タガメの生息地と飼育方法!卵を壊す理由や天敵、捕食方法を学ぼう!

タガメの生息地と飼育方法!
卵を壊す理由や天敵、捕食方法を学ぼう!

こんにちは。
山奥の実家で20年、多くの虫と暮らしてきたアキラです。

 

名前は聞いたことがあっても、見たことの無い人も多い「タガメ」。

 

そのため、

 

どこに生息してるのか?

どうやって飼育すれば良いのか?

なぜ卵を壊してしまうのか?

 

などなど疑問も多いと思いますので、このページでわかりやすくまとめてみました。

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目次
  • タガメってどんな虫なの?
  • タガメの生息地はどこ?
  • 捕まえる方法は?注意点は?
  • 買う場合の値段相場は?
  • 飼育方法

    ⇒ @5つの飼育環境!
    ⇒ A成虫の飼育方法!
    ⇒ B幼虫の飼育方法!

  • なぜタガメは卵を壊すのか?
  • タガメに天敵はいるのか?
  • ゲンゴロウとの違いは何なの?

 

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>>ゲンゴロウの種類は4000?幼虫、飼育と餌、タガメとの違い【まとめ】

 

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タガメってどんな虫なの?

タガメはカメムシ目 コオイムシ科に属している日本最大の水生昆虫であり、日本最大のカメムシです。

 

カメムシには「草食性」のものと「肉食性」のものがいますが、タガメは「肉食性」です。

 

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>>カメムシの種類や天敵、寿命、噛むか?飛ぶか?など【生態まとめ】

 

 

 

タガメの体長は

 

  • オス:45-65mm
  • メス:55-70mm

 

と意外と大きく、イメージとしてはカブトムシくらいの大きさがあります。

 

ただし寿命は2〜3年程度と短命です。

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「水中のギャング」との異名を持つ!

タガメは非常に獰猛な性格なため、「水中のギャング」とも呼ばれています。

 

捕食する生き物は、魚やカエル、時としてヘビやカメなどで、自分より大きな獲物を捕らえることもあります。

 

なんと猛毒を持つヘビである「マムシ」の捕食例もあります。

 

【マムシの捕食シーン:02:40〜】

 

マムシも猛毒を持ちますが、タガメも「麻痺系の毒」を流し込み相手の動きを封じ込めるのですね。

 

ちなみに、タガメは「麻痺系の毒」を注入すると同時に、消化液を注入します。

 

※捕食方法については、当ページの最後にまとめています

 

これから飼育方法なども説明しますが、この消化液を注入されると、人間の身体でも「その部分が壊死する」と言われる恐ろしいものなので、取り扱いには十分に注意しましょう。

 

 

 

もちろん飛べる!

タガメはカメムシの一種なので、「水中で泳ぐ」以外にも「空を飛ぶ」ことも出来ます。

 

 

タガメを見たことのない方も多いと思いますが、こんな姿・形をした大きな昆虫が飛んできたら、初めて見た方は発狂するでしょう…

 

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タガメの生息地とは?

タガメが主に活動する時期は5月頃〜10月頃です。

 

タガメは越冬時を除いて、完全に「水中生活」

 

逆に冬の時期は、

 

  • 草の陰
  • 石の下

 

など水没しない場所に潜みます。

 

 

「キレイな水質」の場所に生息している

活動している時期は

 

  • 水田

 

などの停滞水域に生息しています。

 

人の立ち入らない自然的な環境ではなく、「人の手が入っている場所」に潜んでいます。

 

しかしタガメは「水の汚れ」に非常に敏感な生き物です。

 

そのため農薬にもとても弱く、一度の使用でタガメが生きていくことは困難になります。

 

したがって、かつては当たり前に見られていましたが、現在はかなり数が激減してしまいました。

 

 

今では「絶滅危惧種」に・・・

最近では

 

  • 休耕田
  • 無農薬栽培の水田

 

などをよく探すと発見できることがありますが、希少な生き物ゆえ見つけるには根気と努力が必要です。

 

実際に、環境省のレッドリストでも「絶滅危惧種」とされているのですが、自治体によってはすでに「絶滅種」としているところもあります。

 

ちなみに

 

  • 東京
  • 神奈川
  • 石川
  • 長野

 

