引越しに仏滅を選ぶべき3つの理由と、90%が「気にしてない」という事実

引越しに仏滅を選ぶべき3つの理由と、90%が「気にしていない」という事実!

こんにちは。
公務員を辞めたあと、点々と引っ越しを繰り返していたアキラです。

 

「六曜」や「日柄(吉凶)」を気にする人は、『引っ越しに仏滅を選んで良いのだろうか?』と気になるものでしょう。

 

ですが結論から言えば、引っ越しに仏滅を選ぶことは問題ない
むしろ積極的に選ぶ理由があるくらいです。

 

このページでは、

 

  • 一般的に仏滅が避けられる理由
  • むしろ、引っ越しに仏滅を選ぶべき理由
  • アンケートで分かった、実は90%以上が「気にしていない」という事実

 

をまとめました。

 

気にしている方は、ぜひこれを気に「仏滅の引っ越し」を前向きに捉えて頂ければと思います。

 

 

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仏滅が「引っ越し」で避けられてきた理由とは?

「仏滅」に引越しするのが良くないと言われる理由は、「仏滅は“縁起の悪い日”」と思われているから

 

「仏滅」と聞くと、いかにも縁起が悪そうですもんね。

 

これから新しい人生を始めようという「引越し」には、できるだけ“大安のような縁起の良い日” を選びたいでしょう。

 

つまり「仏滅」が避けられている理由は、このように

 

  • 「仏滅」が縁起が良くないと思われていること
  • 引越しには縁起の良い日を選びたい

 

という2つの理由が合わさっています。

 

ところが、実のところ「仏滅と引っ越しの相性」は良いのです。

 

 

 

「仏滅」の本当の意味は、引っ越しにピッタリ!

「仏滅」は、中国から伝わってきた「六曜」という暦に出てきます。

 

「六曜」には、ほかにも「大安・先勝・友引・先負・赤口」があり、それぞれに意味があります。

 

多くの人には、

 

  • 「大安」なら縁起が良い
  • 「仏滅」なら縁起が悪い
  • 「先勝」ならマシ

 

など、その程度の認識しかないのではないでしょうか?

 

これは「おみくじ」にも言えることですが、「大吉だから良く、凶だから悪い」のではありません。

 

そこに込められた意味が重要なのです。

 

六曜

意味

引っ越し
との相性

大安

終日吉日とされ、新しくはじめるのが吉

先勝

「先んずれば勝つ」という意味で午前中が吉


(午前のみ)

友引

「凶事に友を引く」という意味で凶事以外は良い

仏滅

お祝い事は避け、辞めるのが吉

先負

先勝の逆で、「後から良くなる」ので午後が吉


(午後のみ)

赤口

不吉な日とされているが正午前後はマシ

×
(11〜13時は△)

 

 

仏滅の本当の意味は「古いものの整理」

上の表だけを見ると、「あまり良く無い印象」を持つかもしれませんね。

 

そもそも「仏滅」とは「仏が滅する」と書くため、「仏様がなくなった日」と勘違いしている人も多いようです。

 

ところが「仏滅」は、もともと「物滅」と書き、「すべてのモノをリセットする」という意味合いがあります

 

この「仏滅」がもつ本来の意味合いが、引越しには実はピッタリなのです。

 

もちろん「新しいことをはじめる」「お祝い事を行う」などは、「大安」が良いのは間違いありません。

 

「仏滅」の持つ意味合いは、簡単に言うと「古いものを整理する」です。

 

恋愛で言えば、別れるのに良いのが「仏滅」、はじめるのに良いのが「大安」。

 

転職で言えば、退社日に良いのが「仏滅」で入社日に良いのが「大安」ということです。

 

引越しの場合ですと、家を出るのが「仏滅」で入居するのが「大安」だと良いわけですが、現実的にはそんな引っ越しの方法はとれません。

 

そのため、引越しの場合は「仏滅」でも「大安」でも構わないのです。

 

 

 

引っ越しに仏滅を選ぶべき3つの理由!

では続いて、引っ越しに仏滅を選ぶべき理由を3点説明しましょう。

 

 

引っ越しにピッタリな日だから!

すでに説明のとおり、仏滅の本当の意味は「古い物の整理」であり、引っ越しとはピッタリな意味合いを持っています。

 

六曜を何となく気にしている人は、ただただ「縁起の悪い日」というイメージを持って避けていますが、わざわざ避けるような日では無く、むしろ「引っ越しにプラスの意味がある日」として選べば良いです。

 

 

 

引っ越し料金が安くなりやすい!

一般的に「仏滅は引越しに向かない」と解釈している方がいるため、その方達は「大安」に集中しやすいです。

 

引っ越し業者にもよりますが、こうした理由から「大安」には比較的料金が上がりやすく、「仏滅」には料金が下がる傾向があります。

 

そのため、本当は「引っ越しにもピッタリな日」にも関わらず、安く引っ越せる可能性があるのです。

 

ただし後ほど説明しますが、六曜を気にする人は正直10%ほどしかいらっしゃらないため、実際には「仏滅の引越し」が極端に少ないということはありません。

 

そのため1〜4月の繁忙期の場合、「仏滅」であれ予約を取ることさえも困難になりがちです。
(引っ越し難民という言葉があるくらいです)

 

 

 

「引っ越し日」の既成事実を変える!

