「引越し挨拶しない人は30%」を信じてるとヤバイぞ!非常識な人間に…

「引越し挨拶しない人は30%」を信じてるとヤバイぞ!非常識な人間に…

こんにちは。
公務員を辞めたあと、10回ほど引っ越しを繰り返してきたアキラです。

 

『最近は引っ越しの挨拶をしない人も増えた』なんて話も聞きますが、果たして本当なのでしょうか?

 

「3割りは挨拶しない」というデータもあるようですが、当サイトが150人にガチアンケートしたところ、これは条件によって大きく変わることが分かりました。

 

真に受けて『3割してないなら、私もしないでおこう』と思っていると、「非常識な人」として認識される可能性がありますので注意して下さい。

 

このページでは、『挨拶しなくても良いかな…』とお悩み中のアナタへ、

 

  • 本当に3割は挨拶しないのか?
  • 皆が挨拶する/しない理由はなにか?
  • 挨拶することで何かメリットはあるのか?
  • 一人暮らしの場合は、しない方が良いのか?

 

などをまとめてみました。

 

 

人気の関連ページ!

 

 

まずは結論!「挨拶しない人」は本当に少ないのか?

ごちゃごちゃ言わず、まずは当記事の150人にアンケート取って分かった内容を、結論から述べます。

 

結論から言うと、「挨拶しない人の割合」というのは、

 

  • 「引っ越し前」での挨拶
  • 「引っ越し先」での挨拶
  • 一軒家での挨拶
  • マンションでの挨拶

 

によって、全く数字が変わることが分かりました。

 

つまり『30%の人は挨拶しない』ということを真に受けていると、「非常識な人間」として見られる可能性もあるので要注意。

 

 

アンケート回答者の分布

webにて150人に対して投票を募った結果、以下の方より回答頂きました。

・男性:71人
・女性:79人

・20代:23人
・30代:60人
・40代:38人
・50代:26人
・60代以上:3人

 

 

 

まずは「引っ越し前の挨拶」から!

まずは「引っ越し前に、旧居の周りに挨拶しますか?」という問に対する回答です。

 

引っ越し前
住居

挨拶する人

挨拶しない人

挨拶しない人の割合

一軒家

20

13

9%

マンション

39

78

67%

 

この表から分かるとおり、「引っ越し前の挨拶」は一軒家の場合はほとんどの人が挨拶しています

 

一方、マンションでは実に7割近くの人が、挨拶せずに引越しているのが現状。

 

理由は後ほどまとめて紹介しますが、マンションの場合は「近所付き合い」が全く無い人が多いため、引っ越し時にも挨拶せずに出て行く方が圧倒的に多いです。

 

これらの結果から、「一軒家」の方は、近所へ挨拶してから引っ越した方が「絶対に良い」と言えます。

 

 

 

では、「引っ越し先での挨拶」はどうか?

では、多くの人が気になるであろう「引っ越し先での挨拶」についての回答です。

 

引っ越し後
住居

挨拶する人

挨拶しない人

挨拶しない人の割合

一軒家

54

12

18%

マンション

53

31

37%

 

この表から分かる事として、引っ越し先が「一軒家」の場合は、やはり圧倒的に挨拶する人の方が多いため、「挨拶しない人=非常識」というレッテルを貼られる可能性は多いにあります

 

一方のマンションの場合は「挨拶しない人」も多いため、するに越したことはありませんが、しなくとも特別「悪い印象」を持たれることも無いでしょう。

 

ただし後ほど説明しますが、挨拶することにはメリットがありますので、マンションであっても極力挨拶した方が良いです。

 

 

 

ちなみに、7割の人は「挨拶=常識」という認識!

