【ダニは7種類】大きさ・特徴の違い!赤い虫や、目に見えるのもダニか?

【ダニは7種類】大きさ・特徴の違い!赤い小さな虫や、目に見えるのもダニなのか?

こんにちは。
「ペットが持ち込むダニ」に何度も悩まされてきたアキラです。

 

ダニにも数種類が存在していますが、

 

  • 肉眼でも見えるけど、これってダニ?
  • 赤い小さな虫がいるけど、これもダニ?

 

といった疑問もお持ちでしょう。

 

そこでこのページでは、ダニの種類と大きさ、それぞれの特徴について分かりやすくまとめています。

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ダニの種類は7種類?屋内ダニと屋外ダニ

 

ダニはどこにでもいる虫で、「ダニが住めない場所は火山の中だけ」と言われるほど、たくさんのダニが地球上に生息しています。

 

その中でも「屋内塵性(じんせい)ダニ類」と呼ばれる、「家屋の中に住み着いているダニ」は、特に私たちの生活には身近な存在。

 

一般的な「屋内塵性ダニ類」としては、

 

  • チリダニ
  • イエササラダニ
  • ツメダニ
  • コナダニ

 

の4種類が存在します。

 

また、屋外で見られるダニとしては

 

  • マダニ
  • イエダニ
  • タカラダニ

 

などが有名です。

 

このページでは、これら7種類のダニの特徴や大きさについてご紹介します。

 

※大きさについては、ダニは肉眼で見える?大きさについてでまとめて説明します

 

 

 

屋内のダニ4種類の特徴!

ここでは一般的な「屋内塵性ダニ類」の特徴をご紹介します。

 

 

チリダニ

チリダニは1種類のダニを指す言葉ではなく、「チリダニ科」というグループを指します。

 

チリダニ科の中には

 

  • ヤケヒョウヒダニ
  • コナヒョウヒダニ

 

の2種類がおり、これらはよく似た働きをするため、一般的に「チリダニ」とまとめて呼ばれます。

 

 

特徴
  • 人を刺すことはない
  • 家の中のダニの9割を占めている
  • タンパク質をエサにしている

    ⇒人の髪の毛やアカ、フケ、皮脂のほか、ほこりやゴミに混じった小さな食べ物のカスなどを食べて生きています。このようなゴミや有機物が1gあるだけでチリダニが300匹生息できると言われています。

  • 大型のダニのエサとなっている

    ⇒チリダニが増えると大型ダニも集まるため増える原因となります。ダニによる被害を減らしたいなら、まずチリダニを減らすことを考えなくてはなりません。

  • 死骸やフン、脱皮の抜け殻が「ダニアレルゲン」となる

    ⇒これらが空気中に舞い、人が吸い込むことでアレルギー症状を引き起こします。

 

 

生息場所
  • 1年中家の中に生息している
  • 主に布団やまくら、クッション、マットレスなど、布製品の中に潜んでいる

    ⇒このほか、カーテンや薄手のマットなどあらゆる場所に潜んでいます。

 

※大きさについては、ダニは肉眼で見える?大きさについてでまとめて説明します

 

 

 

 

イエササラダニ

チリダニに次いで多い種類がこのイエササラダニです。

 

チリダニと違い、畳やカビの生えやすい場所に多く生息しています。

 

最近は畳を置かない家も増えてはいますが、湿気を吸わない打ちっぱなしのコンクリートの家屋にも発生しますので、イエササラダニ対策は「湿気のコントロール」が必須となります。

 

 

特徴
  • 人を刺すことはない
  • 家の中のダニの1割程度を占めている
  • 畳に発生しやすい

    ⇒畳に発生したカビをエサにして大発生する可能性あり。発生している畳は、表面が粉を吹いたようになります。

  • 建てたばかりの家屋に発生しやすい

    ⇒畳と同様に、建材がまだ乾燥しきっていない木材や、湿気コントロールがされていないコンクリートの家屋に発生します。

  • 大型のダニのエサとなっている

 

 

生息場所
  • カビの生えやすい場所

    ⇒押し入れや畳、植木鉢、建材、風通しの悪い板の間などに多く発生します

  • 家の中に発生していなくても、外から持ち込む場合もある

    ⇒外に置かれていた植木鉢を家の中に入れる時にカビと一緒に持ち込むことがあります。

 

