コガネムシ(幼虫・成虫)の5つの駆除・対策!寄り付く原因を解消するには

コガネムシ(幼虫・成虫)の5つの駆除・対策!寄り付く原因を解消するには?!

こんにちは。
山奥の実家で20年、多くの虫と暮らしてきたアキラです。

 

ガーデニングを行っている人にとって大きな問題となる「コガネムシ」。

 

草や芝が枯れる、土を掘り返される、ハチが集まる…などなど。

 

コガネムシに関しては色んな悩みがあると思いますが、このページをお読みいただければ

 

  • 被害が多くなる時期はいつ頃か?
  • 被害を見分ける方法!
  • どのように駆除すれば良いのか?
  • なぜ寄り付いてしまうのか?

 

が分かります。

 

わかりやすくまとめてみましたので、ぜひ最後までお読み頂けますと幸いです。

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コガネムシは「幼虫」「成虫」とも害虫である!

 

「庭の隠れた害虫」と言われているコガネムシ。

 

特に幼虫は土の中に住んでいるので、パッと見ただけでは分かりにくいのが現状です。

 

一度住みつかれると、ナメクジや毛虫のように明らかに目に見えないため、気付くのが遅くなりがちで被害も拡大しやすくなります。

 

また成虫になっても葉を食い荒らすため、非常に厄介です。

 

昆虫好きの人の中にはコガネムシ好きも多いですが、園芸愛好家の間ではとても迷惑な昆虫なのです。

 

ここからは、

 

  • 成虫による被害
  • 幼虫による被害

 

をそれぞれ説明していきます。

 

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コガネムシの「成虫」による被害!

まずは「成虫」による被害を説明しましょう。

 

 

4つの被害!

成虫による被害は主に以下の4つです。

 

 

葉の食害

成虫は葉を好んで食べるため、葉があっという間にレース状に食べられてしまいます。

 

コガネムシは食欲旺盛で、好む植物の種類が多いのも食害を生む原因でもあります。

 

※この植物については後ほど説明しています

 

 

土の掘り返し

産卵のために株元の土に潜り込んで動き回るため、土が掘り返されてしまいます。

 

モグラがいるかのように土が盛り上がって、周辺がフカフカと柔らかくなってしまうのです。

 

 

さらに多くのコガネムシを呼び寄せる

葉を食害するコガネムシは、そのフンが葉の上に残っている場合があります。

 

これは「成虫が食害しているかどうか?」を見分けるポイントとなるものですが、すぐに取り除かなければ、フンに含まれる「集合フェロモン」によって他の成虫をたくさん呼び寄せてしまいます。

 

 

産卵する

コガネムシは「食害している植物の株元」に潜り込んで産卵します。

 

「葉の食害があればすでに産卵されている」と言っても良いくらいに、ほぼ確実に産卵されています。

 

そのため知らぬ間に「次世代のコガネムシ」を育てて増やしてしまうことになります。

 

 

 

 

被害を受けやすい植物の種類

コガネムシが好む植物は実に様々です。

 

これらの植物があれば、コガネムシが飛来する確率は高くなります。

 

  • ダイズ、インゲンなどのマメ科植物
  • クリ、カキなどの果樹
  • カシ、オリーブ、ミモザなどの樹木
  • バラ、ラベンダー、ボタンなどのハーブや花類

 

野菜農家や果樹農家などのプロから、園芸を趣味としている人まで、様々な人の「天敵」となっているのが分かります。

 

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コガネムシの「幼虫」による被害!

続いては「幼虫による被害」について説明しましょう。

 

 

幼虫による被害内容!