上の二つの理由から、仏滅を選ぶメリットは十分にあります。

 

ただしそれでも気になるという場合は、「縁起を担ぐ」という意味で、「引っ越し日」を無理やり変更すれば良いです。

 

この「引っ越し日」というのは「実際に引越しをする日」ではありません。

 

「実際に引っ越しをする日」よりも早く「大安日」などに寝袋を使って寝たり、なんらかの生活をすれば良いのです。

 

そしてその日を「引っ越した日」という既成事実として捉えます

 

もし「引っ越した日」を「仏滅」以外に無理やり変えたとしても、「A安くなりやすい」というメリットは享受できますので、仏滅を選ぶ理由として悪くないでしょう。

 

 

 

仏滅は90%の人が「気にしていない」という事実!

この記事に辿りついたあなたは、『六曜が気になる人』でしょう。

 

しかし、150人に対して「ガチなアンケート」を取った結果、なんと90%の人は

 

  • 全く気にしていない
  • 気になるが、引っ越せる日を優先する

 

という考えであり、「気にして日程を決める」という人はわずか10%でした。

 

ここからは、『なんか気になるんだよな…』という方に、以下のアンケートの結果をお伝えします。

 

アンケート内容
  • なぜ気にしないのか?なぜ気にするのか?
  • (気になる人は)仏滅と引っ越し日が被ったら何か対策するのか?
  • 実際に仏滅に引っ越して、何か起きたことがあるか?

 

■回答者の分布■
webにて150人に対して投票を募った結果、以下の方より回答頂きました。

・男性:67人
・女性:83人

・20代:24人
・30代:50人
・40代:47人
・50代以上:29人

 

 

 

まずは「気にしますか?」という質問への回答から。

 

選択肢

回答数

回答割合

気にして日程を決める

14

9%

気になるが、引っ越せる日を優先する

16

11%

気にしない

120

80%

 

六曜を気にする方からすると信じられないかもしれませんが、そもそもでほとんどの人が気にしていないのです。

 

『○○さんが言ってたから、私も気にするようになった…』という人もいらっしゃると思いますが、正直「少数派の意見である」ということは認識しておいても良いかと思います。

 

 

 

上の回答を選んだ理由は?

では『なぜ気にするのか?なぜ気にしないのか?』、その答えをそれぞれ一部紹介していきます。

 

 

「気にして日程を決める」理由は?
  • 大安に縁起のいい日と言うイメージがあるから、大安を選ぶ。
  • 主人の母がとても気にするので。
  • 縁起のいい日に行動を起こしたいから。
  • 仏滅は何をするにも良くない日だと感じるから。
  • 安全に無事引っ越しができそうだから。
  • やはりいろんな大事な行事を行うことは気になります。

 

「気にする」という人は、仏滅を外していると言うよりは、一般的に縁起の良いと言われる「大安」を選んでいる印象を受けました。

 

ただし上で説明のとおり、「引っ越し」においては「仏滅の本来の意味」とは合致するので、決して悪くありません。

 

 

「気になるが、日程を優先する」理由は?
  • なんとなく縁起担ぎで良い時を選びたいから。
  • 仏滅以外ならいいかなと思うから。
  • 最初の引越しの際に親に勧められたから。
  • 仏滅と友引は縁起が悪そうだから。
  • 新しい出発なので気持ちの問題で。
  • やはり、仏滅と赤口は避けたい。

 

「気になるが、引っ越せる日を優先する」という人も、多くは『大安を選びたい。仏滅は縁起が悪そう。』という理由でした。

 

 

「気にしない」理由は?
  • 中国由来の占いなんて関係ないから。
  • 引っ越しの時に六曜を気にする人がいると言うことを、今回初めて知ったので。
  • 結婚式なら気にするけど、引っ越しは気にならない。
  • 六曜よりも、引っ越し費用が安くなる日取りに予約できるかどうかの方が、はるかに気になるので。
  • 非科学的なものに興味がないから。
  • 六曜よりも天候などの方が気になる。
  • 忙しい中引っ越しをするので、細かいことを気にする必要はないと思うから。
  • 引っ越しなんてたいしたイベントじゃないから。
  • 昔のしきたりで気にする必要がないからです。
  • 仏滅や赤口以外の日でも、悪いことが起きる可能性はあるから。
  • 意味をよく知らないので何を選べばよいかわからない。
  • 冠婚葬祭なら少しは気にするが、引っ越しは全く関係ないと思う。

 

気にしない人は、圧倒的に『単純に気にならないから。』という理由が多かったです。

 

他には、以上のような理由から気にしないとのこと。

 

 

 

少しでも気になる人は、仏滅と引っ越し日が被ったらどうするか?