※大きさについては、ダニは肉眼で見える?大きさについてでまとめて説明します

 

 

 

 

ツメダニ

ツメダニは「ツメダニ科」の総称であり、

 

  • フトツメダニ
  • ミナミツメダニ

 

の2種類が含まれます。

 

チリダニと同じ「屋内塵性ダニ類」ですが、大型のダニであり小型のダニを捕食して生きています

 

エサとなる小型のダニがたくさん発生している場合は、このツメダニも連鎖的に発生していると考えて良いでしょう。

 

なお一般的な屋内ダニで「人を刺すダニ」と言えば、基本的にこのツメダニを指します。

 

 

特徴
  • 人を刺すことがある

    ⇒ただし積極的に刺すのではなく、あくまでも偶発的に刺されるのみ。また吸血性ではありません。

  • ツメダニが占める割合は家の中のダニの1割以下
  • チリダニなど小型のダニや小型昆虫の幼虫を捕食している

    ⇒これらの小型ダニが増えればツメダニも同じように増えていきます。

  • 梅雨や秋など、雨の多い時期に増える

    ⇒これは湿気が増して小型のダニが増えるため、ツメダニも連鎖的に増えるからです。

 

<刺された跡>

 

 

生息場所
  • チリダニなどの小型のダニが生息する場所

    ⇒畳、カーペット、布団、マットレスなど、チリダニ類とほとんど同じ場所で発生します。

 

※大きさについては、ダニは肉眼で見える?大きさについてでまとめて説明します

 

 

 

 

コナダニ

コナダニは家の中でも食品に多く発生するダニです。

 

その名のとおり食品の「粉類」が好物であり、粉の中に非常に多く発生します。

 

テレビなどで「ホットケーキの粉やパン粉などは密閉して冷蔵庫にしまいましょう」と言われているのは、このコナダニの発生を抑制するためです。

 

 

特徴
  • 人を刺すことはない
  • 食品に多く発生する

    ⇒粉類や常温保管の乾物、医薬品、米、調味料など貯蔵食品に幅広く発生します。

  • 畳にも発生することがある
  • 大型のダニのエサとなっている
  • 食品と共に摂取することでダニアレルギーを引き起こす

 

 

生息場所
  • キッチンや食料保管庫
  • 長く貯蔵されている藁や畳の中

 

※大きさについては、ダニは肉眼で見える?大きさについてでまとめて説明します

 

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「屋外のダニ」3種類の特徴と、似たような害虫!

ここでは「屋外にいる代表的なダニ」と、「ダニによく似た影響をもたらす害虫」について紹介します。

 

被害があった場合は、ダニか否かを見極めて治療を行います。

 

 

マダニ

マダニは大型のダニであり、人だけでなくペットに寄生して移るケースが一般的な被害のルートです。

 

近年ではSFTS(重症熱性血小板減少症候群)ウイルスを媒介するとして問題視されていますが、アウトドアのシーズンには特に被害も拡大していることから、野外では特に気を付けた方が良い外部寄生虫とされています。

 

 

特徴
  • 草木の多い場所に生息している
  • 洋服や犬猫などの動物に飛び移って宿主を探す
  • 外部寄生虫として水中生物以外のあらゆる生き物に寄生することができる
  • 人を刺す

    ⇒刺されても痛みを感じにくく、「気づくと突き刺さってる」ということがあります。

  • 吸血する

 

 

<刺された跡>

画像引用:島根県

 

 

生息場所
  • 野外の草木の中
  • 土の中

    ⇒土に穴を掘っている犬の顔につくこともあります。

 

 

マダニが媒介する病気
  • SFTS(重症熱性血小板減少症候群)
  • ライム病
  • 日本紅斑熱

 

※大きさについては、ダニは肉眼で見える?大きさについてでまとめて説明します

 

 

 

 

イエダニ

昔から人家に生息しているダニであり、家の中のダニといえば誰もが「イエダニだ」と答えるほど長い間一般的でした。

 

しかしネズミが媒介して移動するダニであることから、現代の住宅事情ではネズミの出入りもなく、あまり見る事がなくなりました。

 

 