コガネムシの幼虫は土の中に住んでいます。

 

上の写真どおり「カブトムシの幼虫を二回りほど小さくしたような姿」をしているのが特徴です。

 

 

そして食欲旺盛な幼虫は、土の中を動き回って植木の根をムシャムシャと食す。

 

成虫が植木の根元で産卵をし、孵化した幼虫が住み着いたことで、このような被害が起こります。

 

土の中にいるため、毎日水やりをしていても気付きにくいのが難点です。

 

予防対策を上手に行いながら、毎日「土や植物に変化がないか」を細かくチェックするしかないのです。

 

見分けるポイントは以下の3つです。

 

 

土の状態

幼虫が土の中を動き回るので、土はどんどん細かくなっていきます。

 

そして水やりをすることで水と一緒に鉢から流れ出やすくなります

 

「土が減ってきたな」と感じたら、一度土の中をチェックしてみましょう。

 

また同時に土がフカフカと柔らかくなります

 

以前よりも手で簡単に土がほぐせるようになったら、土の中をチェックしましょう。

 

 

株の状態

幼虫は根を食害しますので、植物は水や栄養が吸えなくなり、次第に元気がなくなります。

 

水を与えてもピンとなる様子がない時は、幼虫がいないか疑いましょう。

 

 

植え替え

土を足したり植え替えをして、表面に「有機系の土」を入れた場合は、有機物を好んでコガネムシが飛来する場合があります。

 

「植え替えてしばらくしても株の元気がない」、もしくは上記のAのような状態が長い場合は、「新しい土」が原因でコガネムシが産卵している可能性も考えられます。

 

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コガネムシの5つの駆除方法!

コガネムシの駆除は、以下の方法をいくつか組み合わせて行うとより効果的です。

 

 

農薬を使用する

「殺虫効果のある農薬」を使って駆除する方法です。

 

定番であり確実に殺せる方法だと言えるでしょう。

 

これらの薬品は植物内に浸透して、コガネムシが食べても「おいしくない植物」に変化していきます。

 

また薬剤自体に触れても殺虫する効果がありますので、まんべんなく散布を行いましょう。

 

果樹に使用する場合は「人体への影響」が心配されますが、ほとんどの農薬が問題なく使用できます。

 

表示された散布期間を守れば、収穫後も問題なく食べることができるのです。

 

ではここで、有名な農薬を紹介しましょう。

 

 

アドマイヤー1粒剤

「植えつける時」や「植え替え時」に土壌に混ぜて使用します。

 

「薬剤に抵抗性のある害虫」にでも幅広く効果が発揮され、他の害虫も一緒に駆除できます。

 

 

 

 

スミチオン乳剤

白濁した液体の農薬です。

 

植物によって1000〜2000倍に薄めて散布します。

 

適用害虫は大変幅広く、コガネムシ類の他にも十数種類の害虫を駆除することができます。

 

芝には特に向いており、芝の土壌に潜むコガネムシの幼虫対策ならこちらが手軽です。

 

 

 

 

モスピラン粒剤

粒タイプの即効性のある農薬です。

 

植えつけの時に適量を土の中に混ぜてまくことで、薬剤が溶け出して効果を発揮します。

 

また植えつけ後の植物は、適量を上からパラパラとばらまき、葉についた粒を落としてから水を与える方法で土壌に浸透させます。

 

幅広い種類をカバーできますので、一つあると大変便利です。

 

 

 

いずれも散布の際はマスクをして、飛散しないように注意しましょう。

どれも劇薬指定のため、直接吸い込むと危険があることを頭に入れておかなくてはなりません。

またペットの口に入らないように、使用時や保管場所にも充分に注意しましょう。

 

 

 

 

対抗植物を増やす

コガネムシが苦手とする植物を増やし、コガネムシを遠ざける方法です。

 

コガネムシを遠ざける植物としては、以下のような種類があります。

 

  • マリーゴールド
  • スイセン
  • ニンニク
  • ルー
  • キャットニップ
  • チャイブ

 

たとえば「バラ科の植物」にはスイセンやニンニクが相性が良く、バラの愛好家にも有名です。

 

キレイな花も増えますので、見た目に不自然にもなりません。

 

景観を楽しむために行ってみるのも良い方法です。

 

 

 

 

ココヤシで土を覆う

ココヤシの繊維を集めた「ココファイバー」が園芸用品として販売されています。

 

 

これは「土の中の通水性を良くするため」に使用しますが、土の表面を覆うことで害虫の侵入を防ぐこともできます

 

植木鉢の土を厚めに覆うことで、コガネムシの侵入対策に使用しましょう。

 

同じ理由から「バークチップ」も侵入対策に向いていると言われています。

 

また不織布で土を覆う場合もあります。

 

どの方法であっても土の表面が見えなくなるので、土の乾き具合が分かりにくくなります。

園芸初心者は慣れるまで、その都度土の表面をチェックしながら様子をみましょう。

 

 

 

 

捕獲して駆除する!