などでは絶滅したとされており、都市部で見つけることはほとんど困難です。

 

逆に茨城や栃木、岡山あたりでは採取例も多く、まだ「準絶滅危惧種」の状態です。

 

※準絶滅危惧種・・・直近では絶滅する危険性は小さいが、将来的に絶滅する危険性がある

 

また、秋田・岩手・福島・岐阜・京都・奈良・大阪・兵庫・鳥取・山口などでも、まだ見つかる可能性はありそうです。

 

各都道府県での状況は、以下のホームページから確認出来ます。
レッドデータ『タガメ』

 

 

もし「自然のタガメを見つけたい」という場合には、

 

  • 見つかる可能性のある都道府県
  • 活動時期の5〜9月
  • 農薬が使用されていない
  • 水生植物が豊富
  • 水が汚染されていない

 

などの条件に沿った場所を探す必要があります。

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捕まえるのは簡単?注意点は?

運良くタガメを発見した場合は、タガメの「針のような口」に気をつけて捕まえましょう。

 

上で説明のとおり、「活動時期」である5〜9月が狙い目です。

 

いきなり素手で捕まえようとするのではなく、網を持ち、水草付近をすくうようにすると良いです。

 

また、足でお尻をつついて網へと誘導するのもコツの一つです。

 

網で捕まえた後は、以下動画のように胴体の部分を掴み、刺されないように捕まえましょう。

 

 

なお、水辺周辺に外灯がある場合は、その辺りに飛んできている可能性もありますので、外灯は要チェックポイントとなります。

 

 

 

買う場合の値段相場は?

「自然下で見つけられないから買いたい!」と言う場合は、通販やヤフーオークションなどで購入する事が出来ます。

 

1匹で2000円ほど、ペアで4000〜5000円くらいの相場で取引されています。

 

それほど高くもありませんので、わざわざ探しに行く時間や手間を考えると、通販で買ってしまった方が楽かもしれませんね。

 

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タガメの「飼育方法」をわかりやすく!

では「タガメの飼い方」へと話を移しましょう。

 

先ほども取り上げた通り、タガメは水質の維持がとても重要です。

 

そのため、特に幼虫の飼育にはかなりの手間と覚悟が必要です。

 

ここからは、

 

  • 飼育に必要な5つのもの
  • 「成虫」の飼育3つのコツ
  • 「幼虫」の飼育3つのコツ

 

の順に説明していきます。

 

 

飼育に必要な5つのもの!

まずはこれら5つのものを買い揃えましょう!
※必須ではない物もあります

 

 

水槽

水質の急激な悪化を防ぐ必要があるため、可能な限り大きめのものが望ましいです。

 

ただし泳ぎ回ることもないため、繁殖期にペアで育てるとしても横幅は30cmあれば十分でしょう。

 

水深は少なくとも10cmは確保して下さい。

 

また、足場ともなる「止まり木」も入れるため、水上空間を少なくとも15cmほどは確保しましょう。

 

 

 

 

水槽のフタ

幼虫は排泄物を遠くへ飛ばそうとします。

 

そのため水槽周辺を汚されないよう、フタの準備お勧めします。

 

また成虫になると飛ぶことができるようになるため、必須になります。

 

この時、水温の急上昇を防ぐために、穴が多めにあるものにしましょう。

 

※発砲スチロールに穴を開けたようなものでも代用できます

 

 

 

足場となる流木

足場となる流木は、タガメの

 

  • 休息場所
  • 脱皮場所
  • 産卵場所

 

確保のために、必須となります。

 

必ず水面から足場が突き出るように設置しましょう。

 

 

 

 

水草や水生植物

水草や水生植物は必須ではありませんが、水質の維持に役立ちます。

 

ただし枯らしてしまうと悪化を招きますので、きちんとした知識を蓄えてから入れましょう。

 

「見た目が良くなるため入れたい」と思われる方が多いですが、無理に入れる必要もありません。

 

 

 

 

底砂

こちらも必須ではありませんが、水質の安定につながるため、入れる価値はあります。

 

また、水草を植える場合には必須になります。

 

なお底砂を入れる際は、70mm以上は厚みをもたせましょう。

 

これは「水質安定の効果を出すため」また「水草をしっかりと定着させるため」です。

 

ちなみに珪砂(けいしゃ)やソイルがオススメです。

 

ソイルには「生きたバクテリア」が配合されているため、「食べ残しの餌」や「糞」によって汚れる沈殿物を分解してくれます。

 

 

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「タガメの成虫」の飼育方法!

