<ロサンゼルス観光>治安がヤバイ6ヶ所と、旅行時の12の注意点まとめ!
こんにちは。
年に5回は必ず「海外旅行」に行くアキラです。
ロサンゼルスに限らず、海外旅行へ出かける前には、必ず
- 現地の治安
- 注意すべき点(日本人の常識と違う点・日本との違い)
をチェックしておきましょう。
ロサンゼルスは「安全な都市」と言われますが、もちろん危険な場所も存在しています。
また、観光時には注意すべき点が数多く存在します。
このページでは、アメリカをこよなく愛している筆者が、治安や危険性を分かりやすくまとめてみました。
ぜひ最後までお読み頂ければ幸いです。
- 海外旅行にオススメのクレジットカード5種を徹底解説!【比較まとめ】
- 海外旅行で「必要なもの」「あると便利」を厳選まとめ<持ち物リスト80選>
- パスポートの作り方3ステップ!最速の取り方を伝授!【必要な物&書類】
- パスポートの発行期間・日数と、最短1日で取れる2つの秘策!【即日】
- パスポートの「代理申請」は簡単!代理人に必要な物&注意点まとめ
ロサンゼルスの危険な6ヶ所を知ろう!
日本人がロサンゼルスを訪れる人数は、毎年30万人を超えています。
1日800人以上の日本人がロサンゼルスを訪れている計算になります。
またニューヨークに次いで、2番目に日本人在住者が多いといわれるロサンゼルス、その数7万人以上。
日本人が大好きな人気の観光地を安全に楽しむため、「危険なエリア」を知っておきましょう。
スキッド・ロウ、日本人観光客が一番気をつけなければいけないエリアです。
理由は、場所です。
日本人観光客、ビジネスマン、留学生がよく訪れる、人気の観光スポットでもある『リトル東京』がすぐそばにあります。(徒歩15分)
リトル東京に来たついでに、少し歩き回ってみたいと道を間違えたりしたら大変です。
では、何が危険なのか?
全米最大のホームレスを抱えるのは、ロサンゼルスです。
中でもスキッド・ロウは非常に多く、「1万人近くのホームレスがいる」と言われています。
街中にはゴミが散乱し、精神異常者のホームレスも多いため、奇声を発していたり、物乞いはもちろんされますし、襲われます。
ドラッグ中毒者も多く、道ばたに平気で注射器が落ちています。
薬物売買、銃・ナイフの犯罪も多く、地元警察も自身の安全を守るため、巡回しないと言われるくらい危険です。
『リトル東京』から外れると、ガラッと空気が変わります。
道ばたのゴミの数が増えたら、引き返しましょう。
名言があります。
『コンプトンでは赤信号でも止まるな!襲われる。』
アメリカで最も治安の悪い「ギャングの街」として有名でした。
クリップス(青ギャング)とブラッズ(赤ギャング)は全米でも有名なギャング集団であり、今でも3万5千人以上います。
ロサンゼルスはクリップス発祥の地と呼ばれ、コンプトンにも多くいます。
今は多くが検挙され「ギャング同士の争いは減っている」と言われていますが、減っているというのは、過去と比べての話。
全米の中でも殺人事件はまだトップクラスです。
1週間に暴行事件・殺人事件と、報告されているだけでも10件以上あります。
コンプトンはLAX空港、滑走路の沿線上に位置します。
よって、上空を待機している飛行機が旋回していたりするため、騒音がひどく、人が好んで住まないため、家賃も安い。
よって、低所得者やギャングのたまり場になり、治安も改善できないと言われています。
コンプトンはスキッドロウと比べ、場所的に観光地ではないため、わざわざ行くこともありません。
怖いものみたさで行くのは絶対にやめましょう。
ここは、ヒスパニックと黒人が90%以上住んでいる地域。
多くのサイトで、「この地区が危険」と言われていますが、過去半年の犯罪を見てみると、他の地域(コンプトン/スキッド・ロウ/イングルウッドなど)と比べると、犯罪は1/5程度です。
2018年に入ってからは、少なくとも9月までは殺人事件は起こっていません。
では、なぜ治安が悪いと言われているのか?
