ダニ刺されの症状と9つの見極め方!跡の特徴や薬、治らない場合の対処

ダニ刺されの症状と9つの見極め方!跡の特徴や薬、治らない時の対処

こんにちは。
「ペットが持ち込むダニ」に何度も悩まされてきたアキラです。

 

朝起きると、足や腕にポツポツと刺されたような跡が…

 

 

これってダニ刺され?!

 

 

多くの人が「ダニなのか?違う虫なのか?」悩むかと思います。

 

そこでこのページでは、

 

  • ダニ刺されを見極めるポイント
  • どのような症状が起きるのか?
  • 跡の特徴は?
  • どんな対処をすれば良いのか?

 

などなどを説明していきます。

 

ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。

 

 

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ダニ刺されを判断する9つのポイント!

虫さされの症状は日常的であり、何の虫が原因か分からないこともしばしば。

 

ダニかどうか判断しかねる時は、次に挙げる9つに当てはまるかどうかを確認しましょう。

 

多く当てはまれば当てはまるほど、ダニの可能性が高いです。

 

 

1つの腫れに対して刺された痕も1つである

ダニは「腫れている部分」には「刺し傷が1つ」です。

 

もし2つある場合は、ダニ以外の害虫が原因の可能性が高くなります。

 

ダニとよく似た「トコジラミ(南京虫)」という害虫に刺された場合も2つの刺し跡になるため、その可能性もあります。

 

「各ダニ刺されの跡」については後ほど紹介しています。

 

 

 

強烈なカユミが長引く

ダニに刺された場合、おおよそ1週間〜10日ほどカユミが続くことが多いです。

 

蚊であれば、(アレルギーがなければ)せいぜい2日ほどで治まりますので、長引くようであればダニの可能性があります。

 

 

 

刺された部分は肌を露出していない部分

刺された場所が

 

  • 服から露出していない部分
  • 露出している部分と露出していない部分の両方

 

であれば、ダニの可能性が高くなります。

 

ダニは大変小さいため、服の中に潜り込んだり、布地を簡単に通過することができます。

 

人が寝ている間でも露出の有無に関わらず、刺しやすい「体の柔らかい場所」を探して刺すことが多いのです。

 

よって「露出していないにも関わらず刺された」という場合は、ダニが疑われます。

 

 

 

刺された時間帯は夜間が多い

ダニは夜行性であるため、日中の明るい時間帯は「布団や畳の表面」には出てこないことがほとんど。

 

しかしたとえば「ノミ類」は昼間に活動しているため、日中のうちに気付くことが多くなります。

 

このように時間帯の違いで、「ダニ」か「ダニ以外の害虫」かを見分けることができます。

 

 

 

刺された時期は夏場

ダニは「湿度があり、暖かい場所」を好むため、特に夏場に繁殖しやすいです。

 

そのため刺されたタイミングが夏であれば、ダニの可能性が高まります。

 

ただし、布団は寝汗で湿気をもちやすく暖かいため、ダニにとっては天国のような場所。

 

冬場でも繁殖する可能性があることはお忘れなく。

 

 

 

刺された当日に腫れ始めた

ダニは刺されてから「5時間程度」で腫れ始めることが多く、翌日が腫れのピークとなります。

 

もし刺されたことに気付かず数日たっていた場合や、1日以上たってから腫れてきた場合は、ダニ以外の害虫の可能性が高くなります。

 

このように「腫れ始める時間帯」である程度見分けることも可能です。

 

ただし、人によって「腫れ方」や「腫れ始める時間」に差があるため、これだけで判断しないようにしてください。

 

 

 

刺された跡が長く残る

ダニ刺されは特に激しいカユミに襲われるため、掻きむしってしまう方も多いでしょう。

 

その結果、茶色いシミになってしまうケースや、赤黒いシコリとして残ってしまうことも多々あります。

 

詳しくは、後ほど「ダニ刺されの跡が治らない!」で説明しています。

 

 

 

外国の不衛生な環境に接触した

ダニと同じように人を刺す害虫として、トコジラミ(南京虫)という虫がいます。

 

日本にはあまり生息していないため、現在は海外から持ち込まれるケースがほとんどです。

 

