カミキリムシの正しい飼い方と、種類・エサ・幼虫!【画像】

カミキリムシの正しい飼い方と、種類・エサ・幼虫【画像あり】

こんにちは。
山奥の実家で20年、多くの虫と暮らしてきたアキラです。

 

カミキリムシの魅力といえば、「体長の3倍」程度になることもある長い触覚と、カラフルな見た目です。

 

日本にも数多くの種類が生息していますが、「人気の昆虫」に比べるとまだまだ飼育は一般的ではありません。

 

このページでは、そんなカミキリムシの種類や生態、飼い方をどこよりも分かりやすくまとめてみました。

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目次
  • カミキリムシの種類について!
  • カミキリムシの生態とは?!(幼虫や寿命などなど)
  • カミキリムシの飼育方法
  • 飼育する際の注意点
  • カミキリムシの入手方法は?!

 

 

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カミキリムシは種類が多い!

バリエーションが豊富なことで知られるカミキリムシですが、実際にどのくらいの種類が存在するのでしょうか。

 

 

日本のカミキリムシ

日本には、約800種類のカミキリムシが存在します。

 

以下は代表的なカミキリムシです。

 

 

ゴマダラカミキリ

国産カミキリの中でも、知名度の高いカミキリの一つ。

 

 

体長は25mm〜35mmと一般的であり、全身は「黒+白い斑点」なのが特徴です。

 

6〜8月頃に良く見かけます。

 

ちなみに、黄色い斑点があるものは、キボシカミキリです。

 

 

 

 

ルリボシカミキリ

「日本を代表するカミキリムシ」として知られ、北は北海道、南は九州まで、全国に広く分布しています。

 

 

最大の特徴は、瑠璃のような色鮮やかな青で、体長は16mm〜30mm程度です。

 

本来は山地に生息しますが、森林伐採などの影響により、近年は低地にある公園などでも発見されています

 

 

 

ミヤマカミキリ

日本に広く分布するカミキリムシで、都市部などでも見られます。

 

 

体長は大きいもので50mm以上にもなり、日本では最大種の1つとして数えられています。

 

 

 

シロスジカミキリ

北海道から九州まで、日本に広く分布するカミキリムシです。

 

 

体長は、50mm程度になり、日本に生息するものの中でも、大型になります。

 

触覚も体長の1倍〜1.5倍程度あるため、カミキリムシの中でも、かなり目立つ存在だといえるでしょう。

 

 

 

アオスジカミキリ

本州から四国、九州、対馬、さらには東南アジアやハワイ、エジプトでも見られる種類です。

 

 

体長は15〜35mmと「普通サイズ」であり、肩から羽の先端には「青い筋」がみられます。(写真では黒っぽくみえています)

 

 

 

ベニカミキリ

こちらも北海道から本州、四国や九州など、日本全土で見られる種類。

 

 

体長は13〜17mmと小柄。

 

通常、カミキリは「木の皮」を食べるものがほとんどですが、ベニカミキリは「花の蜜」を吸います。

 

胸部はテントウムシのようなデザインとなっています。

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世界のカミキリムシ

世界には、約2万種のカミキリムシが存在します。

 

これは、あくまでも名前がつけられたものの数で、世界にはまだ見ぬ無名のカミキリムシが多数存在するといわれています。

 

 

タイタンオオウスバカミキリ

世界最大のカミキリムシとして知られ、南米の熱帯雨林に分布しています。

 

 

その体長は、触覚を除いても15cm〜20cmになり、「成人男性の手のひら」に丁度おさまるくらいです。

 

稀少性も高く、近年は個体数の減少から絶滅危惧種に指定されています。

 

 

 

ウォーレスシロスジカミキリ

カミキリムシといえば、長い触覚が大きな特徴です。

 

その中でも特に長い触覚を持つ種類として知られ、ニューギニア周辺に分布しています。

 

 

オスの触覚は、長いもので20cmに達し、体長の3倍程度です。

 

 

 

では続いて、
「カミキリムシの生態」について説明しましょう。

 

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カミキリムシの生態とは?