アメリカで今でも度々、問題になっている『白人警察と黒人の争い』、いわゆる人種差別によって、権力を行使する行動です。
実は、ワッツは数十年前にこの問題で「死者30人以上を出す暴動」が起きた有名な地区なのです。
街全体では、落書き、ゴミが多く、パトカーや救急車もよく見かけますし、危険な地域でよく見かける『シュー・トッシング』も多いです。
シュー・トッシングとは、電線などに引っかかっている靴の事。
よく言われるのが、『ドラッグ売買の目印』『ギャングの縄張り』『亡くなった人のサイン』など決して良い意味はありません。
しかし、ここには『ワッツタワー』と呼ばれる観光スポットがあります。
ここに行くまでが危険ですが、この周辺は警備員の巡回が多く、閑静な住宅街もあります。
ワッツタワーは、子供の遠足でも利用されたり、イタリア人の作品ということもあり、ヨーロッパ人の観光客も多く訪れます。
この地域が安全とは言いませんが、以前と比べるとだいぶ犯罪は減ったと言う事です。
なお観光目的で言えば、ワッツタワー以外には特に見るところはありません。
LAX空港の東側に位置します。
これはとても有名な話ですが、吉野家の駐車場で日本人男性が射殺された事件が、2014年に起こっています。
イングルウッドは空港から近く、安いホテルやレストランも多いため、若者は利用しがちです。
しかし命が大切であれば、できれば避けておきたい場所。
イングルウッドでは、2018年4月〜10月までの半年間で
- 殺人:12件
- 強盗・盗難:5119件
- 暴行:1629件
が起きています。
余談ですが、東京と比較しますと、警視庁のホームページで最も犯罪が多いと言われる新宿区であっても、1年間の犯罪件数(殺人、強盗、暴行含む)が8000件に及びません。
イングルウッドのそばを走る「ハイウェイ405」という道がありますが、この46番、47番出口が、イングルウッド周辺で最も危険とされています。
ロサンゼルスの中で、過去半年だけのデーターで見ると、イングルウッドが一番危険です。
サウスロサンゼルスの中でも特に、
- チェストフィールド
- ヴァーモント・スクエア
- ハーバードパーク
- マンチェスター・スクエア
- ハイドパーク
が危険エリアとされています。
これらの多くは、公園、野球場、プールが併設されており、チェストフィールドはプラザがあり小さなショッピング街でもあります。
日中は子供も多く、危険に感じることはあまりありません。
しかしこの辺りは「暴力事件」がよく起きる事で知られており、特に最近ではハーバードパークが一番多いです。
なお、サウスロサンゼルスは「旧サウスセントラル」と呼ばれていました。
このエリアは暴力事件(黒人同士の喧嘩)が多く、巻き込まれる可能性もありますので、あえて近づくことは止めておきましょう。
「チャイニーズシアター」も危険な場所の一つ。
これには『えっ?』と思われる方も多いと思います。
上記の5つと比べると、殺人、暴行などと言った凶悪な事件は起きません。
観光地の1つでもあり、ロサンゼルスを代表とする名所です。
警察官、警備員の数は他の都市と比べると、倍いると言われています。
では、なぜか?
ここでは、観光スポットならではの
- スリ
- 車上荒らし
といった犯罪が起きています。
スリが起きるタイミング
チャイニーズシアターに行かれた方はご存知だと思いますが、人が多くて歩けません。
また、ハリウッド映画のキャラクターに扮した人が、3メートルおきにいるため、写真を撮っている人、それを見ている人で、歩道は溢れています。
ここでは、
- その写真を撮っている間にスリに遭う
- キャラクターに夢中になっている間にスリに遭う
という日本人の方が多いです。
そのため、リュックでは歩かない、買い物をする際に、お財布の中をあまり見せないといった心がけをして下さい。
車上荒らしのターゲットになる車
また、この付近では車を駐車できる場所がないため、少し離れた場所に駐車します。
買い物をして、荷物が多いので車に戻り、また買い物に出かける。
この買い物が、ターゲットになるケースが多いのです。
私の友人は実際に車上荒らしに遭い、買い物バッグだけではなく、パソコンもすべて取られました。
貴重品は持ち歩き、また車の窓から中の荷物が見えることがないようにしておきましょう。
テロ事件が起きる可能性はないのか?
