<サンフランシスコ観光>治安が悪い3エリアと、旅行時の13の注意点!
こんにちは。
年に5回は必ず「海外旅行」に行くアキラです。
サンフランシスコに限らず、海外旅行へ出かける前には必ず
- 現地の治安
- 注意すべき点(日本人の常識と違う点・日本との違い)
をチェックしておきましょう。
特にサンフランシスコは「比較的安全な場所」と言われますが、それはエリアによっても変わってきます。
そのため、観光時には注意すべき点が数多く存在します。
このページでは、アメリカをこよなく愛している筆者が、ラスベガスの治安・危険性を分かりやすくまとめてみました。
ぜひ最後までお読み頂ければ幸いです。
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サンフランシスコのエリア別の治安を知ろう!
サンフランシスコと言えば、
- Apple
と「全世界で知られているIT企業」の本社が置かれているエリア。
最近では、Uber、Pinterestと言った勢いのある企業も所在しているため、働く為にサンフランシスコに移住する人々が増えています。
「そんな大企業が集まる大都市であれば、安全なのでは?」と思う方も多いと思いますし、実際にサンフランシスコは「比較的安全な街」と言われています。
しかし、場所によっては悪いところも当然あります。
「1日もあれば観光できる」と言われるサンフランシスコにおける、
- 犯罪種類
- 治安の悪い地域
をしっかり把握しておきましょう。
美味しそうな名前のエリアですが、サンフランシスコの危険エリアでは、一番に名前があがる最も治安が悪い場所です。
もっとも厄介なこととして、ユニオン・スクエアのすぐ隣にあることです。
このユニオン・スクエアとは、サンフランシスコ観光の中心地であり、
- 高級ブランド店
- 有名レストラン
- デパート
- ホテル
などが揃っているため、多くの日本人が好んで滞在する人気のエリアです。
これは大都市によくあることですが、たった1ブロックの差で治安がまったく違うのです。
強烈な『臭い』と『汚さ』がある
テンダーロイン地区に一歩でも入れば、『臭い』と『汚さ』ですぐに危険と分かります。
ホームレスの数が多く、精神異常者、ドラッグ中毒者が溢れています。
道に、犬ではなく人の糞尿がいたるところにあるので、下を見ながら歩かないといけないほど。
生ゴミを放置していたような鼻に残る臭い、またドラッグ(マリファナ)の臭いがすれ違った人からします。
ドラッグ中毒、アルコール中毒などで、道ばたに倒れ込んでいる人もいます。
ホームレスの犯罪に注意せよ
歩道は歩けないほど、ホームレスのテントで埋め尽くされています。
このテントは、小さい物もあればファミリー用の大きなテントもあり、近づくだけで怖いですが、地元の人は慣れていると近くを歩いたりします。
最近では市の取り締まりが強く、ホームレスの数を減らそうと、フェンスなどを用いてテントを置かせないようにしています。
その結果、ホームレスが減ったように思いましたが、ホームレスの人が一般市民に危害を加える事件が多く発生するようになりました。
頻発している「犯罪の種類」は?
ここのエリアの最近の犯罪を調べてみると、銃を使った犯罪は少なく、暴行、窃盗、器物破損といった犯罪が多いです。
歩道を歩いていると、至る所にガラスの破片が落ちています。
これは、車上荒らし、またはお店の窓ガラスが割られている、車自体が燃やされています。
これらの車は、パーキングなどで駐車してある車が狙われています。
これらのことから、テンダーロインは日中であっても行かないことをオススメします。
車で通るのも辞めておきましょう。
ドラッグで精神異常者も多いため、言葉で通用する相手ではありません。
「ミッションエリアが危険地区なの?」と思われる方もいると思います。
このエリアは、数年前とは大きく街の様子を変えた場所であり、今では大変人気のある観光スポットになっています。
今や「流行の発信地」とも言われているので、日中の雰囲気では危険を感じさせません。
しかし、15年ほど前までは非常に治安が悪く、特に銃を使った犯罪が絶えない地区でした。
ミッションストリートに注意せよ!
