お布施の書き方<5つのコツ>と入れ方(包み方)、封筒・水引きの選び方!

お布施の書き方の<5つのコツ>と、入れ方(包み方)、封筒・水引きの選び方!

お布施を「ただ封筒にお金を入れて渡すだけ」と考えている方も多いのではないでしょうか?

 

しかし実のところ、お布施には知っているようで知らない「マナーや書き方」があるのです。

 

正しい「お布施の書き方」や「包み方」を知り、「逆にマナー違反になる」ことのないよう注意しましょう。

 

お布施にお困りの方も、このページをご覧いただければ全て解決します。

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まずはお布施の封筒・水引きの選び方!

お布施は、不祝儀袋(香典袋)とは書き方や選び方が異なります。

 

不祝儀袋とは?

通夜・葬式葬儀・法事の際にお金を包む袋のことを言います。

 

そこで、お布施に適切な封筒、水引の選び方をご紹介していきましょう。

 

 

封筒の選び方!

お布施では

 

  • 白の封筒
  • はじめから『お布施』と印刷された封筒

 

のどちらかを使用します。

 

しかし、白の封筒でも「郵便番号欄」が印刷された封筒は避け、白・無地の封筒を選びましょう。

 

 

 

 

なお、中が2重になった封筒は『不幸が重なる』ことを連想させるため、避けるべきです

 

購入した封筒に「内袋」が付いている場合も多いですが、この場合は使っても問題ないとされています。

 

あくまでも「二重構造で作られているもの」を指しています。

 

 

 

「水引」の種類はどうする?

お布施では、不祝儀袋(香典袋)やご祝儀袋とは違い、水引を必要としないことが多いです。

 

あえて水引を選ぶ場合『鮑(あわび)結び』を選びます。

 

あわび結びというのは、

 

あわび結び

 

このような結び方のものを言います。

 

この時、色は

 

  • 双銀(そうぎん)
  • 黒白

 

のどちらかがおすすめです。

 

【双銀】

 

【黒白】

 

 

地域により「黄白」が選ばれることもありますが、悩む場合は「あわび結び・双銀」がよいでしょう。

 

【黄白】

 

なお、

 

  • 弔い上げ(とむらいあげ)
  • 仏壇のお清め(開扉法要)

 

の場合は、お祝い事として紅白の水引を使用することもあります。

 

■「弔い上げ」とは?
⇒法要を営む「最終の年忌」を言います。
三十三回忌もしくは五十回忌とする所が多いです。

 

 

 

「包む金額」によって封筒は変えたほうが良い?

比較的金額の少ない

 

  • 月参り
  • お盆・お彼岸のお参り

 

では市販の封筒が便利です。

 

しかし、回忌法要など「金額が大きなお布施」の場合、封筒の種類を変えてもよいでしょう。

 

特に、葬儀・告別式の際には「戒名料(かいみょうりょう)」と「お布施」を別々でお渡ししますが、お布施と戒名料を合わせて「お布施」とすることも可能です。

 

この場合は、最後に説明する「お布施の入れ方(包み方)」で紹介している『奉書紙(ほうしょし)』でできた封筒を使用しましょう。

 

おすすめ関連記事!
>>戒名のランクと値段相場が一目で分かる!一番多い戒名はどれ?

 

 

 

では続いて
「お布施の書き方<5つのポイント>」について説明しましょう!

 

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「書き方」の5つのポイントを知ろう!

お布施と不祝儀袋では、書き方がやや異なるため注意が必要です。

 

そこで「お布施を書き方」について、5つのポイントに分けて説明します。

 

 

お布施は濃墨の筆がベスト

香典は薄墨の筆で記入しますが、お布施は濃墨の筆で記入します。

 

香典とは?

死者の霊前に、線香やお花の代わりとして供えるもの。
「急な不幸による出費」に対する、助け合いの意味もあります。

 

お布施に濃墨の筆を使う理由は、

 

お布施は「お坊さんへのお礼」であり、薄墨で「深い悲しみ」を表現する必要がない

 

からです。

 

薄墨の筆で気を遣ったつもりが、逆にマナー違反になる可能性が高いため注意しましょう。

 

また、お布施にボールペンやサインペンは極力避けるべきです。

 

お布施は『濃墨の筆・筆ペンがベスト』と覚えておくとよいですね。

 

 

 

 

お布施の表紙の書き方<仏式>

続いて「お布施の表紙」の書き方についてです。

 

これは「お坊さんにお布施を渡すケース」によって、若干変えることもできます。

 

まず大前提として、「神式」の場合は大きくことなるので「神式の場合のお布施の書き方」へ飛んでください!