アンケートにて「引越してきた人が挨拶に来た場合、どのように感じますか?」と質問してみたところ、なんと70%の人が「常識的だと思う」と回答しました

 

選択肢

回答数

回答割合

常識的だと思う

106

70%

何も感じない

28

19%

迷惑に感じる

6

4%

その他

10

7%

 

さらに「常識的だと思う」と回答した106人中、なんと21人は「挨拶に行っていない」という人。

 

つまり『常識的には行くべきだと分かっているけど、まあいいか』と済ませてしまっている人も多くいるということです。

 

ちなみに、「その他」には以下のような回答が並びました。

 

 

「その他」の回答
  • 丁寧だが古風な人だと感じる。
  • わざわざ来てくれて礼儀正しいと思う。
  • 今どき律儀な人だなと思う。
  • 私は礼儀だと思って挨拶に行きましたが、他の家庭に対してはどちらでもいいと思います。

 

※他は上記と同じ内容

 

 

『いまどき挨拶する人は珍しい』と考えている人も、少なからずいるということですね。

 

 

挨拶するかどうかは「皆の意見」を見て考えよ!

ここまでの結果から、

 

  • 引っ越し前の挨拶

    ⇒一軒家だと「挨拶する人」が圧倒的に多く、マンションにおいては「挨拶しない人」が多い

  • 引っ越し後の挨拶

    ⇒一軒家だと「挨拶する人」が圧倒的に多く、マンションにおいては「挨拶しない人」もそこそこ多い

 

ということが分かりました。

 

では、皆さんはどのような理由から「挨拶する/しない」を決めているのか?

 

それぞれの条件において、回答頂いた内容を挙げてみます。

 

 

引っ越しの挨拶

 

挨拶した人の理由
  • 隣が大家さんだったから挨拶せざるを得ない。
  • 引っ越し作業などで迷惑をかけるかもしれないから。
  • 仲がよかったり、同じ会社で顔見知りだったりしたから。
  • 除雪をしてもらったり、お世話になっていたため。
  • 社宅だったため、行った。
  • 長年住んでいて、よく廊下で挨拶をしていたため。
  • 私の住む地方都市は地域の結び付きが強いので、普通は引っ越しのような時は挨拶します。
  • ときどき顔を合わせることもあったので、隣家にだけ行った。
  • 自治会に入っていたので、同じ組のご近所だけ挨拶をしました。
  • 礼儀かなと思ったから。
  • 何度か引っ越しをしているが、関わりが無くても挨拶は当たり前だと思う。
  • etc...

 

 

挨拶しなかった人の理由
  • 顔見知り程度でさほど交流も無かった為。
  • 顔も見たことがなく、滅多に在宅している気配もなかったため。
  • 大家さんとしか関わりがなかったため。
  • 隣とはトラブルになったため。
  • 共生しないのだからそれは必要ない。
  • お隣は寮のように使用していため。必要性を感じなかった。
  • 引っ越しの準備などで忙しく、挨拶するだけの余裕がなかった。
  • etc...

 

 

引っ越しでの挨拶

 

挨拶した人の理由
  • 以降、長く住む予定の住居であったため。
  • 挨拶をするのが当然のことだと考えているから。
  • とりあえず両隣は行った方が無難だろうと思った。
  • 今後の関係を考えて念のため。
  • 子供がいるので、うるさくて迷惑をかけることもあるかと思い挨拶に回った。
  • 常識がないと思われないため。
  • 町内会とか、子供関連で世話になることが確実だったため。
  • 上下左右の4軒のみですが、今後も音漏れ等もあったりすると思ったので。
  • ペットを飼っているので、迷惑をかけるかもしれないので挨拶に行きました。
  • 20件ほどの集合住宅であり、見知らぬ土地だったので、なるべくご近所の「ひととなり」を知るために挨拶しました。
  • 分譲マンションなので人の出入り(入居者の入れ替え)は少なく、長い付き合いになる可能性があると感じたので。
  • etc...