ミッションエリア内のミッションストリートには要注意。
200以上のアーティストから描かれた壁画、グラフィックアートは街全体にあり、インスタグラムでも人気があります。
この壁画は裏道や小道にも描かれており、まさに芸術。
実際にあった話ですが、アジア系観光客がインスタに載せるため、写真を撮るのに夢中になり、ドラッグディーラーが集まるエリアに入ってしまいました。
その結果、現金・カメラ・携帯を取られたあげく、全治3週間の暴行を受けるという事件がありました。
そのため写真を取る際には、裏道や小道は絶対に行かないようにしましょう。
16th St (BARTバート)付近にも注意!
ミッションエリア内の「16th St」では、2018年7月にも1人が死亡、2人が負傷の銃撃事件が起きています。
このエリアはまだまだ銃撃事件も多く、特に危険なエリアと言われています。
アメリカはストリートの名前が数字になっていることが多く、ミッションエリアでは16〜17のストリートは避けましょう。
また、観光客に人気のバート(高速鉄道)の利用の際には、16th St Mission駅は下車しないようにしましょう。
街の様子がガラッと変わり、ホームレスと言うよりは、ドラッグ売買による事件が多いため日中でも怖いです。
マーケットストリートとは、サンフランシスコ市内を斜めに横切る大通の名前です。
5th〜10th(シャッター街)には注意!
この通りの中で特に注意されているエリアが、5thから10thストリートの間です。
ほとんどのお店が閉まっており、閉まったお店のシャッターには落書きがされている状態。
開いているのは、ストリップショーのお店、アダルトビデオ店や小さなコンビニ店のみです。
これらのすべてのお店には、柵格子がされています。
『柵格子がされているエリア=危険』はアメリカの常識。
サウスオブマーケット
メインストリートの南側にあるのが、今最もホットと呼ばれる「ソーマ」です。
この地区は2000年に再開発が進み、街全体がガラッと変わりました。
大きなクラブや美術館、博物館、サンフランシスコジャイアンツの本拠地でもあります。
しかし、このエリアの犯罪件数を見てみると、4人に1人が何かしらの事件にあっている計算になります。
(窃盗、暴行、強盗、スリ、器物破損など)
2000年前はもっと多くの犯罪が起こっており、今ではその件数が減ったため「安全」と言われていますが、日本と比べたら決して安全ではありません。
特に犯罪がおきている時間帯が夕方6時以降ですので、その時間に訪れる場合は要注意。
サンフランシスコ観光で注意すべき13のポイント!
ここでは、観光する際に気をつける13の注意点についてまとめています。
旅行時には、以下の点に留意して楽しみましょう。
1.肌寒く、かつ紫外線に注意!
サンフランシスコは夏でも寒く、7月の平均気温は17度。
雨が降らず、冬でも10度前後なので、年間通して非常に過ごしやすいのが特徴です。
どのシーズンでも、必ず長袖を持って行きましょう。
なお、涼しいですが紫外線が非常に強いため、日焼け止めは必ず塗りましょう!
2.電圧に注意!
プラグは日本と同じなので、準備する必要はありません。
しかし「電圧」は違います。
日本が100Vで周波数50〜60Hzに対して、アメリカは120Vの60Hz。
もしも製品の表示が『AC100V〜240V』であれば使用可能です。
昔、私は長期の旅行の時には、必ず小さい炊飯器を持って行きました。
ある日、変圧器を使い忘れ、炊飯器が爆発して火災報知器を鳴らす騒ぎに…。
この時はホテルのマネージャーにひどく怒られたものの、金銭を支払う問題にはなりませんでした。
しかしアメリカは裁判大国でもありますので、このような事故には要注意。
なお、変圧器・変換プラグは買っておいても損は無いと思います。
私が実際に使っているオススメ商品は、以下のもの。
この商品が優れている点は、
- 5個のプラグが付いており、世界240ヶ国で使える。
- 入力電圧は260Vまで耐えれるため、電圧の高いオーストラリア(240V)であっても耐えられる。
- USBポートも付いており、わざわざスマホの充電器が必要ない。
という3点であり、これを購入してから海外で困ったことはありません。最強です。
3.チップ文化がある!
