通常は100均のもので十分ですが、「有料ゴミ袋」が決まっている地区は、それを購入しましょう。
選び方
自治体の決まりに従って透明、半透明などを選んでください。
必要枚数は?
ゴミの量はそれぞれの世帯で違うものなので一概には言えませんが、単身世帯でも40リットル10枚程度は用意しておいた方が良いです。
また分別して捨てる場合、分別分の枚数が必要です。
なお多めに買っておいておくと便利ですが、引っ越し先が「有料ゴミ袋」を採用している場合、使い道がなくなる可能性もあります。
予め調べてから購入しましょう。
6.緩衝材(プチプチ)
緩衝材は、段ボールの隙間を埋めたり、品物の周りに巻いて防護するシートです。
よく「プチプチ」などと呼ばれます。
入手方法
ホームセンターやネットでも簡単に手に入ります。
100均だと大きいのが手に入りませんので、結局ホームセンターや通販などの方が割安になる可能性もあります。
選び方
あらかじめ何に使用するかを想定して大きさを決めましょう。
大きすぎるものを購入しても、却ってそれが荷物になってしまうと本末転倒です。
必要個数
横幅40cm程度のロール商品が一つあれば、ある程度まかなえます。
ただし、食器を全て緩衝材で包むなど多量に使用する場合は、いくつか買い足す必要があります。
7.新聞紙、いらないシャツなど布類
緩衝材を購入しなくても、新聞紙や不要な布類で代用することも可能。
食器類を包んだり、段ボールの隙間を埋めるのに使用します。
特に調味料や液体を運ぶ場合、緩衝材で梱包するよりも、新聞紙や布類で梱包した方が、万が一の「液漏れ」が広がることがありません。
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選び方
新聞紙でも良いですが、できれば「柔らかくて水分を吸収しやすい布」の方が良いでしょう。
必要個数
基本的にはプチプチを使用し、液漏れが心配な物などのみに使用すると、たくさん用意する必要がなくなります。
最初から古新聞がたくさんあるとか、いらない衣類がたくさん出てきたという場合、そちらを優先して使用すれば「プチプチ」は使わずに済みます。
8.ラップ・輪ゴム
調味料や液状のものを梱包するのに使用。
調味料やペットボトルなどの蓋の上からラップをかぶせ、輪ゴムで止めます。
入手方法
家でもともと使用していたもので構いません。スーパーやコンビニでも購入できます。
選び方
100均のラップは薄くて破れやすいものもありますので、液漏れがしにくい丈夫なものを選ぶのが良いです。
さらに100均に限らず安物は切れ味が悪いので、ラップがクシャクシャになりがち。
出来れば「サランラップ」がオススメです。
必要であれば二重三重にしておくと良いでしょう。
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9.ビニール紐
「分解した家電」や「家具の部品」がバラけないようにまとめたり、「段ボールで運べない物」をまとめるのに使用します。
入手方法
ホームセンターや通販、100均でも購入できます。
選び方
ビニール紐であれば、ある程度の強度がありますので問題ありません。
それ以外の物を代用する場合、運送中に切れることがない「強度のあるもの」を選びます。
必要個数
一玉あれば十分ですが、作業効率を優先するなら作業する人の数を用意しましょう。
10.工具
「そのままでは運べない家具・家電」を分解するのに利用します。
入手方法
ホームセンター・通販で購入可能。
ホームセンターで貸し出してくれることもありますが、今は電動ドライバーも安く手に入る時代です。
今後の人生において、間違いなくあると便利。
選び方
あらかじめ「どういった工具が必要か」を確認しておく必要があります。
通常、プラスドライバーと六角棒があればある程度はまかなえます。
サイズが重要ですので、サイズに間違いがないよう要注意。
必要個数
それぞれ一つずつあれば十分ですが、こちらも作業を優先するのであれば人数分あると便利です。
11.掃除道具
旧居の積み込みが終わり、掃除をする時に使用。
また、新居に家具などを配置する前にも、あらかじめ掃除をしておく必要があります。
そのため、
- ワックスシート
- 雑巾
- 掃除機
- 洗剤
などが必要です。
当日はとても忙しいので、新居の掃除をあらかじめ済ませておいて、搬入前に「ワックスシート」などで軽く清掃します。
旧居の掃除は、しっかり現状復帰しておくと「敷金」が戻ってくることがあります。
逆に汚れたままにしておくと、余分に資金が必要となることも…。
こうした掃除道具は、積み込み作業中に清掃を済ませて最後に積み込んでもらうか、自家用車で別途運搬します。
入手方法
旧宅で使用していたものを、そのまま使用するのが良いでしょう。
雑巾などは「古くなったタオル」などで代用するのが効率的。
12.軍手
重い荷物を移動させる際に軍手をしておくと、手を傷つける心配がありません。
入手方法
スーパー、ホームセンター、一部コンビニ、100均でも購入が可能。
選び方
大前提として、滑り止めの付いた軍手が良いです。
さらに現在は、「手袋をしたままスマホ操作ができるもの」もあります。
作業中は何かとスマホを使用することも多いので、こうしたものを選んでおくと便利です。
必要個数
作業する人数分でOK。
当たり前ですが、引越し業者の方は自分達で用意しています。
13.圧縮袋
布団を梱包するのに用います。
これがあれば、布団がかさばらないのでかなり便利。
一般的には、使用するには「掃除機」が必要ですので、掃除機を先に積み込んでしまわないよう、注意が必要です。
入手方法
ホームセンターや通販の他、100均でも購入可能。
選び方
掃除機の「ノズルの形」との相性事前にチェックしておきましょう。
100均のものでも普通に使えますが、個人的な経験上、しっかり封をしていてもどこからともなく空気が入り込みやすく、長い保管に使うのにはあまり向いていないと考えます。
※引っ越しの時だけ使うなら全然アリ
ただ今は、「専用ポンプ付きのもの」も売られていますので、コチラもオススメです。
必要個数
布団の数に応じて用意してください。
また、衣服などを圧縮袋にいれてかさばらないようにする方法もあります。
その場合も詰めすぎると意味を成さなくなりますので、衣類の枚数分用意しましょう。
あるとめっちゃ便利!5つのアイテム!