タガメの成虫を飼育する際の3つのポイントを説明します。

 

 

餌について!

タガメは肉食性のため、基本的に生きた

 

  • 小魚
  • カエル
  • 水生昆虫

 

など何でも食べますが、3点注意が必要です。

 

1つは「薬物への配慮」です。

 

自分で餌を採集するのであれば、残留農薬に注意しましょう。

 

問題ないように見えて、意図せずにタガメを弱らせてしまう危険があります。

 

2つ目は「与える餌の量」です。

 

過剰に与えると餌が残り、水質悪化を招いてしまいます。

 

しかし少なく与えると「共食い」が起こります。

 

そのため、毎度のエサの時間には「どれほどの量を食べるのか」をよく観察しましょう

 

与える餌の量は、定期的に調整する必要があります。

 

最後の3つ目は「与える頻度」です。

 

タガメは食べる量が多いおですが、中途半端に食べられるとエサ代が掛かります。

 

そのため、週に2回ほど与えてみましょう。

 

飢えにも強いため週1回でも大丈夫とされていますが、基本は週2回を守りましょう。

 

 

 

水の交換!

タガメは綺麗な水質が必要です。

 

成虫になれば多少は「水質の汚れ」にも強くなりますが、食べ残しの餌はすぐに取り除く必要があります。

 

せめて1週間に1度、水の入れ替えを行いましょう

 

もちろん、汚れによって肉眼で観察しにくくなれば、すぐに入れ替えが必要です。

 

また、特に注意すべき点は水温です。

 

温度差の激しい水を入れることは厳禁です。

 

可能であれば、1日汲み置きした水を用意して、水槽内と同じ水温で入れ替えてあげましょう。

 

そして夏場は、水温が30℃を超えることがないよう注意してください。

 

30℃を超えてしまうと、タガメはすぐに死んでしまいます。

 

 

 

飼育密度と繁殖方法

飼育する際は、共食いの危険が高いため、基本的には単独での飼育が望ましいです。

 

特に異性同士の場合、オスがメスに捕食されることがほとんどです。

 

そのため普段は1匹ずつ飼育しましょう。

 

繁殖をさせる場合は、繁殖期(5〜6月頃)のみ一緒にさせます。

 

そして産卵後はすぐに別々にしましょう

 

産卵後もそのままにしておくと、産卵を終えて食欲旺盛なメスが、オスを食べてしまう危険があります。

 

なお、メスは一度におよそ60〜100個ほどの卵を産み付けます。

 

【気持ち悪いですが…】

 

 

そしてこの孵化するまでの卵は、なんと「オス」が世話をします

 

敵からの保護はもちろんのこと、卵が乾燥してしまわないよう補水作業も行います。

 

そのため「卵とオスを一緒にすること」を忘れないようにしましょう。
※誤ってメスと一緒にしないこと

 

オスが世話を始めると、約1週間〜10日ほどで卵が孵化します。

 

このとき、最初の1匹が孵化すると、残りの卵も一気に孵化するのが特徴的です。

 

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「タガメの幼虫」の飼育方法!

幼虫を飼育する場合は、成虫よりもさらに「環境の変化」に敏感です。

 

そのため、成虫の飼育以上に気を使う必要があります。

 

なおタガメの幼虫は、期間にして40日〜50日、計5回の脱皮を経て成虫になります。

 

幼虫の飼育に関しても、3つのポイントに分けて説明しましょう!

 

 

飼育密度!

共食いの危険が高いため、本来は1匹ずつの飼育が勧められています。

 

しかし上記で触れた通り、一度の孵化は100匹近くなりますので「1匹ずつの飼育」は現実的ではありません。

 

自分の手に負える、可能な限り小さなグループに分けて飼育しましょう。

 

 

 

餌について!