アメリカはチップの文化がありますが、『チップ=気持ち』であり、『チップ=強制』ではありません。
しかし、日本と違い、チップだけが収入になる人たちもいます。
主なチップの相場を紹介します。
- 一般的なレストラン・タクシー・サロン(ネイル、ヘアー、スパなど)
⇒15%〜20%
- ツアーガイド・ビュッフェレストラン
⇒10%
- カウンターバー(1杯)・ホテル清掃員(ベッドメイキング)
⇒$1〜$2
- ベルボーイ(主に玄関から客室まで、利用客の荷物運搬などの接待をする人)
⇒$2/鞄1つにつき
私の経験ですが、あるレストランでまったく愛想もなく、サービスも悪いウェイターがいました。
「日本人」というだけで、差別的な接客をするウェイターがいることも事実。
普段、食事をした際は20%払っていますが、この時は5%だけ払いました。
上記の金額は相場であり、自分が受けたサービスに対して支払うものです。
自身が良いサービスを受けていないのに、相場を支払う必要はありません。
4.高速鉄道(BART:バート)での居眠りに注意!
BARTは観光客にも人気がありますが、日本の感覚で居眠りなどしないよう要注意!
近年、寝ている間に荷物を盗まれた事件が多発しています。
BARTは、「サンフランシスコ国際空港」から観光地で有名な「ユニオンスクエア」付近まで通っているため、観光客が被害に遭うケースも多いのです。
それを証拠に、ホームレスがスーツケースを多く持っている事があります。
そしてテントの中にも、スーツケースが複数あります。
中身は「闇市」などで売られていると言われおり、BARTは要注意すべきスポットでもあります。
5.バスでの移動に気をつけよ!
市内を巡回している
- ミュニバス
- 路面電車
- ケーブルカー
は、すべて1つの企業が運営しています。
サンフランシスコは1日あればかなり観光できますが、乗車賃がすべて他の市よりも若干高いです。
(ケーブルカーは1回の乗車で7ドル)
そのため、22ドルの「1day pass」を利用する事をオススメします。
しかし気をつけないといけないのは「バス」です。
路面電車やケーブルカーは観光客が多いですが、市内を巡回するバスの利用者は、低所得者(車が買えない)人たちが利用するため、バス内での犯罪が起きています。
具体的には、バス内のスリが多発しています。
特に後部座席付近での頻度が高いため、バスを利用する際には、後部座席へ座るのはやめましょう。
6.車上荒らしに要注意!
サンフランシスコ在住者の被害ナンバーワンは、「車上荒らし」と言われています。
観光で訪れていても、レンタカーで被害に遭っています。
サンフランシスコは「交通の整備」が大変よく、市内を回る手段が多いのも特徴。
一方、市内ではパーキングを探すのに一苦労します。
そのため、なるべく車以外の移動方法を見つけましょう。
7.スマホのスリは街中でも要注意!
スリはどこでも起こり得る被害ですが、サンフランシスコでももちろんあります。
「バス内でスリが多い」と説明しましたが、街中では「スマホのスリ」被害が増えています。
ついつい財布だけに気を取られてしまいますが、狙われているのは携帯電話。
写真を撮ったり、地図を確認したいため、すぐに取り出せる場所にしまってる人が多いでしょう。
今は携帯から買い物もできますし、売ると高く売れます。
何がなんでも、
- パスポート
- お財布
- 携帯電話
の3点は守りましょう。
なお身分証やパスポートなどは、同伴者がいればお互いで持ち合うのも一つの手です。
万が一何か奪われてしまっても、身分証となるものが一つでも残っていれば、色々と手続きが楽になります。
8.カフェでは「出入り口の席」に要注意!
ベイエリア付近で最近起きている犯罪の1つに、「パソコンが盗まれる事件」が多発しています。
Wi-Fiや電源の入るカフェは人気があり、席を探すのも大変です。
実際にあった話ですが、お店の入り口付近で作業をしていると、後ろから堂々と近づいてきてそのまま持って行きます。
このため、特に「お店入り口付近でのパソコンの使用」はやめましょう。
9.ホームレスによる「付きまとい」「犯罪」に注意!
サンフランシスコには、約7〜8千人のホームレスがいると言われています。
しかし、今後も増え続けると想定されています。
理由は、ここ数年「歯止めが利かないほどの価格高騰」を背景に、貧富の差が激しくなり、家賃は世界1と言われるほどになったこと。
(1ベッドルーム平均42万円)
よって、ホームレスによる犯罪も増え続けているのが現状。
もしホームレスに物乞いをされた場合には、『私は何も持っていません!』としっかり伝えましょう。
言わなければ「何かもらえるのではないか?」と期待し、しつこくついてきます。
10.「放火事件」の頻度は高い!