特徴
  • 人を刺し吸血する
  • ネズミが媒介して運んでくる

    ⇒主に人家を住処とする「クマネズミ」が媒介しています。このことから、イエダニの駆除を考えるならまずネズミを徹底的に駆除しなければなりません。

  • ネズミが活発になる5月から9月に大発生しやすくなる
  • 屋根裏に巣を作る野鳥が媒介することもある

 

 

<刺された跡>

 

 

生息場所
  • 「ネズミや野鳥が住み着く屋根裏」を中心に発生する
  • ネズミが死ぬなどしてエサとなる血液がなくなると、人が住む場所まで生息域を広げる

 

※大きさについては、ダニは肉眼で見える?大きさについてでまとめて説明します

 

 

 

 

タカラダニ

 

屋外で群れになって移動する「真っ赤な小さな虫」を見たことがある方も多いハズ。

 

コンクリートの上でよく見かけますが、あの虫もダニの一種であり「タカラダニ」と言います。

 

 

特徴
  • 人を刺すことはない
  • 屋外の乾いたコンクリートの上で良く見かける
  • 群れになっている
  • 屋内に住み着く習性はないが、外壁を上るうちに入り込むこともある
  • 全身真っ赤でとても目立つ
  • 体格差があり、大きな個体は1mmくらいのものもいる
  • 攻撃性はなく、体はとても弱い

 

 

生息場所
  • コンクリートや建物の外壁など、小さなコケの生えやすい場所

    ⇒コケや花粉を食べているためエサとなるものがあればどこでも集団で発生します。

 

 

繁殖
  • タカラダニはメスのみの「単為生殖」で増える

    ⇒他のダニにはない大きな特徴です。
    このため、群れになったり屋内に侵入するほど行動範囲が広いのは、生殖相手を探すためではなく「謎の行動」だとされています。

 

 

人体への被害
  • 体液にはアレルギー反応が起きることがある

    ⇒人を刺すこともなく特に大きな被害が出ないダニですが、駆除する際に潰して皮膚に体液が付着すると、まれに症状が出る場合があります。
    しかし生きているタカラダニに長時間触れていてもほとんど症状は出ないことから、潰さなければ問題はないとされています。

 

※大きさについては、ダニは肉眼で見える?大きさについてでまとめて説明します

 

 

 

 

トコジラミ※ダニではありません

「南京虫(ナンキンムシ)」や「床虫」とも呼ばれるカメムシ目の昆虫です。

 

ダニではありませんが、ダニのように人を刺して良く似た刺し痕が残るため、「ダニと間違えられることの多い害虫」の一つ。

 

トコジラミは英名を「Bed bug」といい、その名のとおりベッドやマットレスの中、古い家具の中に潜んでいます。

 

宿泊施設のような「不特定多数の人が出入りするところ」で問題となることがある他、海外の不衛生な環境では、荷物につけて持ち帰ってしまう場合も少なくありません。

 

 

特徴
  • 人を刺し吸血する
  • 光が苦手で日中は家具や布団の中に潜んでいる

    ⇒夜に活動するため、トコジラミの住処となるベッドで寝ている人が襲われます。

  • アンティーク家具や古本について家に持ち込まれることが多い
  • 海外から持ち込まれることが多く、来日した外国人の荷物についていることもある

    ⇒海外ではバスのシートに潜んでいることもあり、宿泊施設に限らず座布団やクッション類にも気を付けなくてはならない

 

<刺された跡>

 

 

生息場所
  • 布団類やベッド
  • 古い家具の隙間
  • 古本の中

 

 

スーパーナンキンムシに注意

現在、「殺虫剤の効かないトコジラミ」が全国で確認されています。

 

これを「スーパーナンキンムシ」と呼んでおり、日本環境衛生センターなどが被害の注意を呼び掛けています。

 

この「スーパーナンキンムシ」は、ほとんどの殺虫剤に含まれる「ピレスロイド」と呼ばれる成分に耐性を示し、遺伝子の変異を起こして抵抗性のある個体を少しずつ増やしているのです。

 

これがダニ被害と並ぶ大きな問題となっているため、トコジラミが発生した場合はしっかりとした駆除が求められます。

 

※大きさについては、ダニは肉眼で見える?大きさについてでまとめて説明します

 