 

 

挨拶しなかった人の理由
  • タイミングを逃した。
  • 一人暮らしなので防犯上、しなかった。
  • 生活時間が異なる住人や外国人が多いため、挨拶に行きづらかったため。
  • オートロックのため、隣の部屋のインターホンを鳴らすと驚かれるかと思ったため。偶然お会いした時に軽い挨拶をしました。
  • 何度も挨拶したくてピンポンを鳴らしましたが、ずっと居留守でした。
  • 引っ越した時、隣は未入居だったため。
  • 関わりたくないため。
  • 迷ったけど、単身者の多いマンションなので挨拶する人の方が少ないかなと思ってやめときました。大家さんには煎餅お渡しして挨拶しました。
  • 今時はしないのが普通だと思っている。ご近所づきあいを期待していない。
  • 東京だから必要ないかと思った。
  • 隣人の顔を知らないほうが安全だと思ったから。

 

 

挨拶する5つのメリット!

皆さんの回答を見ると、挨拶することの「メリット」が見えてきます。

 

ここでは、それぞれを端的にまとめてみます。

 

 

「引っ越しの挨拶」のメリットは1つ!

引っ越し前の挨拶は、『お世話になりました、ありがとうございました』という意味を込めての挨拶なので、その点についてはメリットはありません。

 

一軒家の場合はもはや「常識」と言っても過言ではないため、メリット・デメリット云々の話は論外かもしれませんね。

 

とは言え一軒家・マンションに関わらず、『当日は引っ越しで騒がしくします。』と伝えていることで、余計なトラブルを回避できる可能性は高まります。

 

 

 

「引っ越しでの挨拶」の4つのメリット!

「引っ越し先で挨拶する」ことのメリットは、たくさんあります!

 

 

「常識人」だと思われること

アンケート結果からも分かるとおり、70%の人は「挨拶に来る人=常識的な人」という認識を持っていますので、「プラスの印象」を持たれても、「マイナスな印象」を持たれることは基本的には無いと言えます。

 

 

ご近所トラブルの可能性を減らせる

「子どもやペットがいる」場合や「何らかの楽器を使う予定がある」場合は、一言伝えておくだけで、その後のトラブルも大事にならずに済むことが多いです。

 

例えば、アナタの近所の部屋でドタバタと騒がしい時に、それが「見ず知らずの人」の場合と、『赤ちゃんがいるなら仕方ないか…』と事情を察せられるのとでは、あなたの対応も大きく変わると思います。

 

同様に、あなたの騒音も「顔見知りだから/事情を知っているから」という理由から、許してくれる可能性は高まります。

 

 

「ひととなり」を知れる

ご近所の「ひととなり」を知ることもできますので、『この部屋の人は感じが良いから、何かあった時に頼れそうだな』『あっ…この部屋の人はちょっとヤバそうだな…』などなど、事前に雰囲気を把握しておくことで、その後のトラブル解決・回避にも繋がります。

 

 

近所付き合いが出来る

もちろん気が合う人がいれば、仲良くなって生活が楽しくなる可能性もあります。

 

特に「子連れ」同士であれば、ママ友になったり、子ども同士が仲良くなることも多々あります。

 

 

 

一人暮らしなら挨拶しない方が良いの?

「一人暮らしだから挨拶しない」という話もよく聞きます。

 

たしかに女性の場合、「女性の一人暮らし」をわざわざ周りに知らせるのは、万が一を考えるとオススメは出来ません。

 

ただし「女性専用のマンション」である場合は、そういう意味での危険性はありませんので、今後の生活を少しでも円滑にするのであれば挨拶した方が良いでしょう。

 

男性も同様に、『(たとえば)宅飲みなどで周りに迷惑かけそうだな…』と感じるのであれば、万が一の時におおごとにならないように、一言挨拶しておくと良いですよ。

 

またいずれにせよ、管理人や大家がいる場合は、一言挨拶しておいた方が良いでしょう。

 

 

 

挨拶すべき範囲は?

引越しの挨拶は「向こう三軒両隣」にするのが通例とされています。

 

向こう三軒両隣とは、向かいの家と、その両隣、自宅の両隣の計五軒。

 

引っ越し挨拶する範囲(一軒家)

 

 

ただしこれは「一軒家」の話であり、マンションなどの集合住宅の場合、両隣と上と下の部屋にすればOK。

 

引っ越し挨拶する範囲(マンション)

 

とは言え、廊下で子どもが騒いだりしそうな可能性があるのであれば、目の前の部屋にも挨拶しておいた方が無難です。

 

さらに、管理人さん、大家さんを加えるのが「マンション・アパートにおける引越しの挨拶の範囲」です。

 

 

 

何度行っても留守の場合は?