上で挙げたような危険なエリアでは、車が炎上する放火事件がたびたび起こります。
その数なんと、1日に2〜3件のペース…。
もちろん、放火事件なので夜に犯行が行われるケースが多いです。
なんとテンダーロインエリアでは、この放火の「目撃者」が射殺された事件があります。
昼間と夜の街の顔は違います。
安全と言われているエリアでも、夜の外出はくれぐれもしないようにしましょう。
11.レンタカーより公共の乗り物を使おう!
サンフランシスコは、年々「渋滞」がひどくなっています。
理由の1つに、「駐車場が少なく路上駐車が多い」という問題があります。
そのため観光スポット付近では、平日・土日関係なく渋滞しています。
また、数年前はサンフランシスコではタクシーがつかまりませんでした。
しかし今はウーバーの利用者が増え、その分、観光客が車で移動できるようになり、渋滞もさらに増えているのです。
12.レンタカーを使う場合は「おとり」に要注意!
サンフランシスコは、「横断歩道のおとり」が多いため要注意。
アメリカの運転ルールでは、人が横断歩道を歩き終えるまで、車は「停止ライン」で停車してなければなりません。
ですが、歩行者が自分の車の前を通り過ぎ、安全であることが分かると、渡りきる前に発車してしまう車が多いのです。
そのため、警察が「おとり歩行者」を使い、その先の場所で切符をきる準備をしています。
ただし、これは場所によります。
初めての違反の場合は「注意」で済むことがありますが、観光で遊びに来た場合は、色々調べられることもあります。
余計なことに時間を使っていては勿体無いので、交通ルールに気をつけましょう。
13.銃にご注意を!
カリフォルニア州は銃規制が厳しいですが、資格を持っていれば18歳でも購入は可能。
「アメリカ国籍でないと買えない」と言う条件もありますが、ビザを持っていれば買えます。
(留学ビザ、観光ビザでは買えません。)
なお「銃の携帯」は禁止されていますが、このあと紹介するとおり、銃による事件は定期的に起こっているため要注意。
サンフランシスコで起きた銃撃事件について!
では最後に、サンフランシスコで実際に起きた「銃撃事件」についてです。
「銃がある以上、このような事件が起こる可能性は0ではないですよ」という意味で、紹介しておきます。
サンフランシスコ市営鉄道内での発砲事件(2013)
車内にて男性が発砲、1人が死亡。
乗客はスマートフォンに集中しており、撃たれるまで1人も犯人に気づかなかった。
ダウンタウンのジュエリーショップでの発砲事件(2013)
サンフランシスコの中心地「ダウンタウン」における、ジュエリーショップで発砲事件がありました。
1人の男性が店内で発砲し、1人が重体、2人が死亡。
UPS同僚銃撃事件(2017)
UPS(アメリカ大手の配送会社)で働く男が同僚を射殺、5人が負傷、4人が死亡。
YouTube本社での発砲事件(2018)
自身の動画を閲覧拒否されたことから、3人が負傷、容疑者は自殺。
サンフランシスコの銃事件は、年間で約50件です。
そして1日に起きる犯罪件数(窃盗、強盗、放火、器物破損など)は、平均50件。
犯罪件数としては、ここ10年で減少傾向にはあります。
しかしサンフランシスコでは、人の命に関わる犯罪は減っているのですが、暴行と窃盗は増え続けています。
この意味は、ターゲットが観光客になっている証拠でもあります。
観光する際は、上であげたような点に細心の注意を払いましょう。
なお「最新の安全情報」については、以下のページも参考になりますよ。
さいごに!
サンフランシスコの治安と、旅行時の注意点をまとめました。
上でも説明のとおり観光客は狙われやすく、実際に被害件数も伸びています。
日本においては、知らない人に話しかけらると警戒しますよね?
海外では心が浮ついてしまいがちですが、気を引き締めて観光しましょう。
なお、同じカリフォルニア州である「ロサンゼルス」でも、治安の悪い場所はあります。
近場で足を運ぶ方も多いと思いますので、治安状況は一通り確認しておきましょう。
>><ロサンゼルス観光>治安がヤバイ6ヶ所と、旅行時の12の注意点まとめ
近隣のラスベガスへ行く方も同様に、「ラスベガスの治安」についてしっかり把握しておきましょう。
>>【ラスベガス観光】治安がヤバいエリアと、旅行時の10の注意点まとめ
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