もし発展途上国などの「不衛生な環境」に滞在した場合は、ダニではなく「トコジラミ」に刺されている可能性があります。

 

「トコジラミ」に刺されると、刺された痕が「2つ」になることが多く、また腫れの症状が出るまで1週間程度かかるため、ダニとは異なるのです。

 

もし帰国後に症状が出た場合は、ダニかトコジラミかを見極めることが重要です。

 

※「ダニでは無いかもしれない」という判断材料の一つとして捉えて下さい

 

 

 

アウトドアなどの自然環境や、いつも触れない動物と接触した

身近にいる「人を刺す害虫」には、ダニよりも大きい「ノミ」や「マダニ」という昆虫も存在します。

 

自然環境の中で過ごす時間が多かったり、動物と触れ合ったりした場合は、「屋内のダニ」だけでなく「ノミ」や「マダニ」の可能性あります。

 

これらは野外の草木にくっついていますので、体に移って家の中に持ち込むこともあるのです。

 

またキャンプ場や山だけでなく、家の小さな庭などでも生息していますので、外で過ごす時間が長い時はどこであっても気を付けなくてはなりません。

 

「ノミ」や「マダニ」は「屋内のダニ類」とは違った症状が出るため、刺された痕をよく観察しましょう。

 

症状や跡については、後ほど紹介しています。

 

 

 

以上が「刺されたのがダニかどうか?」を見極めるおおよそのポイントです。

 

この時点で「確実にダニだ!」と言える方は、ダニ退治をしっかりと行いましょう。

 

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>>ダニ退治で本当に効果的な9つの駆除法と、実は効果が薄い9つの対策!

 

 

続いては、ダニの種類と

 

  • 刺された跡がどうなるのか?
  • 刺されるとどんな症状が表れるのか?

 

を説明していきましょう。

 

 

 

どのような症状が起きるのか?ダニの種類や他の害虫の刺し跡を見てみよう!

 

ダニの種類としては、屋内で見られるダニとして大きく

 

  • チリダニ
  • コナダニ
  • ツメダニ
  • イエダニ※現在は外で見られることが多い

 

の4種類がいます。

 

さらにここでは、症状を見分けるために「外で見られるダニ」「その他の害虫」である

 

  • マダニ
  • ノミ
  • ツツガムシ
  • トコジラミ
  • ブヨ

 

についてもあわせて説明していきます。

 

 

 

チリダニの症状

ほぼ一年中見られ、どんな家にも確実に存在しているダニです。

 

チリダニは布団やクッションの中など、エサとなる「人の皮膚」や「髪の毛」が多く溜まる所に集まっています。

 

なお布団などには多くのダニが潜んでいますが、その中でも「90%がチリダニ」だと言われています。

 

人を刺すことはありませんが、アレルギーを引き起こします。

 

また、後に紹介する「ツメダニ」のエサとなってしまうダニなので、ツメダニ退治のためにも出来るだけ数を減らしたいダニです。

 

 

刺された場合の特徴
  • 人を刺すことはない

 

 

症状
  • 刺すことはないが、死骸やフンが「ダニアレルゲン」となり、「アレルギー症状」を引き起こす可能性が高い

 

 

 

 

コナダニ

チリダニと同じく、人を刺すようなことはありませんが、次に紹介する「ツメダニ」のエサとなってしまうダニです。

 

繁殖力が強く、梅雨や秋口には大発生する可能性があります。

 

砂糖や小麦粉、チーズなどの食品のほか、畳にも多く生息します。

 

 

刺された場合の特徴
  • 人を刺すことはない

 

 

症状
  • 刺すことはないが、食品に沸いたコナダニを一緒に食べてしまうことで、「アレルギー症状」を引き起こす可能性がある

 

 

 

 

ツメダニ

※ツメダニによる症状

 

ツメダニはチリダニと同じように、布団やクッション、カーペットなどに潜んで繁殖しています。

 

上でも説明のとおり、これらの場所に潜むダニの90%はチリダニであり、ツメダニの割合はその中の「わずか1%程度」

 

しかしツメダニはヒトを刺しますので、数は少なくても「人を刺さないチリダニ」よりも目立つ存在です。

 