カミキリムシは日本にも多数の種類が生息しているので、身近な昆虫の一種です。

 

しかし日本だけでも約800種が存在し、多様性のある生き物なので、その生態には不明な部分も多いです。

 

そんなカミキリムシの生態に迫ってみます。

 

 

カミキリムシの幼虫ってどんなの?

別名で「テッポウムシ」と呼ばれ、産卵の後に、木の幹などに入り込み成長します。

 

 

植物の内部を食べながら成長するため、種類によっては害虫と見なされ、林業や農業の従事者にとって悩みの種でもあります。

 

産卵から孵化までには約2年かかります。

 

 

キノコに寄生されることも…

冬虫夏草(とうちゅうかそう)という、「昆虫などに寄生するキノコの仲間」がありますが、これはカミキリムシの幼虫に寄生することもあります。

 

木の根元に奇妙なキノコが…

 

 

 

掘り起こしてみると…

 

 

 

黄色の部分がキノコ、白っぽいところが幼虫です。

 

これは、「テッポウムシタケ」という「テッポウムシ(カミキリムシの幼虫)」に寄生する冬虫夏草。

 

このように、木の幹に入り込んでいても寄生されてしまうため、決して安全ではないのです。

 

 

 

カミキリムシの寿命はどれくらい?

日本に生息するものは暖かい場所を好み、6月〜8月が活動のピークになることが多いです。

 

温暖な地域では、4月頃から活動するものもいます。

 

基本的に「越冬」はせず、本格的な冬を前にして、寿命を迎えてしまいます。

 

成虫の平均寿命は約2ヶ月といわれており、環境によっては4ヶ月くらい生きる個体もいます。

 

 

 

オスとメスの判別方法!

種類によっては、外見からの判断が難しいことがあります。

 

しかし、どの種類もメスよりオスの方が触覚が長くなっています

 

模様や色からの判断が難しい場合は、触覚の長さを確認してみるとよいでしょう。

 

 

 

活動パターンは?

夜行性のものも、昼行性のものも存在し、種類によって違います。

 

また、日本でも一般的なゴマダラカミキリのように昼夜の区別なく活動するものもいます。

 

 

 

顎の力について

木をかじり傷をつけて産卵するだけあって、顎の力が強いです。

 

その噛む力は名前の由来でもあり、漢字で「髪切り」や「紙切り」と書かれます。

 

成虫で、比較的大型のものになると、人を出血させることもあるので注意が必要です。

 

 

 

鳴き声について

カミキリムシを手で捕まえようとすると、鳴き声のような音が聞こえます。

 

これは、体をこすり合わせた際に発する音で、威嚇のために発せられるものです。

 

種類によって、胸だったり、脚だったりと、こすり合わせる部位が異なります。

 

 

 

では続いて「カミキリムシの飼育方法」について説明しましょう。

 

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カミキリムシの飼育方法!

では、カミキリムシはどのように飼育すれば良いのでしょうか?

 

 

餌について!

カミキリムシの飼育で一番気になる餌ですが、基本的にほとんどの種類が草食性です。

 

樹液を好む種類もいれば、生木を食べる種類もいます

 

種類によって餌が異なってくるので、それぞれに合わせたものを用意しましょう。

 

樹液を好む場合は昆虫ゼリーでも良いですし、中にはキャベツなどの新鮮な野菜を食べてくれるものもいます。

 

 

 

 

飼育容器について

カミキリムシは、鉤爪が発達していて、その気になれば「垂直なガラス面」を登ることもできます。

 

脱走防止のため、蓋がついているケースを選ぶのがポイントです。

 

また、ケース内の行動範囲は底面だけではなく、側面も含まれます。

 

このため、単純な構造で小さめの容器を選ぶと、清潔を保ちやすくおすすめです。

 

よっぽどのこだわりがない限りは、以下のようなオーソドックスな飼育ケースで問題ありません!