実はロサンゼルスでは、1910年移行は「テロ事件」として扱われている事件は起きていません。
しかしロサンゼルスも「銃社会アメリカ」であり、銃撃事件は度々起きています。
近年起こったものを挙げると…
トレーダー・ジョーズ立てこもり事件(2018)
身内の揉め事で、1人が負傷、1人が死亡。
アメリカで有名なスーパーマーケットだったため、話題になりました。
中南米系の中学校乱射事件(2018)
中学生の女子生徒が発砲、5人が負傷。
サンバーナディノ乱射事件(2015)
3人組の犯人で、17人が負傷、14名が死亡。
ロサンゼルス空港乱射事件(2013)
1人の男性が空港内で乱射し、7人が負傷、1人が死亡。
定期的にこのような事件が起きていることは、頭に入れておきましょう。
なお最新の安全情報については、以下のページで確認できます。
外務省:海外安全ホームページ
ロサンゼルス観光で注意すべき12のポイント!
日本とロサンゼルスを比べると、法律も文化も違います。
「知らなかった」では済まされないケースもありますので、ロサンゼルスのルールを予め知っておきましょう。
1.渋滞が起こる前提で!
ロサンゼルスの渋滞は有名です。
ハイウェイで片側車線が6本もあるにも関わらず、渋滞します。
それだけ、車社会なのです。
くれぐれもぎっちりした予定を組まず、余裕を持って行動できる観光プランを立てましょう。
2.地下鉄・バスは安いが気をつけたいポイントも!
地下鉄はありますが、ニューヨークと違って「地下鉄文化」が浸透しておりません。
本数も6ラインのみで、主にダウンタウンから東西南北に出ています。
地下鉄を利用する利点としては、基本的にどこまで乗っても料金が同じ$1.75(約200円)なので、格安にロサンゼルスを回りたい場合は、
- 電車
- バス
を利用するのも良いかも知れません。(電車の1日パスを買っても$7です。)
ただしロサンゼルスでバスを利用するのは、主に留学生または低所得者で「車が買えない人たち」です。
バスの中では、変に声をかけられたり、触られたりする事がありますので、注意しましょう。
3.飲酒に注意せよ!
飲み歩きや、公園などでの飲酒を禁止しております。
自宅で飲む分にはいいですが、玄関をあけて目の前の歩道で飲んでも罰せられます。
コンビニやお店でのアルコールの販売自体が、午前2時までです。
よって、バーやクラブもこの時間に閉まります。
ロサンゼルスは「眠らない街」ではないことに注意しましょう。
午前2時には眠りにつきます。
4.横断歩道を渡れ!
横断歩道がない場所では、どんなことがあっても通りの向こうに渡ってはいけません。
見つかった場合は罰金$200以上と言われていますので、横断歩道があるところまで歩きましょう。
日本のような感覚でいると、捕まることがあります。
5.タバコに要注意!
ロサンゼルスは、室内での喫煙が全面的に禁止。
レストラン、バー、ショッピングセンター、ホテルもすべて禁止です。
また、公園、ビーチも禁止されており、路上での喫煙に関しては、公共の建物の入り口から6メートル以上離れていなければなりません。
当たり前ですが、外では「灰皿が設置されているエリア」を確認してから吸いましょう。
「喫煙に対して非常に厳しい」のがロサンゼルスです。十分に注意しましょう。
6.ドラッグに要注意!
カリフォルニア州も2016年に嗜好ドラッグとして合法されました。
今や「マリファナ産業」は2兆円ビジネスと呼ばれ、合法する州が増えています。
しかし観光で訪れても、日本の法律により罰せられることを頭に入れておきましょう。
購入する際には21歳以上でないと購入出来ませんし、IDを提示する義務があるので、ごまかすこともできません。
さらに公共の場(レストラン、ホテル、公園など)では使用することができませんので、観光客としては実質買うことも使うことも出来ません。
しかし、仮に使える環境にあったとしても、罰せられる事は頭に入れておきましょう。
7.公衆トイレが無い!
同じカルフォルニア州でも、サンフランシスコには公衆トイレがありますが、ロサンゼルスにはありません。
また、チャイニーズシアターの近辺にあるお土産屋さんも個人店が多いので、貸してくれないことがあります。
トイレは早めに済ませ、場所もチェックしておきましょう。
8.クラブでのナンパに注意!