 

刺された場合の特徴
  • 太もも・腹部周辺・陰部・肘関節の内側・足首など、「皮膚のやわらかい部分」が刺されやすい
  • 刺された跡が数か所にまとまっていることが多い
  • 一つの腫れに対し刺し傷は一つ

 

 

症状
  • かゆみは1週間程度続く
  • 刺されてから半日くらいで腫れが始まる

 

症状が翌日に出る「遅延型アレルギー」であるため、腫れのピークは翌日です。

 

8時間程度で症状が出るため、「何日も気づかない」ということは無いでしょう。

 

 

 

 

イエダニ

 

イエダニという名前ですが、ネズミや鳥に寄生するダニです。

 

宿主(寄生先)であるネズミなどが死んだ場合や、ネズミの巣で大量繁殖した場合に、人間にも移動して吸血します。

 

イエダニが媒介することで感染する「線虫」や「病原菌」が多数あるため、ダニの中でも「極めて危険な種類」だと言われています。

 

また冬でも活動するため、冬に刺された痕があればイエダニの仕業だと考えられます。

 

※以前はネズミの侵入により「屋内に侵入しやすいダニ」でしたが、ネズミ対策も進んでいる現代では、屋外で見られることが多いとも言われます

 

 

刺された場合の特徴
  • 太もも・腹部周辺・陰部・肘関節の内側・足首など、「皮膚のやわらかい部分」が刺されやすい
  • 一つの腫れに対し刺し傷は一つ

 

 

症状
  • 刺された部分は5mm〜10mmほどに腫れ上がる
  • 激しいかゆみが生じる
  • 「水疱」や「しこり」ができることがある
  • 刺された部分から「ウイルス」や「寄生虫」に感染している可能性もある

 

 

 

以上の4つが「屋内で見られるダニ」です。

 

これらに当てはまるようであれば、まずは「ダニ退治」をしっかりとして下さい。

 

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また、ここからは

 

  • 屋外で見られるダニ
  • 他に考えられる害虫

 

の「刺し跡」について説明していきましょう。

 

 

 

マダニ

画像引用:島根県

 

マダニは「ダニの仲間」ではありますが、「家屋のダニ類」とは違い草木の中に生息している「屋外のダニ」です。

 

屋外で暮らし屋内には住み着かないため、屋内で刺された場合は違う種類によるものと言えます。

 

ちなみに3〜10mmほどの大型であり、「屋内のダニ」とは違い目に見えるため、パッと見の違いは一目瞭然。

 

動物の血を吸って生きているため、動物が触れやすい「草の先端」に待ち伏せし、犬や猫に寄生するチャンスを狙って過ごしています。

 

裏山や野山、草刈りなどをしていると刺されることがあります。

 

 

刺された場合の特徴
  • 手足、首などの露出している部分
  • 吸血中は皮膚に食い込んでとどまっているが、刺激は少ないため吸血に気付かないこともある
  • 刺さった状態でいることが多く、1週間以上吸血する可能性もある
  • 一つの腫れに対し刺し傷は一つ

 

 

症状
  • かまれた部分に痒みと痛みがあり、場合によっては高熱がでる
  • 吸血がきっかけで「マダニが媒介する感染症」を引き起こすことがある

 

 

 

 

ノミ

画像引用:日本皮膚科学会

 

ノミは体長2〜3mmほどありますので、目に見えます。

 

※屋内で見られるダニは1mm以下

 

基本的には外にいる害虫ですが、犬や猫の身体に寄生して吸血するため、散歩時に付着すると家の中に持ち込むことになります。

 

犬や猫の毛を掻き分けると身体に付着してるのがよく見えますので、疑わしい場合は確認してみましょう。

 

 

刺された場合の特徴
  • 外で刺された場合は、すね〜足首付近が刺されやすい
  • 吸血後1〜2日後にブツブツと発疹が出て気づくことが多い
  • ダニとは違い明るい時間も行動していることから、日中帯に刺されることもある

 

 

症状
  • かゆみが強烈である
  • ダニと同様に1週間以上かゆみが続く

 

 

 

 

ツツガムシ

 