幼虫は土を掘らないと見つけられませんが、成虫は木の枝を振るだけで落ちてきますので、直接捕獲して確実に数を減らしましょう。

 

落ちた成虫は少しの間「死んだふり」をしていますが、しばらくすると飛んで逃げだしたり、土に潜って逃げ伸びようとします。

 

このように地面に落とすと逃がす可能性があるため、枝に傘を逆さまにぶら下げ、その上で枝を振って傘の中に成虫を落とすようにすると良いでしょう。

 

また晴れている日は活発に飛び回りやすいので捕まえにくいものです。

 

雨の日のほうが動きが鈍く捕まえやすいので、捕獲するなら雨の日を狙いましょう。

 

なお、「成虫がついている植物の根元」には幼虫もいる可能性が高いため、どちらもチェックすることが重要。

 

ちなみに捕まえにくい場合は、後ほど紹介する「コガネムシトラップ」を使うのも手です。

 

素手でコガネムシを掴むと、黒い液体を出してニオイを分泌することがあります。

このニオイが付くと取れにくいため、手袋をして捕獲するようにしましょう。

 

 

 

 

フェロモントラップで捕獲する

この後紹介する「コガネムシトラップ」とは別物です。

 

コガネムシ特有のフェロモンを使って誘引し、成虫を捕獲する方法です。

 

薬剤を撒いても逃れてしまう場合は、こちらの方法で成虫を捕獲することができます。

 

周囲に芝生がある場合は「芝を好むコガネムシ」が次々に飛んでくるため、おびき寄せて確実に捕獲することが可能。

 

「周囲の環境」を変えることが難しい場合は、薬剤と併用して使用しましょう。

 

 

フェロモントラップ ニューウインズパック

コガネムシは何種類か存在しますが、その種類ごとに売られています。

 

トラップ+フェロモン剤で7000円ほどするため、決して安くはありません。

 

 

 

また、誘導剤は別売りでも販売されています。

 

 

 

1種類にしか効果がないものが多いため、コガネムシの種類を見極めなければなりません。

同じコガネムシであっても他の種類のフェロモントラップは、フェロモンが違うため効果がないのです。

また、このトラップは非常に効果的ではありますが、価格が安いとは言えませんので、手が出しにくい対策法だと言えます。

予算的に問題がある方は、次に紹介する「コガネムシトラップ」を使いましょう。

 

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コガネムシトラップを作ろう!!

手で捕まえようとしてもすぐに逃げてしまうコガネムシを、簡単で確実に捕獲できるのがトラップです。

 

このトラップは簡単に作ることができますので、「フェロモントラップが高価でなかなか手が出せない」という場合は、こちらを先に試してみましょう。

 

作るものは

 

  1. 捕獲器
  2. 誘引剤

 

の2つだけです。

 

 

1.まずは「捕獲器」を作ろう!

捕獲器は「ペットボトル」もしくは「牛乳パック」でとってもカンタンにつくれます!

 

 

ペットボトルを使う場合!

ペットボトルを1本用意します。

 

キャップを外して上部1/4をカット。

 

切り取った上部をくるりと反転させ、飲み口を中に向けてはめ込みます。

 

切り口をガムテープで張り付けて補強すれば、「捕獲器」の出来上がり。

 

 

 

「牛乳パック」を使う場合!

牛乳パックの側面を四角くカットします。

 

両面を窓のように空けたら、残った部分を青色に着色して完成。

 

これはコガネムシが「青いものに寄って来る」という習性を利用するためです。

 

 

 

 

2.誘引剤を用意しよう!

コガネムシをおびき寄せるための「誘引剤」を作ります。

 

もしコガネムシの種類が特定できているなら、市販されている「フェロモントラップ用のフェロモン剤」も利用できます。

 

ただしフェロモン剤は高価なため、以下の通り自作すれば安く済みます。

 

 

<誘引剤の作り方>
誘引剤の作り方もとても簡単!