中には『何度行っても留守だったから挨拶するのやめた!』という方もいらっしゃると思います。

 

一軒家ではあまり無いかもしれませんが、マンションだと「部屋のインターフォン」を押されても、(何かの営業と勘違いされる等の理由から)居留守を使う方もいらっしゃいます。

 

その場合は、手紙や粗品をポストに入れておくと良いですよ。

 

それだけでも印象がグッと変わります。

 

人気の関連ページ!
>><引越し挨拶>不在時の手紙に書く7つの要点と、好印象を与える文例5つ

 

 

 

まとめ!

「引っ越し挨拶をしない」人の割合やその理由、そして「挨拶するメリット」などを説明しました。

 

最後に当ページの内容を簡単にまとめておきます。

 

  • 「引っ越し前(旧居)での挨拶」は、一軒家では90%がしており、マンションでは33%がしている。
  • 「引っ越し先での挨拶」は、一軒家では82%がしており、マンションでは63%がしている。
  • つまり「一軒家」の場合は、旧居・新居において【必ずしておくべき】と言える。
  • 70%の人が“挨拶に来た人”に対して、「常識的な人」という印象を持つ。
  • 引っ越し前の挨拶は、「これまでお世話になったお礼」「当日の騒音を事前に詫びること」の意味で行う。
  • 引っ越し先での挨拶は、「ご近所トラブルを減らせる」「常識人だと思われる」「人となりを知れる」「気が合えば仲良くなれる」などのメリットがある。
  • 一人暮らしであっても、円滑な生活を送るために、一言挨拶しておく方が良い。
  • 「何度挨拶に行っても留守」の場合は、ポストに手紙を入れておくと良い。

 

 

さてバタバタと忙しいと思いますが、引越し後14日以内に「住民票の移動」をしなかった場合、最悪なケースとして過料を課せられる可能性がありますのでお忘れなく。

 

住民票移動では、基本的に引っ越し前後で2回の手続きが必要です。

 

 

 

さらに、引越し時には「マイナンバーカード(通知カード)」の住所変更も義務となっていますので、忘れずに行いましょう。

>>マイナンバー(通知)カードの「住所変更」手続き!引越し後の7つの注意

 

 

NHKを契約している方は、二重請求される可能性があるので必ず対応しておきましょう。

>>NHKの引越し(住所変更)手続きは必須!放置では解約されずヤバイことに

 

 

引越しに関するページ!

 

見積り比較してない方は要注意!


引っ越しが落ち着いてくる5月以降は特に、業者間の価格差が開くため、必ず何度か比較して下さい。


消費者庁からも、『見積りは複数の事業者に依頼し、価格だけでなくサービス内容も十分に検討すること』と忠告されている通り、比較すると見積りは数万〜数十万円変わります。

実際半額になることも多々あるため、一度は必ず比較して下さい。


ちなみに既に他社で申し込んでいても、見積もり時に提示される「標準引越運送約款」では、通常3日前までにキャンセルすれば「キャンセル料」は発生しません


なお、比較する際は有名な『引越し侍』がオススメ。

理由はシンプルで、「比較対象としている引越し業者」が圧倒的に多いため、より安い業者を見つけられる可能性が高いからです。


特に繁忙期を過ぎた5月中旬以降は、かなり下げてくれる業者も出てくるため、事前に何度か比べておかなければ損します。

見積り比較は無料なので、大損する前に必ず確認しておきましょう。


ちなみに、住所や家財を入力すると10社ほどの「見積り相場」がすぐに表示されますが、中には電話してくる業者もいます。

電話を受けたくない方は、「その他の要望欄」へ『電話は受け取れないため、必ずメールにてご連絡下さい』と一言入れておくと良いです。

私自身も過去に3回使っていますが、全然掛かってこなくなったためオススメです!


※クリックで公式ページへ移動します