引越し中に「スムーズに荷物を運ぶ」「床に傷をつけないようにする」などの理由から、「あったら便利」な道具をご紹介します。
1.ドアストッパー
荷物運搬中に、勝手に扉が閉じないようにドアストッパーがあれば便利。
入手方法
ホームセンター、通販、100均で購入可能。
選び方
ドアの下に挟むものもありますが、ドアの下部に設置して必要な時だけ足でストッパーを降ろすものもあります。
どうせなら、新居でも使用していく想定で購入されることをオススメします。
2.チェアソックス
床に傷をつけないために「椅子の足」にかぶせるソックス状のもの。
入手方法
ホームセンターや通販、100均で手に入れることができます。
選び方
引越しに特化して使用するのであれば、「滑り止めのないもの」がオススメ。
また新居においても、掃除機をかける時などに、滑るタイプだと「掃除が捗る+床を傷つけない」ため一石二兆ですよ。
3.キャリーラクダ(モッコ)
「モッコ」とは、冷蔵庫、タンスなど、重いものを運ぶ際に使用する道具。
業者を使わずに引っ越しするのであれば、絶対に買っておいた方が良いアイテムです。
中でもめちゃくちゃオススメの商品が、「キャリーラクダ」。
これを使うと、びっくりするくらい簡単に物を運べるようになります。
2人で使うものですが、今後のために一家に一つあるとかなり便利。
入手方法
楽天やアマゾンなどの通販サイト。
4.養生パッド
冷蔵庫やテレビ、家電や家具などを運搬する際に防護するキルティング状のパッド。
こちらも通常は業者が持っていますが、もしも「業者を使わない」のであれば、用意した方が良いです。
入手方法
一部ホームセンターやネット通販で入手可能です。
選び方
引越し以外には使わないものですし、一人で引っ越す場合は、「いらない毛布」などで代用することをオススメします。
5.台車
段ボールなどを一度に移動させるのに便利ですし、重いものを移動させるのに使います。
こちらも「自分で引っ越しする」という方は、絶対にあった方が良いアイテム。
入手方法
ホームセンターなどで貸し出してくれることもありますし、大きなマンションでは「共用道具」として置いてくれている所もあります。
ゴミ捨て場を確認してみたり、家主に聞くと貸してもらえることも多々ありますよ。
通販でも安く購入できますので、今後もキャンプをしたりする人は、一台あっても損は無いです。
絶対に忘れないで!「やるべきこと」まとめ!
引っ越しが決まったら、上記の「必要なもの」をまずは揃えましょう。
一方で、手続きとして「やっておくべきこと」もありますので、ここで説明しておきます。
1.住民票の移動手続き
引越し後14日以内に「住民票の移動」をしなかった場合、最悪なケースとして過料を課せられる可能性がありますので忘れずに。
住民票移動では、基本的に引っ越し前後で2回の手続きが必要です。
2.マイナンバーカード(通知カード)の手続き
引越し時には「マイナンバーカード(通知カード)」の住所変更も義務となっていますので、忘れずに行いましょう。
>>マイナンバー(通知)カードの「住所変更」手続き!引越し後の7つの注意
3.NHKの手続き
NHKを契約している方は、二重請求される可能性があるので必ず対応しておきましょう。
>>NHKの引越し(住所変更)手続きは必須!放置では解約されずヤバイことに
まとめ!
引っ越しをスムーズに進めるための「必要な物」を紹介しました!
引っ越し当日はバタバタするので、以下の記事で「事前にやっておくべきこと」「当日やること」も把握しておきましょう!
>>引っ越しの各工程の作業時間目安と、時間をギュッと短縮する7つのコツ!
その他、引っ越しにまつわる話を解説しています。
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見積り比較してない方は要注意!
引っ越しが落ち着いてくる5月以降は特に、業者間の価格差が開くため、必ず何度か比較して下さい。
消費者庁からも、『見積りは複数の事業者に依頼し、価格だけでなくサービス内容も十分に検討すること』と忠告されている通り、比較すると見積りは数万〜数十万円変わります。
実際半額になることも多々あるため、一度は必ず比較して下さい。
ちなみに既に他社で申し込んでいても、見積もり時に提示される「標準引越運送約款」では、通常3日前までにキャンセルすれば「キャンセル料」は発生しません。
なお、比較する際は有名な『引越し侍』がオススメ。
理由はシンプルで、「比較対象としている引越し業者」が圧倒的に多いため、より安い業者を見つけられる可能性が高いからです。
特に繁忙期を過ぎた5月中旬以降は、かなり下げてくれる業者も出てくるため、事前に何度か比べておかなければ損します。
見積り比較は無料なので、大損する前に必ず確認しておきましょう。
ちなみに、住所や家財を入力すると10社ほどの「見積り相場」がすぐに表示されますが、中には電話してくる業者もいます。
電話を受けたくない方は、「その他の要望欄」へ『電話は受け取れないため、必ずメールにてご連絡下さい』と一言入れておくと良いです。
私自身も過去に3回使っていますが、全然掛かってこなくなったためオススメです!
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