続いては、仏滅が気になる人への『仏滅と引っ越し日が被ってしまったら、何らかの対策を取るか?』という質問に対する回答。

 

  • 対策は特にはしないと思います。でも嫌だなと思いながら引っ越しをすると思う。
  • 新しい家に入る時、玄関に盛り塩を置き、厄を払う。
  • どうしても難しいのであれば、引っ越し業者を変更します。
  • 寝袋などを使用して、日の良い日に前もって1泊する。
  • 先に衣類だけを入れる。
  • なるべくムダ口をきかないようにします。
  • 新居に塩を置く。何事も無いようにと心で願いながら作業する。
  • 特にはとらないが、それ以外の日にちに変更できないか考える。
  • 慎重に安全に用心深く引っ越し作業にあたります。

 

「気にする」「気になるが引っ越し日を優先する」という30人の回答のうち、19人は「特に何もしない」でした。

 

残りの11人は、上記のような回答。

 

 

 

仏滅に引っ越して、何か悪いことが起きたことはあるか?

『仏滅に引っ越して、何か悪いことが起きたことはあるか?』という問に対して、なんと一人だけ以下の回答がありました。

 

新しい家の玄関に龍の置物を置いたのですが、家周辺をうろうろしている人がいたので急いでおうちに帰ったら、その龍のシッポがいきなりばきっと折れた。

 

これが「悪いこと」なのかは分かりませんが、149人のほとんどは『仏滅を気にしたことが無いから、そもそも分からない』というものでした。

 

また「気にする」という人も、『何も起こったことが無い』という回答でした。

 

 

 

気にするかどうかはアナタの気持ち次第!

『六曜を気にしてはダメだ』という話ではなく、そもそもで「引っ越し時に気にしている人が少なすぎる」という事実があります。

 

そのため、『周りの人が気にしているから私も…』という方は、考え方を変えても良いかもしれません。

 

また、説明のとおり「そもそも仏滅は引っ越しにピッタリな日」なので、気にしないどころか、良い意味で捉えれば良いでしょう。

 

 

どうしても仏滅が気になるが、引っ越さなければならない時の対策!

繰り返しになりますが、仏滅は「引っ越しにピッタリの日」。

 

ですがそれでも『気になる…』という方は、仏滅を選ぶ3つの理由でも説明のとおり、引っ越しの「既成事実」を事前に作れば良いです。

 

『どうしても仏滅は縁起が悪い』と思う場合、何でも良いので普段の生活で使っている品(服など)を、「大安などの縁起の良いと言われる日」を選んで先に運んでおくと良いです。

 

そして、その日を「引越し日」にしてしまう訳です。

 

ガスや電気などの開設日も、その日に設定しておくと良いでしょう。

 

また、

 

  • 新居で弁当を食べる
  • 寝袋で一晩過ごす

 

などして、しっかりとした「既成事実」を作っておくとよりベター。

 

こうした方法は「ズル」をしているような気がしますが、意外と昔からされています。

 

「縁起を担ぐ」とは、むしろこうした細かなことを実践することなのです。

 

 

 

さいごに!

「引っ越しに仏滅を選ぶべき理由」と「90%の人がそもそも気にしていない」という事実をお話しました。

 

日柄を気にするか否かはアナタ次第ですが、仏滅を選ぶべきポジティブな理由は3つもあるので、個人的には積極的に選んでも良いと思っています。

 

それよりも、引越し後14日以内に「住民票の移動」をしなかった場合、最悪なケースとして過料を課せられる可能性がありますので忘れずに。

 

住民票移動では、基本的に引っ越し前後で2回の手続きが必要です。

 

 

 

さらに、引越し時には「マイナンバーカード(通知カード)」の住所変更も義務となっていますので、忘れずに行いましょう。

>>マイナンバー(通知)カードの「住所変更」手続き!引越し後の7つの注意

 

 

NHKを契約している方は、二重請求される可能性があるので必ず対応しておきましょう。

>>NHKの引越し(住所変更)手続きは必須!放置では解約されずヤバイことに

 

 

引越しに関するページ!

 

見積り比較してない方は要注意!


引っ越しが落ち着いてくる5月以降は特に、業者間の価格差が開くため、必ず何度か比較して下さい。


消費者庁からも、『見積りは複数の事業者に依頼し、価格だけでなくサービス内容も十分に検討すること』と忠告されている通り、比較すると見積りは数万〜数十万円変わります。

実際半額になることも多々あるため、一度は必ず比較して下さい。


ちなみに既に他社で申し込んでいても、見積もり時に提示される「標準引越運送約款」では、通常3日前までにキャンセルすれば「キャンセル料」は発生しません


なお、比較する際は有名な『引越し侍』がオススメ。

理由はシンプルで、「比較対象としている引越し業者」が圧倒的に多いため、より安い業者を見つけられる可能性が高いからです。


特に繁忙期を過ぎた5月中旬以降は、かなり下げてくれる業者も出てくるため、事前に何度か比べておかなければ損します。

見積り比較は無料なので、大損する前に必ず確認しておきましょう。


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