「黒チャートは頭おかしい」と言われる理由とは?ネットの声集めてみた!
皆さん、「黒チャート」と呼ばれるものをご存じでしょうか?
数学の参考書の中でも、問題数が多く、範囲も広いため、受験生に人気があるのが「チャート式」。
その中でも、「超難問が多く、難関大学の入試にターゲットを合わせた演習書」が
黒チャート
です。
そんな「頭が良すぎる」黒チャートが、なぜか「頭がおかしい」と言われる理由や、ネット上の声を集めてみました。
- 目次 -
黒チャートは2つを指すもの
「黒チャート」とは、数学の学習教材の1つであり、数研出版から発売されています。
黒チャートには、「医学部入試数学」と「数学難問集100」という2つの種類が存在。
特に医学部入試を目指す人にとっては、黒チャートは非常に役立つ参考書として知られています。
なぜなら、全国の入試問題が掲載されているため、受験対象大学に合わせて対策を進めることができるからですね。
また、問題解答に必要な考え方を詳しく解説しているため、理解力や応用力を身につけることができるとされています。
黒チャート「医学部入試数学」ってどんなもの?
「医学部入試対策参考書の一つである『黒チャート』は、国公私立大学の入試問題を網羅しており、
- 大学別問題・解説編
- テーマ別問題・解説編
の二つの編から構成されています。
『大学別問題・解説編』
各大学の入試出題傾向を分析し、過去問題のセレクションも掲載されています。
各大学が出題した特徴的な問題を例題として取り上げ、解答の指針や解法を丁寧に説明し、合格するために必要な考え方を示しています。
『テーマ別問題・解説編』
各大学で頻出する出題テーマを詳しく解説しており、志望大学の出題傾向に沿った問題を練習することができます。
この編は、各テーマに関する豊富な問題を収録しており、自分の苦手分野を克服するための練習ができます。
もう一方の「数学難問集100」とは?
「数学難問集100」は、最新の入試に対応した数学の問題集。
問題は
- 入門の部
- 試練の部
に分かれており、基礎的な問題が55問、難解な問題が45問収録されています。
【結論】頭が良すぎる故の比喩でしかない
この後説明しますが、黒チャートは【難関大学向けの「赤チャート」】をも超える、超難関の問題集です。
それゆえ、解ける方は「頭が良すぎる」のですが、これを比喩するように
- 頭がヤバイ
- 頭がおかしい
と(良い意味で)言われています。
実際、googleで「黒チャート」と調べると「黒チャート 頭おかしい」と出てきますので、皆さん同じように感じているのかもしれませんね。
ちなみにネット上では以下の様な声がありました。
上記にある、このコメントが「答え」ですね。
黒チャートは本当に頭おかしい。
それ買う奴ら全国模試をソシャゲのランキングだと思ってる奴らだから…
「頭がおかしい」という言葉が、この世界においては最大限の誉め言葉なのかもしれませんね。
「けた違い・天才的・超人的・最高峰・一級品」など色んな言葉がありますが、「頭がおかしい」の方が一周回って頭がよく感じてきます。笑
黒チャートの難易度はずば抜けて高い…
「チャート式」問題集では、難易度が段階的に色分けされており、簡単なものから順に
- 白チャート
- 黄チャート
- 青チャート
- 赤チャート
となっております。
そしてその上に君臨するのが「黒チャート」であり、高校数学を完璧に理解している人向けの問題集と言われてはいます。
とは言え、「赤」も難関大(医学部・早慶・東大京大など) を受ける人向けとされており、それさえも完璧に理解していなければ、到底「黒チャート」はチンプンカンプン。
当たり前ですが、公式を暗記しているだけでは解けない問題が多く掲載されていますので、きちんと考えて問題を解く必要があります。
まとめ
「黒チャートは頭がおかしい」と言われる理由や、「黒チャートとは何のか?」を解説しました。
ひと言で言えば、極めて頭の良い人たちのことを「頭がおかしい」と言っているだけの話ですね。
なお、医療現場の人間から「医者は変わっている人が多い、頭がおかしい人が多い」という声をチラホラ聴いたことがある方もいらっしゃると思います。
つまり、本当の意味で「頭がおかしい」人もいることもお忘れなく…。