餌については、成虫と同じく活餌を使用しましょう。

 

そして成虫と同じく、「餌の与え方」について3点配慮すべき点があります。

 

1つは「薬物への配慮」です。

 

水生昆虫の幼虫の餌には、釣り餌のアカムシ、ミルワームを用いている人が多くおられます。

 

しかし、それらには「昆虫用の成長抑止ホルモン」等を与えられている場合があります。

 

そのためタガメの幼虫が脱皮不全を起こす危険が高くなります。

 

そのため、よほどの緊急時でない限りは使用を避けましょう。

 

ただし、どんなに努力をしても脱皮不全を完全に防ぐことはできませんので、ある程度の割り切りも必要です。

 

2つ目は「餌の量」です。

 

上で説明のとおり、生まれる数も多いため、1匹ずつ飼育することはできません。

 

そのため共食いの危険がありますので、餌不足にならぬよう用心しなければなりません。

 

ですが、脱皮のたびにタガメは1匹ずつサイズが変わりますので、それに合わせて餌のサイズも変えましょう。

 

ちなみに餌の大きさは「タガメと同じほどのサイズ」を与えましょう。

 

少々大きい程度であれば問題ありません。

 

3つ目は「餌の感覚」です。

 

幼虫の場合は週に2日程度で良いと説明しましたが、幼虫の場合は毎日与えるようにしましょう。

 

常に観ていられないのであれば、朝と夜に与えておきます。

 

 

 

水の交換!

成虫と同じく綺麗な水質を維持する必要があります。

 

特に幼虫は「タールのようなフン」を排泄します。

 

水面が「フンから出た油膜」で覆われてしまうと、窒息死する危険があります。

 

そのため、基本は毎日水を入れ替えましょう。

 

なおこの時、成虫と同じく「温度差の激しい水を入れること」は厳禁です。

 

また、夏場も水温が30℃を超えることがないよう注意しましょう。

 

20〜25℃を維持すれば問題ありません。

 

 

 

ここまで「幼虫の飼育」について説明してきましたが、孵化した卵すべてが成虫になることはありません。

 

神経質にならないよう楽しんで飼育しましょう!

 

 

 

なぜタガメは卵を壊すの?!

説明のとおり、タガメは卵が孵化するまでの世話をオスがします。

 

メスが世話をすることはありません。

 

それどころか、自分以外のメスが産んだ「卵塊」を破壊してしまうことがあります。

 

その大きな理由は、「自分の子孫を残すため」です。

 

オスライオンは自分の子以外の子供ライオンを、すべて殺してしまうことがあります。

 

これは「メスライオンの発情を促す」ためですが、タガメの行動もそれと似ています。

 

卵を失ったタガメのオスは、自分の子孫をすべて失ってしまいます。

 

 

オスは再び交尾が必要になる

自分の子孫を失ったため、「オスのタガメ」は再び「メスのタガメ」と交尾をする必要があります。

 

その時、一番近くにいるメスのタガメが、卵塊を破壊したタガメです。

 

こうして「卵塊を破壊したメスのタガメ」は、「卵塊を壊されたオス」と交尾をすることができます。

 

そのようにして、同じ場所に新たな卵塊が出来上がります

 

これにより、「自分の遺伝子を後の世代につなぐ」目的が達成できたわけです。

 

これが卵塊を壊す理由です。

 

 

オスも黙ってはいないが…

もちろん、オスのタガメは黙って「卵塊が壊される」のを見ている訳ではなく、守るために戦います。

 

しかし、その戦いにオスが勝つことはほぼ100パーセントありません。

 

これはオスのタガメの「宿命」とも言えるかもしれません。

 

こうしてできた新たな卵塊を、オスは再び守り続けていきます。

 

このようにタガメは、『獅子の子落とし』とも言えるような行動を取る、唯一の昆虫と言えるのです。

 

 

 

タガメに天敵はいるのか?