 

 

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飼育の際の注意点!

飼育する際は、以下の点には注意しましょう!

 

 

顎の力に注意!

カミキリムシを飼育する上で絶対に注意したいのが顎の力です。

 

大型のものに噛まれると、出血することもあるので、つかむ際には十分に注意しましょう。

 

背中をつかむと、威嚇音を発しながら手足をばたつかせるので、この時に噛まれないことが重要です。

 

安全のために軍手などを利用すると、より安全につかむことができます。

 

 

 

清潔を保つ!

飼育ケース内の汚れを確認して、必要ならば定期的に清掃して清潔を保ちましょう

 

ケースの側面もフンなどで汚れることが多いので、ケースごと丸洗いするのがよいです。

 

 

 

同時飼育は可能!

カミキリムシは、顎の力が強いものの、性格は比較的温厚です。

 

そのため、喧嘩による怪我や共食いの可能性は少ないとされています。

 

 

 

ちなみに!〜越冬について〜

成虫の寿命が2ヶ月から4ヶ月と短いので、冬眠の準備をする必要はありません

 

越冬しない特徴も、カミキリムシが飼育しやすいとされる理由のひとつです。

 

 

 

では続いて
「カミキリムシの入手方法」について説明しましょう。

 

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カミキリムシの入手方法は?

カミキリムシの入手方法は、「自然採集」か「生体購入」が一般的です。

 

 

自然採集する!

成虫の活動がピークになる6月〜8月を目安に、各地の雑木林や公園で捕獲することができます。

 

樹上のものは、昆虫採集用の虫取り網を利用するとよいでしょう。

 

低い場所にいる場合は、安全のため軍手をつけて、やさしく捕獲するとよいです。

 

種類によっては、樹液や果汁を利用したトラップで捕獲できる場合もあるので、チャレンジしてみるのもよいでしょう。

 

日本で捕まえやすいといえば「ゴマダラカミキリ」でしょう。

 

 

ゴマダラカミキリ

 

日本人に最も馴染み深いカミキリムシといえるかもしれません。

 

日本の幅広い地域に分布しており、都会の公園でも、よく発見されます

 

全身が黒色で、ところどころに白い斑点があり、メタリックな質感のため、昆虫愛好家の中でも評価の高い種類です。

 

昼でも夜でも行動するタイプなので、まずはゴマダラカミキリの捕獲にチャレンジしてみるのもよいでしょう。

 

 

 

購入する!

捕獲が比較的簡単なため、昆虫ショップでも安価で購入することができます。

 

安いものだと数百円程度で販売されていて、希少種にこだわらないなら手軽に購入してみるのもよいのではないでしょうか。

 

ネット通販でも販売されることがあるので、住んでいる地域で手に入れることが難しい場合、検索してみるのもよいです。

 

ちなみに野生ではなかなかお目にかかれないのが「ルリボシカミキリ」です。

 

 

ルリボシカミキリ

 

鮮やかな色合いを楽しみたいなら、おすすめのカミキリムシです。

 

日本にのみ生息する固有種で、広い範囲分布していますが、稀少性が高く、野生ではなかなか発見できません

 

そのため、生体購入で入手するのが確実で、値段は数千円程度です。

 

また、昆虫標本もカミキリムシの楽しみ方のひとつですが、死後急速に色を失うルリボシカミキリは、標本には向きません。

 

 

 

 

さいごに!

いかがだったでしょうか?

 

カミキリムシの生態から種類、飼育方法などについて確認してきました。

 

特定の種類にこだわらなければ、「自然採集」、「生体購入」ともに入手は容易なので、ひと夏ごとに違う種類を飼育してみるのも面白そうです。

 

日本だけでも約800種類がおり、これだけの多様性を維持できるのは、種類ごとのすみ分けがされているからです。

 

バラエティ豊かなカミキリムシを楽しむためにも、「生体購入したものを外に逃がす」などは絶対にしないようにしましょう

 

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