「ツツガムシ」という名前ですが、一応ダニの一種です。

 

刺すのは幼虫の個体であり、主に「ネズミ類」に寄生していますが、これらが媒介して人間をも吸血します。

 

なお、0.1〜3%の個体は「ツツガムシ病リケッチア」を保菌しており、これに吸着されるとツツガムシ病に感染します。

 

幼虫は「ネズミの耳」に棲みついていることが多いため、ネズミを駆除しなければ根本解決には繋がりません。

 

種類によっては、「川沿いの河原」や「草原」などに生息しているものもいます。

 

 

刺された場合の特徴
  • 太もも・腹部周辺・陰部・肘関節の内側・足首など、「皮膚のやわらかい部分」が刺されやすい
  • 刺し口がハッキリと分かる
  • 一つの腫れに対し刺し傷は一つ

 

 

症状
  • 痛みやかゆみはほとんど出ない(鏡を見て気付くことが多い)
  • 自覚症状はないが、ツツガムシは皮膚に長い時間留まり体液を吸い続ける

 

 

ツツガムシ病に感染したら…

▼皮膚の発疹▼

引用:新潟県

 

  • 10〜14日の潜伏期間のあと、高熱や頭痛、筋肉痛、皮膚の発疹が引き起こされる
  • このうち「高熱・刺し跡・発疹」の3つは、90%以上の患者にみられる

 

 

 

 

トコジラミ(南京虫)

 

トコジラミは「南京虫(ナンキンムシ)」とも呼ばれている吸血昆虫です。

 

「古いベッドや家具」などに潜んでいる場合が多いため、海外では「Bed bug(ベッドバグ)」とも呼ばれています。

 

アンティーク家具を購入した後に症状が出ることもありますので、「古い家具類」を持ち込む時は充分に害虫対策を行いましょう。

 

 

刺された場合の特徴
  • 肌の露出の有無に関わらず、夜間に広範囲にわたって刺し傷ができる

    ⇒トコジラミは肌の上を歩きながら刺すため、背中一帯や手足など幅広く刺されやすい

  • 一つの腫れに対し刺し傷は二つ

 

 

症状
  • 初めて刺された場合は、かゆみや痛みなどの症状が出ないため分かりにくい
  • 二回目以降の症状は、強いかゆみとともに赤く腫れあがる
  • 個人差がありますが、かゆみが強く出る人の場合は、寝ている間に掻きむしり朝起きると出血している場合もある

 

 

 

 

ブヨ

▲刺されて数日後の画像▲

 

ブヨは3〜9月の暖かい時期に特に多く、「渓流の近く」「山奥」に多く見られます。

 

そのため「キャンプ場になりやすい場所」には特に多く見られます。

 

 

刺された場合の特徴
  • 目で見て出血点が分かる
  • 一つの腫れに対し刺し傷は一つ

 

 

症状
  • 半日ほどで大きく腫れ上がってくる
  • 個人差はあるが、徐々に痛みが強くなる
  • 強烈なカユミが出る人もいれば、それほど感じない人もいる

 

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画像引用:日本皮膚科学会

 

蚊には多くの人が夏場は日常的に刺されるので、おおよそ判断が付くと思います。

 

おおよそ8mm〜1.3mmほどに腫れ上がり、かゆみを伴いますが、2日もすればカユミは治まります。

 

ただし個人差もあり、2週間経ってもカユミが治まらない人もいます。

 

これは「蚊によるアレルギー」であり、全身のじんましんや、発熱までも引き起こされることもあります。

 

 

 

ダニ刺されの市販薬の選び方と、病院の処方薬!