このような「修羅の道」を歩むタガメの天敵には、どんな生き物がいるでしょうか。

 

まず基本的に「水中には敵はいない」と言っても過言ではありません。

 

小魚やカエルはタガメの餌となります。

 

そして自分より大きなものも餌としてしまいます。

 

上で紹介したとおりマムシすら餌として襲う例があるわけですから、当然とも言えるでしょう。

 

それでもあえて上げるとするならば、「タガメ」が天敵と言えます。

 

他のタガメの卵塊を破壊しますし、共食いも平気で行います。

 

だからこそ、一番の天敵は身内にいると言っても良いでしょう。

 

しかし、アメリカザリガニといった「外来種」には敵わないこともあるようです。

 

時には餌とし、時には餌とされることがあります。

 

しかし水中において、「一方的にタガメを餌とできる生き物」はいないと言われています。

 

 

水中以外には、いろいろ天敵が…

もちろん、水中から出ればタガメの天敵がいます。

 

サギなどの「鳥類」です。

 

特に「田んぼ」や「水辺」といった、『タガメの生息地』に近い場所の鳥類は天敵と言えます。

 

しかし最も天敵と言えるもの、それは「人間」でしょう。

 

タガメは農薬の使用が進むことによって一気に数が減少しました。

 

タガメの生息する環境が大きく変化し、影響を強く受けてしまったのです。

 

そして外来種が入ってきたのも人間のせいです。

 

人間が「タガメの天敵」をどんどん作り出しているのかも知れませんね。

 

 

 

タガメの捕食方法がスゴイ!

タガメは獲物を自ら取りに行くのではなく、獲物が目の前を通るのを待ち伏せします。

 

そして獲物が通りかかったところを見て、素早く「鎌状になった強力な前足」で抑え込みます。

 

タガメは肉食性の昆虫ですが、ムシャムシャと食らいつくわけではありません。

 

 

写真では見にくいですが、ストローのような口を相手に突き刺しています。

 

しかし「獲物の血」を吸っている訳ではありません。

 

タガメは「体外消化」という方法を取っています。

 

簡単に言えば、捕まえた獲物に「消化液」を注入し、その消化された部分を吸い取って食べています。

 

実際、タガメが食べた獲物は骨と皮膚だけしか残らないため、吸血のイメージとは少し違います。

 

イメージ的には、人間が「食材をそのまま食べるのではなく、調理する」のと似ています。

 

タガメは口に入れる前に「消化できる状態」にしているのです。

 

ちなみにタガメには「相手を麻痺させる毒」があり、まずはそれによって相手の動きを封じ込めています。

 

【消化液を流し込み吸引中】

 

 

もし人間が刺されたらどうなる?

消化液を注入されると、最悪の場合その部分が「壊死」してしまいます。

 

もしも刺されてしまった場合は、しっかりと毒抜きをしましょう。

 

それだけで最悪の事態は避けることができます。

 

しかし、大きく腫れ上がることは避けられません。

 

決して刺されないよう、捕まえる時・飼育するときも用心しましょう。

 

 

 

ゲンゴロウとの違いは?

 

ゲンゴロウもタガメと同じく、「絶滅に瀕している昆虫」の一つです。

 

パッと見た雰囲気は似ていますが、ゲンゴロウは

 

甲虫目 オサムシ上科

 

であり、タガメは

 

カメムシ目 コオイムシ科

 

に属しており、「日本最大のカメムシ」と言われています。

 

タガメの方がゲンゴロウより一回り大きく、

 

  • オス:45-65mm
  • メス:55-70mm

 

くらいの大きさです。(カブトムシくらいの大きさ)

 

 

その他、細かな違いについて

細かい違いとしては、

 

  • タガメは幼虫・成虫ともに生きたものを好むが、ゲンゴロウは幼虫は生きたもの、成虫は死んだもの・弱っているものを好む
  • タガメは身体が平たいが、ゲンゴロウはやや丸みを帯びている
  • タガメはあまり泳がないが、ゲンゴロウはスイスイ泳ぐ
  • タガメはサナギにならないが、ゲンゴロウはサナギになる

 

などが挙げられます。

 

ゲンゴロウについては、以下のページでもまとめています!

 

>>ゲンゴロウの種類は4000?幼虫、飼育と餌、タガメとの違い【まとめ】

 

 

 

 

さいごに!

タガメの生態や飼育方法、生息地について説明しました。

 

タガメを見つけることができないのは、それだけ自然が失われているということです。

 

「水中のギャング」と強そうな呼び名の裏に、「環境の変化」に敏感な弱さがあります。

 

私たちがしっかりとタガメを理解し、保護していきましょう。

 

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