 

以下の5つを混ぜ合わせて丸くダンゴ状にすればOK!

 

  1. 農薬の「オルトラン粒剤」か「ダイアジノン粒剤」を100g
  2. 日本酒:200cc
  3. 砂糖:200g
  4. 米酢:150cc
  5. きな粉:400g

 

 

なお農薬は人体に危険があるため、キッチンで作る時は充分に注意し、調理器具とは別のスプーンなどを用意して作りましょう。

 

 

 

 

捕獲器の使い方

捕獲器と誘引剤が用意できれば、あとは捕獲器の中に誘引剤を入れ、地上1.5m辺りに吊るして使用するだけです。

 

 

 

たったこれだけでコガネムシがウジャウジャ取れますので、お悩みの方はまずは作ってみましょう!

 

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コガネムシの寄り付く原因は?解消できるのか?

ここまで駆除方法や対策について説明しましたが、そもそもなぜコガネムシが寄り付くのでしょうか?

 

被害の内容や原因などを考えると、「コガネムシが寄り付く原因」は以下のような内容だと考えられています。

 

 

有機物の多く含む良質な土がある

コガネムシは未完熟の有機養土を好んで飛んできます。

 

そのため腐葉土は完熟を使い、未完熟のものは避けましょう

 

可能であれば「無機系の養土」に変更すると良いでしょう。

 

 

 

周辺に明かりが多くある

周辺に明かりが多くある場合は、普段からコガネムシが飛んで来やすい環境となっている場合もあります。

 

特に住宅地は夜も外灯が多く、ガーデニングしている家が多い場合はコガネムシがたくさん生息しています。

 

 

 

対抗植物がない

対策としても紹介しましたが、「コガネムシの嫌いな植物」が周りに無い場合は、寄ってくる可能性があります。

 

そのため、

 

  • ニンニク
  • キャットニップ
  • スイセン
  • マリーゴールド

 

など、「コガネムシが苦手な植物」を植えておけば数を減らせる可能性があります。

 

 

 

雑草地や芝生が多い

いくら自宅が「コガネムシの好まない環境」であっても、周辺に「コガネムシが生息しやすい環境」がある場合は、対策が難しくなります。

 

「荒れた雑草地や芝生」には特にコガネムシが発生しやすいので、最初から畑を作らないようにしましょう。

 

どうしても作る場合は

 

  • 温室にする
  • ハウスにする
  • ネットで覆う

 

などして万全の対策をおこないましょう。

 

 

 

これらの原因は周辺の地域の環境も関わりますので、自分一人では変えられないものも多くあります。

 

しかしなるべく「コガネムシの嫌う環境」を作り、これ以上の被害が出ないように対策していくことが大切です。

 

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コガネムシ被害の多い時期は?

コガネムシの成虫の発生時期は4月〜10月頃がピーク

 

成虫は交尾し産卵しなくてはならないため、暖かい時期には非常に活発に動き回ります。

 

そのため成虫に対しては、この時期を迎える前にしっかりと対策をしたいところです。

 

また、幼虫は1年中警戒が必要。

 

特に産卵を終えて孵化を迎えた4月〜5月頃と、秋口の9月〜10月頃に増えています。

 

植物の植え替え時期にもかぶりますので、注意しておきたい時期となります。

 

 

 

 

コガネムシの種類や、カナブンとの違い!

フェロモントラップは、コガネムシの種類ごとに販売されています。

 

また害虫となることはありませんが、カナブンと間違う方もいらっしゃいます。

 

カナブンとの違いや、それぞれの種類については以下のページでまとめていますので、あわせてご確認下さい!

 

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>>コガネムシとカナブンの5つの違い!【種類・エサ・見た目・生態まとめ】

 

 

 

 

さいごに!

コガネムシの駆除と対策、寄り付く原因についてまとめてみました。

 

これまでの説明のとおり、コガネムシは害虫となりますので、土や葉に異常が見られたら早めに確認し、駆除を行いましょう。

 

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