 

ただし日本の9割は「仏式」と言われているので、『よくわからない』という方は、このまま読み進めていただければ大丈夫かと思います。

 

 

ケース@:葬儀の時や法要の時
一般的なケースとして、

 

  • 葬儀
  • 四十九日などの法要

 

において、お布施を渡します。

 

この時の表書きは

 

  • 『お布施』
  • 『御布施』

 

と書けばOKです。

 

お布施の書き方

 

ちなみに近年は「葬儀」「初七日(しょなのか)」を同日に行うことが多いですが、お布施は分けてお渡ししましょう

 

同時にお渡しする場合には、表面の『御布施』の文字の右上に「葬儀」「初七日」とそれぞれ書き添えます

 

 

 

ケースA:墓地や納骨堂で「読経」をお願いする場合
墓地や納骨堂でお坊さんに読経をお願いした場合は

 

  • 『お経料』
  • 『御経料』

 

でも問題ありません。

 

ただし悩む場合は、無難に「お布施」で問題ありません。

 

 

 


自分の名前の書き方は?
名前については、不祝儀袋とは違い『○○家』と書くのが一般的です。

 

ほかにも施主(せしゅ=お布施を渡す人)のフルネームを書いてもよいです。

 

お布施の書き方

 

 

 

「戒名料」を別で渡すときは?
戒名とは、仏教で葬儀を行うときに付けるもので、「亡くなった方へ授ける名」を言います。

 

この名をつけてもらう際に戒名料が発生しますが、これはお布施とセットで渡す方も多いです。

 

ですが中にはお布施とは分けて渡す方もいらっしゃるかと思います。

 

この場合は、表書きには「戒名料」と書いて包めばOKです。

 

戒名料の画像

 

おすすめ関連記事!
>>戒名のランクと値段相場が一目で分かる!一番多い戒名はどれ?

 

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お布施の表紙の書き方<神式>

神式の場合、神官や神社へ「お布施」を渡すことになります。

 

お布施を渡すタイミングは仏式と同じですが、お布施の表書きが異なるため注意が必要です。

 

この場合、表書きは

 

  • 『御礼』
  • 『御祭祀料』
  • 『御祈祷料』

 

のいずれかにしましょう。

 

お布施の書き方

 

なお、書くときは仏式と同じく「濃墨」で記入しましょう。

 

また、名前の書き方も『名前の書き方』で書いたとおりです。

 

 

 

お布施の裏面の書き方!

お布施の場合、一般的には裏面に何も書かずお坊さんへお渡しします

 

なぜなら、お坊さんは「施主の名前」で住所を確認できるからです。

 

香典と違い「金額」を書かないのは、お坊さんへのお礼はあくまで『気持ち』という点が関係します。

 

 

 

中袋に「名前や金額を記入する欄」がある場合!

裏面にあえて金額や住所などを書く必要はありませんが、中袋があり、中袋にはじめから「名前や金額を記入する欄」がある場合、記入しても問題ありません。

 

お布施の中袋

 

なお、「金額」を書くときは、

 

  • 表面の中央
  • 裏面の右側

 

のどちらかに書くのが一般的です。

 

また、金額は旧字体を使うのがマナーとされています。

 

 

<例>

2千円・・・弐阡圓
3万円・・・参萬圓
10万円・・・壱拾萬圓

 

 

 

では続いて、
「お布施の正しい包み方」について分かりやすく解説しましょう!

 

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お布施の正しい包み方!

さて、では最後に「お布施の正しい包み方」について、4つのポイントに分けて説明しましょう!

 

 

本当は「封筒」よりも「奉書紙(ほうしょし)」が良い!

上で「封筒と水引きの選び方」について説明しましたが、お布施を「正式なマナー」で包む場合以下の手順で包みます。

 

上で説明のとおり、

 

  • 月参り
  • お盆・お彼岸のお参り

 

などでは封筒で問題ありません!

 

 

奉書紙で包む手順!

  1. 半紙にお金を包む
  2. 半紙に包んだお金を「奉書紙」で包む
  3. 表書きを濃墨で『お布施』や『御布施』とする
  4. 名前を濃墨で『○○家』や施主のフルネームで書く

 

 

 

@半紙で包む!
半紙とは『縦二五センチ・横三五センチ内外の寸法の和紙』のことを言います。

 

アマゾンで売られている以下のようなもので構いません。

 

【半紙】

 

 

この半紙を使って、まずは紙幣を以下のように包みましょう。

 

お布施と半紙

 

 

 

A奉書紙で包む!
半紙で包んだものを、さらに奉書紙(ほうしょし)で包みます。

 

奉書紙とは、「楮(こうぞ)」を使っている和紙であり、丈夫かつ軽くてしなやかな紙です。

 