ここで市販薬や処方薬のお話をしますが、その前に簡単に「ステロイド剤」について説明しておきましょう。

 

「ダニ刺されの薬」は塗り薬ですが、病院で処方される薬は「ステロイド剤」です。

 

※別途「飲み薬」が処方されることもあります

 

塗り薬は主に「チューブ軟膏」で処方されますが、市販品では「液状」や「ゲル状」のものなどもあり、どちらも塗りやすく皮膚に留まりやすい形状となっています。

 

 

ステロイド剤には「5段階のランク」がある

ステロイド剤には「5段階のランク」があり、市販薬は一番弱い「1ランク」から中間の「3ランク」までのものしか配合されません。

 

このランクで効果がない場合は「市販薬が適切ではない」と考え、病院で薬を処方してもらいましょう。

 

ただし、ステロイド剤は

 

「ランクが低いものが悪い」
「ランクが高ければ良い」

 

というわけではありません。

 

薬を塗る部位によっては「ステロイドの吸収率が高まる」ため、処方薬であってもランクの低いものを処方される場合があります。

 

たとえば「陰部」や「顔」「脇の下」など、皮膚の薄い部分にはランクの低い塗り薬を使用します。

 

 

 

市販薬の選び方は?

たくさんの虫さされ薬が販売されていますが、腫れて「赤みが強くなっている場合」は、かゆみ止めだけでなく「ステロイド外用薬」を使用して腫れを抑えましょう。

 

また寝ている時などは、かゆみのために掻きむしって肌を傷めてしまうこともあります。

 

こうなると跡が長引く可能性があるため、なるべく掻いてはいけません。

 

こうした傷を作らないためにも「即効性」のあるものが良いでしょう。

 

 

ムヒS

ムヒSは、ステロイドが入っていない、単なる「かゆみ止め」です。

 

ただし膿が出てる場合や、大きく腫れてる場合、掻いて傷が付いている場合は、ドラッグストアの薬剤師さんに相談しましょう。

 

 

 

ムヒアルファEX

こちらはステロイドが配合されているため、かゆみの抑制以外にも、皮膚の炎症を抑える効果があります。

 

かぶれが起きている、大きく腫れあがっているという場合には、こちらを使用しましょう。

 

ただし顔や陰部などの皮膚の薄い所には強すぎる可能性がありますので、どちらにしろドラッグストアの薬剤師さんに相談してみましょう。

 

 

 

 

病院で処方される薬は?

処方薬は医師の判断で出されるため、自分で選ぶ市販薬よりも確実で、症状のある部位に適切に使用できます。

 

ダニに刺された時に処方される軟膏は、「ランク3」のものが一般的です。

 

アレルギー症状など、他の症状が併発している場合はランクの高いものへ変更される場合もあります。

 

代表的な処方薬
  • リンデロンVG
  • ベトネベートクリーム
  • フルコートクリーム

 

 

 

ダニを退治するオススメの方法!

「ダニ刺され」を見つけた場合は、早めに対処に取り掛かりましょう。

 

ダニ退治の方法は色々ありますが、結論から述べると

 

  • 布団乾燥機の熱・乾燥によって死滅させる
  • ダニ捕りシートで捕獲する
  • 殺虫成分をダイレクトにかける

 

の3つが効果抜群です。

 

 

布団乾燥機の熱・乾燥によって死滅させる

もっとも簡単な方法は、コインランドリーの「布団乾燥機」に入れて、熱・乾燥処理を行うことです。

 

これによって、とりあえずは死滅させる事ができます

 

ただし布団に死骸がついたままになるので、洗い流すことも大切。

 

※ダニを吸い込むことでアレルギーを発症させる可能性がある

 

 

 

ダニ捕りシートで捕獲する

布団だけでなく、洗濯できないソファなど「ダニが潜む場所の全般」に使えます。

 

ダニ取りシートは、敷いておくだけでダニを捕獲してくれる大変便利なアイテム。

 

駆除剤などとは違って、顕微鏡を使えばシートの中の「捕獲したダニ」を目で見て確かめることもできます。

 

実際、安物の「スマホ顕微鏡」を使ったところ…

 

 

 

残念ながら倍率が低すぎて全く見えなかったため、ダニ捕りシート販売元にシートを持ち込んで、「高倍率の顕微鏡」で確認したところ…

 

 

 

 

うぎゃー。キモイのが大量に捕獲できていました…

 

このように捕獲されたダニを確認できるのは、数ある駆除方法の中でもダニ取りシートだけ。

 

ダニに悩まされているなら、1か月間だけでも試す価値のある駆除方法です。

 

ちなみに我が家はダニシートを使いはじめてから、一切ダニに悩まされることがなくなりました。

 