クラブ遊びは、ロサンゼルスも大変人気がありますが、日本と違うと事があります。
それは、『目的』です。
アメリカのクラブは、グループで行く事が多く、音楽を楽しみに行きます。
日本のクラブは、どちらかというと「異性の出会い」を求めて行く場合があります。
間違っても、クラブでナンパなどと言ったことをしないように注意しましょう。
なお、逆にナンパをされたら十分警戒しましょう。
9.大地震がいつ起きてもおかしくない状況
1994年に「ノースリッジ地震」という、マグニチュード6.7のロサンゼルス地震が起きています。
日本よりは頻繁には起こりませんが、カルフォルニア大学の研究チームによると「大地震がいつ起きてもおかしくない状況」と言われています。
地震に敏感な日本人だからこそ、観光地であっても地震に対しての対応策を頭に入れておきましょう。
できれば万が一被災した時の英会話、対応策も頭に入れておきましょう。
10.チップ文化がある!
アメリカはチップの文化がありますが、『チップ=気持ち』であり、『チップ=強制』ではありません。
しかし、日本と違い、チップだけが収入になる人たちもいます。
主なチップの相場を紹介します。
- 一般的なレストラン・タクシー・サロン(ネイル、ヘアー、スパなど)
⇒15%〜20%
- ツアーガイド・ビュッフェレストラン
⇒10%
- カウンターバー(1杯)・ホテル清掃員(ベッドメイキング)
⇒$1〜$2
- ベルボーイ(主に玄関から客室まで、利用客の荷物運搬などの接待をする人)
⇒$2/鞄1つにつき
私の経験ですが、あるレストランでまったく愛想もなく、サービスも悪いウェイターがいました。
「日本人」というだけで、差別的な接客をするウェイターがいることも事実。
普段、食事をした際は20%払っていますが、この時は5%だけ払いました。
上記の金額は相場であり、自分が受けたサービスに対して支払うものです。
自身が良いサービスを受けていないのに、相場を支払う必要はありません。
11.電圧に注意!
プラグは日本と同じなので、準備する必要はありません。
しかし「電圧」は違います。
日本が100Vで周波数50〜60Hzに対して、アメリカは120Vの60Hz。
もしも製品の表示が『AC100V〜240V』であれば使用可能です。
iPhoneやノートパソコンの多くは、変圧器がなくても使える機器が多いです。
ただし、変圧器・変換プラグは買っておいても損は無いと思います。
私が実際に使っているオススメ商品は、以下のもの。
この商品が優れている点は、
- 5個のプラグが付いており、世界240ヶ国で使える。
- 入力電圧は260Vまで耐えれるため、電圧の高いオーストラリア(240V)であっても耐えられる。
- USBポートも付いており、わざわざスマホの充電器が必要ない。
という3点であり、これを購入してから海外で困ったことはありません。最強です。
アメリカは「裁判大国」であることを忘れずに
昔、私は長期の旅行の時には、必ず小さい炊飯器を持って行きました。
ある日、変圧器を使い忘れ、炊飯器が爆発して火災報知器を鳴らす騒ぎに…。
この時はホテルのマネージャーにひどく怒られたものの、金銭を支払う問題にはなりませんでした。
しかしアメリカは裁判大国でもありますので、このような事故には要注意。
12.銃にご注意を!
カリフォルニア州は銃規制が厳しいですが、資格を持っていれば18歳でも買えます。
「アメリカ国籍でないと買えない」と言う条件もありますが、ビザを持っていれば買えます。
(留学ビザ、観光ビザでは買えません。)
なお「銃の携帯」は禁止されていますが、上で紹介したとおり、銃による事件は定期的に起こっているため要注意。
ちなみに、銃を実際に体験したい場合は『ロサンゼルス・ガンクラブ』が有名です。
かなり怪しい薄暗い入り口の建物ですが、観光者の利用が多いです。
ここでは、資格などもいらず体験する事ができますよ。
まとめ!
ロサンゼルスの各エリアの治安情報や、旅行時の注意点についてまとめました。
治安が悪い場所もありますが、総じてみれば治安が良い都市だと言えるでしょう。
スリや車上荒し、文化の違いには気をつけて、楽しい旅行にしましょう!
なお近隣のサンフランシスコ・ラスベガスへ行く方は、「ラスベガスの治安」についてもしっかり把握しておきましょう。
人気の関連ページ!
- 海外旅行にオススメのクレジットカード5種を徹底解説!【比較まとめ】
- 海外旅行で「必要なもの」「あると便利」を厳選まとめ<持ち物リスト80選>
- パスポートの作り方3ステップ!最速の取り方を伝授!【必要な物&書類】
- パスポートの発行期間・日数と、最短1日で取れる2つの秘策!【即日】
- パスポートの「代理申請」は簡単!代理人に必要な物&注意点まとめ