 

 

 

ノミ※ダニではありません

昔から犬や猫に寄生する良く知られた昆虫です。

 

 

特徴
  • 人を刺すことがある
  • ぴょんぴょん跳ねる

    ⇒ノミの跳躍力は非常に強く、体長の60倍もの距離をジャンプすることができます。

  • 犬や猫につきやすい

    ⇒犬を宿主とするものは「イヌノミ」、猫を宿主とするものは「ネコノミ」と呼ばれています。

  • 動物から人へ移る場合が多い
  • 3mm程度の大きさで目につきやすく見つけやすい

    ⇒犬や猫は「ノミとりくし」を使用することで被毛から除去することができます。

 

<刺された跡>

画像引用:日本皮膚科学会

 

 

生息場所
  • 草むら
  • じめじめした縁の下
  • 直射日光の当たらない犬小屋の下やペットベッドの下など

 

 

 

 

ダニは肉眼で見える?大きさについて

ここまで説明のとおり、ダニは様々な種類がいるため、主に

 

  • 小型のダニ
  • 大型のダニ

 

に分類されます。

 

 

小型ダニの大きさ
  • チリダニ

    ⇒0.2〜0.4mm

  • イエササラダニ

    ⇒0.3mm〜0.4mm

  • ツメダニ

    ⇒0.5〜0.8mm

  • コナダニ

    ⇒0.4〜0.5mm

 

小型のダニはそのほとんどが通常「目にすることができない大きさ」であることが分かります。

 

また「小型のダニ」=「屋内のダニ」ということも分かります。

 

小さいがゆえに、布団やマットレスの中のダニの数は驚くほどの量となっているのです。

 

 

大型ダニの大きさ
  • マダニ

    ⇒3〜10mm

  • イエダニ

    ⇒0.7〜0.8mm

  • タカラダニ

    ⇒0.3〜10mm

 

いずれも「屋外のダニ」です。

 

中でも「マダニ」が群を抜いて大きく、目で見て確実に判断することができます

 

このあと説明のとおり、マダニのような「吸血性のダニ」は吸血によって膨らむことで大きくなります。

 

 

 

「吸血性のダニ」は膨らむ!

画像引用:大阪府

 

「吸血性のダニ」は通常は小さく目に見えない大きさであっても、吸血することで腹部がふくらみ、大きさが変わることがほとんどです。

 

たとえばマダニは通常3mm程度で見落とすような大きさでも、限界まで吸血した状態(飽血状態)では「違う生き物」のように大きさが変わり、体型も丸くなります。

 

 

 

 

赤い小さな虫はダニなの?

 

屋外のダニ」の種類でも説明しましたが、赤い小さな虫は「タカラダニ」と呼ばれるダニの一種です。

 

コンクリートの上や、ベランダにいることが多いですが、ウジャウジャ集まっている場合は、それはほぼほぼ「タカラダニ」と言えるでしょう。

 

詳しくは上記のタカラダニへジャンプして下さい。

 

 

 

 

症状の違いと、正しい「ダニ退治」を知ろう!

以上のとおり、ダニには数種類が存在しているほか、似たような害虫に刺される可能性もあります。

 

家の中で刺された場合は多くのケースで「ツメダニ」によるものですが、とりあえず「各ダニによる症状の違い」を把握しておきましょう。

>>ダニ刺されの症状と9つの見極め方!跡の特徴や薬、治らない場合の対処

 

また「症状が現れている」ということは、家の中ですでにダニが繁殖している可能性があります

 

「ダニ退治」にはあまり効果のない方法もありますので、正しい退治法を実践しましょう。

>>ダニ退治で本当に効果的な9つの駆除法と、実は効果が薄い9つの対策!

 

 

 

 

まとめ!

ダニの種類と大きさ・特徴の違いを説明しました。

 

ダニには一般的なものとして

 

  • 屋内のダニ4種類
  • 屋外のダニ3種類

 

が存在していますので、もし刺された場合は「どこで刺されたのか」を把握することが、「“家の中のダニ退治” の要否」に繋がります。

 

症状からも多少は把握できますが、掻き過ぎると炎症が長引く可能性がありますので、皮膚科の受診も検討しましょう。

 


 

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