カーペットの下や…

 

 

 

冬場の布団はもちろんこと、夏場の「通気性の良いマットレス」の場合も、念のため敷いています。

 

 

 

その他、ソファーでも「背もたれと座面の隙間」に入れて使っています。

 

これにより「一切ダニに悩まなくなったこと」はもちろん喜ばしいことですが、それ以外に

 

  • 薬剤を使わない
  • 駆除と予防が出来る

 

という観点からもかなりオススメ。

 

なおダニ取りシートは色々な種類を試してきましたが、「ダニピタ君」が優秀かつコスパが高くてオススメです。

 

シート交換の手間はありますが、布団やカーペット、ソファに一枚しのばせるだけで、以来一度もダニ刺されがなくなりました。

 

そのため、手軽さ・快適さを考えるとメリットのほうが断然大きいと思い使っています。

 

さらにダニピタ君は30日の返金保証が付いており、かなり良心的。

 

 

 

「お試しシート」として1枚多めに送られてくるのですが、それを30日使ってみて、もし「微妙かな」と思った場合は残りをそのまま返品出来ます。

 

「とりあえず使ってみたい」という方も多いと思いますが、失敗することが無いので気軽に試してみると良いでしょう。

 

私と同様に、布団やカーペット、ソファなどのダニお悩みの方には、ぜひお使い頂きたいと思える商品です。

 

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殺虫成分をダイレクトにかける

ダニにも効く「殺虫成分」の商品を使う方法です。

 

スプレー剤やパウダー剤などがありますが、いずれも「部屋に薬を撒く」ことになってしまうため、後片付けは大変です。

 

「しばらく予防効果が続くもの」もありますが、個人的には「薬効の維持」という点が怖いため、ダニ捕りシートをオススメします。

 

 

 

結論から述べると以上の3つが有効です。

 

その他、効かない方法もありますので、詳しく知りたい方も合わせてご確認下さい。

 

>>ダニ退治で本当に効果的な9つの駆除法と、実は効果が薄い9つの対策!

 

 

 

 

補足@:ダニ刺されが治らないのはなぜ?

ダニに刺されたあと「なかなかカユミや跡が治らない!」という方もいると思います。

 

この場合、以下の2つが考えられます。

 

 

結節性痒疹(けっせつせいようしん)

何らかの虫に刺されたあと、その部位を掻き続けることで、1cmほどのシコリが継続してしまう状態です。

 

腕や膝下に出来やすく、我慢できないカユミが継続します。

 

治療としては「掻かないこと」ですが、自らの力では難しいため、病院で薬を処方してもらう必要があります。

 

 

 

 

伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)

伝染性膿痂疹とは、いわゆる「とびひ」のことです。

 

虫刺されに関わらず、あせもなどを掻いたときに、その掻いた手を介して

 

  • 水ぶくれ
  • びらん

 

の症状が全身に広がることがあります。

 

抗生剤内服やアレルギー薬、塗り薬などで治療します。

 

画像引用:日本皮膚科学会

 

 

 

補足A:ダニに刺されたのに痒くない?

「ダニに刺されたようだけど、あまり痒くない」という方がいらっしゃいますが、これは体質による差もありますので、あり得ることです。

 

また、「トコジラミ」や「ツツガムシ」に刺された場合は気づかないケースもあるくらいです。

 

気になるようであれば、皮膚科を受診しましょう。

 

また、家の中で急に症状が現れたのであれば、いずれにしろ家に何らかの害虫が潜んでいる可能性がありますので、しっかり駆除しましょう。

 

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まとめ!

「ダニ刺されの症状・跡」と「他の害虫による刺され跡」について紹介しました。

 

もしも…

 

  • 夜間に噛まれた!
  • 布団の中で噛まれた!
  • 夏場に噛まれた!
  • 強烈に痒い!
  • 何ヶ所か跡がある!

 

という場合は、ダニに刺された可能性が高いでしょう。

 

いくら薬を塗ってもダニを退治しなければ本末転倒ですので、まずはしっかりとダニ退治を行いましょう。

 

駆除方法としては、上でも紹介した「ダニピタ君」が個人的にオススメです。

 

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