 

この奉書紙を使って、以下の番号順に包んでいきましょう。

 

お布施の包み方

 

  1. まずは奉書紙を裏返します。(奉書紙はツルツルしている面が表面、ザラつきのある面が裏面です)
  2. 半紙で包んだお金を表向きにおきます。
  3. @Aの順に織ります。
  4. いったん裏返してから、BCの順番に織ります。

 

 

ちなみに「奉書紙」は普段なじみのないものですが、実はホームセンターで購入可能です。

 

すでに封筒の形で販売されていることも多いため、封筒コーナーを探すことをオススメします。

 

また奉書紙から封筒を自作する場合、奉書紙単体での取り扱いをする店舗が少ないため、アマゾンのような「インターネット通販」を利用するのも一つの方法です。

 

【奉書封筒】

 

 

 

B表書きを書く!
表書きについては、『「書き方」の4つのポイントを知ろう!』で書いているとおりです。

 

一般的には、以下の画像の様に

 

  • 「お布施」 or 「御布施」
  • 「○○家」 or 「フルネーム」

 

と書けば良いです。

 

 

裏面についても、上で説明のとおり書かなくても問題ありません

 

 

 

お札の向きは頭が上!

お布施に限らず、ご祝儀や香典で一番困るのがお札の向きです。

 

お布施において、封筒や奉書紙にお金を入れる際は

 

お札の金額が書かれているほうが下、人物が上に来るように入れる

 

のがマナーです。

 

また、「表書き」に対してお札も「表」が来るように入れましょう。

 

お布施と香典ではお札の向きも裏表も違うため、十分注意してください。

 

 

 

新札と旧札、どちらが良い?

結論から言うと、「新札」でも「旧札」でもどちらでも問題ありません。

 

くわしくは「お布施の金額相場は30万?高い場合は100万も!?新札は使ってOK?」で説明しております。

 

 

 

包む時の「金額」相場はどれくらい?

金額の相場については、

 

  • 葬儀のタイミングなのか?
  • 追善法要のタイミングなのか?
  • 戒名料を一緒に包むのか?

 

などによっても変わってきます。

 

そのため、「お布施の金額相場は30万?高い場合は100万かかる!?新札は使ってOK?」で分かりやすくまとめましたので、ぜひご確認ください。

 

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お布施や戒名料を安くするには?

人生において、葬儀や法事に関わることはそう多くありません。

 

そのため、「お布施」や「戒名料」についてご存知無い方も多いのが実情であり、必要以上に多くの費用を払ってしまっているケースが散見されます。

 

特に戒名料については、「戒名料の値段相場」でも説明していますが、最低30万円ほど払うケースがほとんどでしょう。

 

しかし昨今は、多くの無駄を省き、一律2万円ほどで戒名の授与をしてくれるサービスもあります。

 

それが、TVなどでも取り上げられ有名となった「お坊さん便」です。

 

お坊さん便は、名前のとおり「最寄の提携しているお坊さんを、派遣してくれるサービス」ですが、注目すべきはその値段の安さです。

 

  • 戒名の授与

    ⇒一律20,000円

  • 法事・法要への僧侶派遣

    ⇒一律45,000円

 

戒名料が破格なのはもちろんのこと、法事・法要への僧侶派遣も、

 

  • お車代
  • お膳料
  • 心づけ

 

などがすべて込みで、お布施は一律45,000円となっており、かなり安いです。

 

これから法要がある方、戒名をまだつけていない方は、良心的な価格なので是非おすすめします。

 

公式HP:お坊さん便

 

 

戒名とは?いつまでに付けるの?

 

戒名とは、「亡くなった方へ授ける名」ですが、これを授けてもらうのに「戒名料」が掛かります

 

昨今は、「安くても30万円ほどするなら、戒名なんていらない!」と言う方もいますが、それは「仏式の葬儀を挙げない」と言っているようなものになります。

 

お坊さん便」では2万円で授与してもらえますので、遅くとも四十九日までに授けてもらいましょう。

 

人気の関連ページ!
>>戒名のランクと値段相場が一目で分かる!一番多い戒名はどれ?

 

 

 

まとめ!

お布施の書き方や包み方、封筒の選び方について説明しました!

 

さいごに簡単にまとめると、

 

  • お布施と書かれた封筒を使うのが無難(水引きは無くても良い)
  • 濃墨のペンで、○○家と書く
  • お札の向きは表向きにして、人物が上に来るように入れる

 

ということになります。

 

あわせて

 

お布施の金額相場は30万?高い場合は100万かかる!?新札は使ってOK?

 

戒名のランクと値段相場が一目で分かる!一番多い戒名はどれ?

 

もご確認ください。

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